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実直さがイイ! でも日本にない「タフ仕様」も熱望!? スバルSUV「フォレスター」がファミリーに支持される理由とは

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実直さがイイ! でも日本にない「タフ仕様」も熱望!? スバルSUV「フォレスター」がファミリーに支持される理由とは

■「フォレスター」のデザインはその実力が外観からも伝わってくる

 スバルのSUV「フォレスター」は、同社で最も量販される重要な世界戦略モデルです。1997年デビューの初代から26年が経過し、2018年に登場した現行型で5代目となります。
 
 基本性能の高さにこだわった実直な造りでファミリー層などから支持を集めていますが、一方でタフさを増した海外専用モデルの国内導入も大いに期待されています。

【画像】どっちが好み!? ワイルドな北米仕様のスバル「フォレスター」を写真で見る(47枚)

 現行フォレスターは、乗員すべてが楽しく空間を共有できるよう、取り回しのよさと室内の広さを両立したパッケージングや、SUVらしいたくましさと機能性の高さが感じられるデザインなどを備えます。

 さらに、クラストップレベルの衝突安全性能や危険回避性能なども従来型を上回るものとなっています。

 こうした実用性や安全性の高さを外観からも直感的に実感できる点は、5代目フォレスターの大きな特徴といえます。

 年々SUVブームが拡大していくなか、各社では差別化を図るべく、スタイリングのスポーティさや流麗さをウリにする車種なども増えていることから、こうしたトレンドの流れとは真逆と捉えるかもしれません。

 しかしこのフォレスターの実直さ、生真面目さは、むしろ日常での使い勝手も重要なファミリー層などには魅力的と感じられることでしょう。

 また背の高いSUVに不慣れな初心者やペーパードライバーにとっても、視界のよさや扱いやすさはプラスとなります。

 そんなフォレスターは、2021年に大規模なマイナーチェンジを実施。「新世代アイサイト」の搭載や足回りの改良に加え、スバルの新デザインコンセプト「BOLDER」思想を取り入れたフロントフェイスを採用しています。

 SUVらしいタフなイメージを高めたことで、アウトドアシーンでの見栄えもさらに向上しました。

 また、走りを極めた「STIスポーツ」グレードが2022年に追加されるなど、幅広いユーザーにマッチするラインナップを展開しています。

 一方、アウトドアテイストをさらに際立たせ、オフロード志向を強めた新シリーズのフォレスターが海外では販売されています。

 2021年9月に北米で発表されたフォレスター「Wilderness(ウィルダネス)」は、たくましさを増したスタイリングに加え、最低地上高をおよそ233mmまで高めた専用リフトアップサスペンションなどを備えたオフロード仕様となっています。

 見るからにワイルドな佇まいは、同クラスのライバル車ではあまり見られないほど本格的で、日本のフォレスターとは大きく異なる雰囲気に魅力を感じる人も少なくないはずです。

 スバルはフォレスター ウィルダネスについて「北米専用車」と説明しており、いまのところ国内導入の動きはないとされています。

 ただし、よりワイルドなフォレスターを求める日本のユーザーに対しても、ただ手をこまねいている訳ではないようです。

 フォレスター ウィルダネスに採用される北米専用ボディカラー「ガイザーブルー」を取り入れたり、グリルやホイールなどディテールのブラック加飾でタフさを増した特別仕様車「XT-EDITION」を、2022年12月に追加設定しているのです。

 さすがにフォレスター ウィルダネスほどのゴツさはありませんが、XT-EDITIONをベースに好みのワイルドなカスタマイズを施してみるのも良いかもしれません。

※ ※ ※

 5代目フォレスターを支えるプラットフォームには、新開発の「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」を採用。全車がAWD(四輪駆動)で、ドライバーの意志に忠実なハンドリングや快適な乗り心地を目指し開発したとスバルでは説明しています。

 パワートレインは、2リッター水平対向4気筒ガソリン直噴エンジンとモーターを組み合わせた「e-BOXER(イーボクサー)」をメインにラインナップ。

 2018年のデビュー当初は2.5リッター仕様もありましたが、国内ではのちにe-BOXERへ統合される一方、新開発の高性能な1.8リッター直噴ターボエンジン車も2020年に追加されています。

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みんなのコメント

6件
  • スバルの車は好きなんだが、いかんせん燃費が悪過ぎる。イメージだけかと思っていたが、本当にそうだった。
  • 北米だけ?日本でもラインナップに加えないとまたアメリカだけのメーカーとか嫌味言われるぞ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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