日本古来から採用される白銀比「1:1.4」を デザインメイクに取り入れたボディキット
「カーリラックス」は、大阪府にあるクラウン専門のショップ。 カスタム車両の販売のみならず、『ヴァカンス』というブランドでエアロパーツや車高調整式サスペンションといった専用パーツもラインアップしており、ユーザーの要望にしっかり対応できる体勢を整えている。しかし、「ドレスアップに携わる以上、自分発信の提案もしたい」と、代表の久保サンは考えていた。
「18系クラウン」をアグレッシブに仕上げる『純VIP GT』
そして誕生したのがグラマラスなボディを纏ったトヨタ・クラウン。デザインコンセプトは、未来のクラウン。ベース車の足りない部分を付け加える一般的なエアロとはまるで違う。 ワイドキットと謳っているが、フェンダーだけでなく前後バンパーやグリル、ドアパネルまでをラインアップ。構想から2年。雰囲気をガラリと変えた210系クラウン、衝撃の姿がコレだ。
ボディキットの名は『スキャンダル1・14』。 “スキャンダル”という言葉は本来、不祥事とか不正事件のこと。負のイメージの言葉だが、衝撃を与えるという意味ではふさわしいネーミングなのかもしれない。 斬新極まりない姿に変貌させつつも、イメージしたのは未来のクラウン。違和感を抑えつつ、美術や建築などで採用する手法を取り入れた。
「例えばA4とかA3とかの紙やノート。また意外なところでは法隆寺とか大仏様とか。これらは縦横の比率が1:1.4なんだそうです。それを白銀比と言って、特に日本人が気持ち良いと感じる大きさなんです。例えばダクト形状やフェンダーパネルのサイズに用いることで、バランスの良い長さやカタチに設計。名前の”1・14″には、そういった意味を込めました」とカーリラックス代表の久保氏は語る。 バランスを磨いた結果、ヘッドライトはフェンダーに合わせて取り付け位置をアウター側へ。その上で、ロングノーズ化したボンネットにより、前方向にも移動させた。
フロントはバンパー、グリル、ダクト、ボンネットで構成。これらも白銀比を意識してバランス良く設計されている。 フロントグリルは、レクサス純正のスピンドルを採用。写真はプロトタイプだが、エンブレムも専用を製作予定だ。
フロントバンパーの左右開口部に備わるカーボン製のダクト。 バンパーとは別体式となり、エッヂーかつ近未来的な雰囲気に。
ボンネットは純正ラインを踏襲しつつ、前方向に延長。 フロントグリルにかかるように造形し、バッドフェイスを描く。
フロントフェンダーはメインパネルに加え、バンパーサイドと、ダクトを構成するカーボンパネルの3ピース。 出幅は片側で約150mmほど。このワイドフォルムをリヤ方向へ自然に繋げ、マクラーレンやアウディR8のようなスポーティ感を発揮する。
ドアミラーはレス化して近未来的に。代わりにドアパネル上部へサイドカメラを内蔵し、車内のモニターで確認できるようにした。
幅広のサイドステップにも躍動的なラインを描いて空力を感じさせる造形に。
リヤフェンダーも3点構成。 アール形状のためサイドビューに疾走感をもたらすドアパネルにもこだわった。バンパーサイドのパネルはボディと隙間を開け、ワイドタイヤをアピール。剥き出しのコネクションロッドもスパルタンなムードを後押しする。
リヤバンパーに内蔵したダクトのような箱も、コネクションロッドで後付け。 マーカーとアンダーディフューザーとのマッチングで、まるで戦闘機のようなリヤビューに。
『スキャンダル1・14』のボディキットは、パーツ単体ではなく、コンプリートカーとして販売される予定。
気になる価格は、現在最終調整中とのことだが、パーツ代と工賃を合わせて200万~250万円を予定。決して安くはないし、やるには相当な気合いを要するが、その衝撃度は価格以上なのは間違いなしだ。
VACANCES・SCANDAL 1.14
カーリラックス TEL072-743-3700 http://car-relax.com
(レポート:VIPスタイル編集部)
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