ついに日産の新しいモデル群の投入が加速する。
日産は2020年5月28日、オンライン上で2019年度決算/事業構造改革計画発表記者会見を開催。会見では内田誠社長兼CEO自らが、今後の“新生日産”のプランを発表していった。
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日産が日本市場強化を明言! 毎年新車を導入する方針
日本市場に関しては「ホームマーケットの強化」を打ち出した(資料スクリーンショットより)
新型モデル投入に関しても、各国の市場ごとに、多くの発言があり、多くのことが明らかになった。
「今後18ヵ月の間に12の新型車を投入する」とされた計画のなかでも、特に印象に残ったのは、ホームマーケットである日本市場の再強化が打ち出された点。
プレゼンテーション資料では、「電動化を強力に推進し、毎年新車を導入」することが明記され、これにより、車齢も平均4年以下と大幅に若返ることになる。
内田社長は「1990年以降、グローバル投資を優先し、国内の新モデルや新技術の投入に空白期間が生まれ、長年御愛好いただいてるお客様の期待に沿えない結果となった」としたうえで次のように発言。
「2023年度末までには、新たに電気自動車2車種とe-POWER搭載車両4車種を追加し、ラインナップを拡充する」
これは、大きな期待が持てそうだ。
新型アリアの7月投入決定&新型エクストレイルの年内投入にも期待感
東京モーターショーで公開されたアリアコンセプト
なかでも大きなトピックは、まず「7月にはクロスオーバーEVの新型アリアを発表します」と内田社長がコメントしたことだろう。
日産は電気自動車のSUV「アリアコンセプト」を、2019年の東京モーターショーに初出展。会場では市販化を予定していることが明らかになったが、いよいよ市販モデルが、日本市場でも順次投入されることになる。
そして、もう一つの目玉は、日産の屋台骨でもある新型エクストレイルについて。
内田社長は「来月中旬には米国で最も売れている日産車のローグを一新します」と語り、新型ローグが6月中旬に米国でデビューすることが明らかになった。
新型ローグ(エクストレイル)のデザインも明かされた(資料スクリーンショットより)
「ローグ」は、日本でお馴染みのエクストレイルの北米における車名。つまり新型エクストレイルと同じモデルが、すでに北米で発売秒読みになっているということだ。
驚いたことに、会見で使われたプレゼンテーション資料には新型ローグのフロントマスクもチラリと映されていた。それが、冒頭メイン写真のものだ。
これを見ると、従来のエクストレイルとは異なり、より武骨でSUVらしいフォルムを纏ったデザインに新型が一新されることも見て取れる。
日本投入の時期は明らかにされなかったが、米国で6月にデビューすることを考えれば、日本国内で年内までに投入される可能性は一層高まったともいえるだろう。
ここに先述の「e-POWER搭載車両4車種を追加し、ラインナップを拡充する」という発言を考慮すれば、新型エクストレイルはe-POWERを搭載してデビューする可能性が極めて高い。
日本で6月発売のキックスは全車e-POWER搭載
6月の日本導入が決まった新型キックス
また、会見で内田社長は「6月には新型キックスが国内でデビューします。キックスに全車e-POWERを搭載し、ノートやセレナで人気のe-POWERラインナップを強化して、さらなる攻勢をかけていきます」ともコメント。
かねてから登場が確実視されていた小型SUVのキックスは、国内での6月投入が初めて正式にアナウンスされたほか、全車e-POWERを搭載することも明らかになった。
この他のラインナップに関しても、電動化の推進として、日本国内に軽EVを投入することもわかり、2023年度までに投入される「電気自動車2車種」はアリアと軽EVであることが確実となった。
一方、「e-POWER搭載車両4車種」についてはキックス以外未確定ながら、新型エクストレイルを皮切りに、新型ノートなどにも搭載されていくことになるだろう。
会見の最後に“ちょっとしたサプライズ”としてAからZまで日産の車名のイニシャルとその新型モデルを示唆する動画が流された。
そこには、明らかに現在の姿とは異なるフェアレディZの姿も収められていた。
日産の“風向き”は、少し変わってきたようだ。
ホームマーケットである日本のユーザーに応える新星日産。その答えは商品である“クルマ”が出してくれるはずだ。
新しいフェアレディZの存在も示唆(プレゼン動画よりスクリーンショット)
写真:NISSAN、編集部
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みんなのコメント
メーカー自体は好きなのでこれからもずっとこれ着くのかとおもうと残念でしかないので。