2019年7月にデビューした4代目となる新型タント。チルトステアリングやシートリフターまでオプション設定とするなど、とにかく「良品廉価」を徹底した軽スーパーハイトワゴンである。その思想を垣間見るのが、「エアコン吹出口のカラー設定」。
最近は、内装のアクセントに外装色を取り入れるモデルも少なくない。新型タントもその1台だ。でもカタログで組み合わせを見ると、エアコン吹き出し口(サイドレジスターベゼル)と収納まわりのカラーは基本、「グリーン」と「ネイビー」の2色だけなのだ。イエローやピンクの外装色でもグリーンしか選べない。なぜなのか。
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「じつはここ、一体成形なんです」とはタントのインパネ設計を担当したダイハツ工業車両開発本部の圓成寺 真子さん。「別体にすると、そのぶん部品点数や製造過程などのコストがかかります。お金をかけずに見栄えをよくするためにはどうすればいいか。良品廉価の価値に沿った工夫です」とのこと。成形時に複数の色を……と欲張ってしまうが、それはそれでお金がかかってしまうとのことだ。
ちなみに、冒頭のチルトステアリングの件。テレスコピック機構までは望まなくても、先代では全車標準のステアリングチルト機構までオプションとは……。価格を抑えたい意図はわかるけど? その点について、ダイハツ工業商品企画室の岩館明子さんに聞いた。
「新型タントの開発にあたり、まずは価格を設定しました。新たな機構を導入しながらも、価格は先代と同等に抑えたい。そこで、タントを選ぶお客様にとっての価値とは何かを再度検証し、標準装備に優先順位をつけました」
聞けばタントには、「このカタチ(スーパーハイトワゴン)でとにかく安いのはないの?」と、価格にシビアなユーザーが少なくないという。そこで、価格を抑えながら助手席ロングスライドなどを全車標準装備とすることが、より求められる価値。ドライビングポジション(の可動)は比較的運転者が限定されるモデルだけに、それほど重要ではないという判断のようだ。
徹底した良品廉価の思想の一端である。
〈文=編集部〉
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みんなのコメント
遊び心はユーザーやオプションに任せなさい。
おまけに今回のカラーはチープ以外の何者でもない。