現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ新型「プリウス」ついに登場! “充電仕様”はひとつのグレードに? PHEVの気になる内容とは

ここから本文です

トヨタ新型「プリウス」ついに登場! “充電仕様”はひとつのグレードに? PHEVの気になる内容とは

掲載 5
トヨタ新型「プリウス」ついに登場! “充電仕様”はひとつのグレードに? PHEVの気になる内容とは

■新型「プリウス」登場 PHEVモデルは単体で登場しない?

 トヨタは新型「プリウス」を2022年11月16日に世界初公開。そのなかで、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルが新型プリウス内の一仕様として設定されています。
 
 これまではPHEVモデルは別車種としてラインナップに展開されてきましたが、今回の新型プリウスの登場によりハイブリッドとPHEVモデル(プリウスPHV)が事実上統合された形になります。

【画像】ついに登場! スポーティになった新型プリウスがイケてる! 画像でスタイリングをチェック(35枚)

 プリウスのPHEV車は2011年に初代の受注が開始されました。当時現行型であった3代目プリウスをベースに、家庭用電源からの充電を可能とし、大容量のリチウムイオン電池を装備することで、電気のみの走行距離を伸ばし、本格的なEV走行を可能としたモデルです。

 この初代プリウスPHEVはベースのハイブリッドモデルのプリウスとは“別枠”で用意され、独立したモデルとなっていました。

 4代目プリウスの登場にともない、2017年にはPHEVモデルも2代目へとモデルチェンジ。

 この2代目ではフロントの4眼LEDヘッドライトや大型アクリルグリル、リアの波状断面のウィンドウの採用など、ハイブリッドモデルのプリウスとは異なったオリジナルデザインとなり、完全に別の車種のようになりました。

 このように、プリウスとプリウスPHVは分けられ、ラインナップ一覧にも両方のモデルが掲載されるなど、別のクルマ扱いとなっています。

 そんななか、2022年11月16日にプリウスでは7年ぶりとなるモデルチェンジを迎え、5代目が登場しました。

「Hybrid Reborn」をコンセプトに誕生した新型プリウスは「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を併せ持ったエモーショナルなものへと進化。愛車として長く愛用できるクルマを目指したといいます。

 これまでの流れでいくと、PHEVはハイブリッドモデルから遅れて単体で登場することが予想できますが、5代目ではPHEV車がひとつのグレードとして設定されるのです。

 新型プリウスPHEV車は、従来型を大幅に上回る加速性能と静粛性を実現し、プリウスの最上級ユニットとして動力性能を高めたといいます。

 パワートレインはトヨタ初となる2リッターの高効率ダイナミックフォースエンジンと高出力の駆動用リチウムイオンバッテリーを組み合わせ、システム最大で223馬力を発揮。0-100km/h加速は6.7秒をマークします。

 EV時の航続可能距離は従来型と比べ50%以上延長し、日常生活の大部分をEV走行だけでカバーできるようにバッテリー性能を向上させました。

 従来ラゲッジにあったバッテリーはリアシートの下部に搭載することで、低重心化とラゲッジスペースの拡大もはかっています。

 また、車両充電中にパワースイッチをオンにすると、充電中の電力を使用しエアコンやオーディオを使用できるマイルームモードを設定し、車内を自分の部屋のように過ごせる機能が搭載され、年間1250km分の電力を発電する太陽光パネルも設定されます。

 プリウスPHEVグレードは、2023年春頃の発売を予定しています。

※ ※ ※

 今回のようなハイブリッドとPHEVモデルの統合は、SUVの「RAV4」が2022年9月の改良時に独立モデルだったプラグインハイブリッド車「RAV4 PHV」が統合され、RAV4の一ラインナップとなった経緯がありました。

こんな記事も読まれています

『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
AUTOSPORT web
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
VAGUE
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
WEB CARTOP
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
Auto Messe Web
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
レスポンス
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
AUTOCAR JAPAN
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
AUTOCAR JAPAN
4連覇を決めたフェルスタッペン「苦しいシーズンの中で多くのことを学んだ。だからこそ特別だし、誇らしい」
4連覇を決めたフェルスタッペン「苦しいシーズンの中で多くのことを学んだ。だからこそ特別だし、誇らしい」
AUTOSPORT web
【ポイントランキング】2024年F1第22戦ラスベガスGP終了時点
【ポイントランキング】2024年F1第22戦ラスベガスGP終了時点
AUTOSPORT web
カワサキ新型「レトロスポーツモデル」に反響多数!「古き佳き」スタイリングが“現代”に刺さる!? 玄人も注目する“バイクらしさ”を味わえる「W230」とは?
カワサキ新型「レトロスポーツモデル」に反響多数!「古き佳き」スタイリングが“現代”に刺さる!? 玄人も注目する“バイクらしさ”を味わえる「W230」とは?
くるまのニュース
「ジャガー」のブランドロゴが大胆に変更! 英国の名門ブランドはどこに向かう? まもなく登場する“新たなコンセプトカー”とは
「ジャガー」のブランドロゴが大胆に変更! 英国の名門ブランドはどこに向かう? まもなく登場する“新たなコンセプトカー”とは
VAGUE
村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
WEB CARTOP
本物の贅沢──新型ロールス・ロイス ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズII試乗記
本物の贅沢──新型ロールス・ロイス ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズII試乗記
GQ JAPAN
道東道直結の“新道”がついに完成! 高速道路開通と同時に国道「8.8kmバイパス」の残り区間が拡幅
道東道直結の“新道”がついに完成! 高速道路開通と同時に国道「8.8kmバイパス」の残り区間が拡幅
乗りものニュース
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…交換する意義を考える!
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…交換する意義を考える!
レスポンス
【F1分析】速いチームがコロコロ変わる。実に難解だったラスベガスGP。鍵はもちろん”タイヤの使い方”だけど……
【F1分析】速いチームがコロコロ変わる。実に難解だったラスベガスGP。鍵はもちろん”タイヤの使い方”だけど……
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

5件
  • 近未来的なデザイン。走るしランニングコスパ高いとか、すき好みは別として大衆車として街中をプリウスが走ってるのを想像すると日本ってイケてる国だと錯覚してしまいそう。
  • マイルームモード

    家庭で居場所のないお父さんにピッタリ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0789.0万円

中古車を検索
プリウスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0789.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村