現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ「小さな高級車」に反響多数! 「センチュリー」並みの“匠仕上げ”ボディに「旧車デザイン」採用! 斬新ドアがスゴい「オリジン」今でも話題に

ここから本文です

トヨタ「小さな高級車」に反響多数! 「センチュリー」並みの“匠仕上げ”ボディに「旧車デザイン」採用! 斬新ドアがスゴい「オリジン」今でも話題に

掲載 8
トヨタ「小さな高級車」に反響多数! 「センチュリー」並みの“匠仕上げ”ボディに「旧車デザイン」採用! 斬新ドアがスゴい「オリジン」今でも話題に

■中身は当時最新 「匠のこだわり」詰まった1台

 レトロ風なカスタムを施されたクルマに人気が集まるなか、2000年にトヨタが販売した「オリジン」はその先駆けともいえる存在です。
 
 そのオリジンについて、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

【画像】超カッコイイ! これがトヨタの「小さな最高級車」です!(16枚)

 商用バンの定番であるトヨタ「ハイエース」や、本格四輪駆動車「ランドクルーザー」などをベースに、グリルやバンパー、ヘッドライトなどを変更して旧モデルのようなスタイリングにするカスタムが流行しています。

 実際に、一部のカスタムショップなどではこうしたカスタムを施した中古車や新車が販売され、人と被らないクラシックなスタイルを手軽に購入できるとあって人気です。

 特に新型車をベースにしたコンプリートカーでは、最新の先進機能や高い安全性能はそのままにクラシックなデザインを実現でき、非常に魅力的な存在といえます。

 一部のメーカーでは、こうしたカスタムを純正の特別仕様車などとして設定することもあり、現在ではそういった選択肢は非常に豊富になってきました。

 一方で、このようなモデルの多くはフロントやリアの一部を変更した程度であり、ボディサイドなどを見ると、ベース車の雰囲気が色濃く残っていることもあります。

 しかし、トヨタ オリジンは全く違いました。

 オリジンは、トヨタの「自動車生産累計1億台達成記念車」として2000年に登場した4ドアセダン。同時期に販売されていた高級コンパクトセダン「プログレ」をベースとしています。

 外観は1955年デビューの初代「クラウン」をモチーフにし、丸目2灯ライトや独特のフロントグリルを採用したほか、丸みを帯びたルーフや曲線リアウインドウ、リアクオータ部からテールにかけての「テールフィン」など、見事に初代クラウンを再現。

 さらに、リアドアはいわゆる観音開きドアとなっており、もはやプログレの面影はありませんでした。

 また、生産方式にも非常にこだわりを持っており、トヨタの最上級モデルかつ日本における最高級車として位置する「センチュリー」の生産担当スタッフから厳選。センチュリーは手作業による工程も多いのですが、このオリジンも同様に“匠仕上げ”となっていたのです。

 インテリアはエクステリアとは違い、プログレの雰囲気は大きく残っているものの、異なるデザインの本革シートや、レザーセンターコンソール、厳選された本木目素材を採用するなど、凝ったつくりとなっています。

 パワートレインはプログレと全くの同一で、最高出力215psをマークする3リッター直列6気筒DOHCエンジン「2JZ-GE」を搭載。

 もちろん、ABSやトラクションコントロール、ブレーキアシスト、レーダークルーズコントロールなど、2000年当時の最新の機構を採用していました。

 トヨタ車1億台という記念すべき節目で登場したプログレは、その強いこだわりやハンドクラフトによる製造などによって新車販売価格は700万円に設定。

 ちなみに、当時のクラウンの中核グレード「ロイヤルサルーン」は378万円、ベースとなったプログレの同等グレード「NC300 ウォールナットパッケージ」が365万円であり、どれほどまで丹精込められたかをうかがい知ることができます。

 1000台限定で販売され、今での中古車市場では希少車として価値の高い状態を維持しています。

 登場から24年が経過した今でも、プログレの信頼性や丁寧なつくり込みがなされたことなどから、近年でも走行している姿が多く見かけられています。

 SNSなどには「先日オリジンを見かけました」「近所で見かけるけど、そこまでレアだとは知らなかった」など、目撃情報が投稿されていました。

 一方で「なかなか見かけないな」「動いているオリジンは初めて見た」など、見かける機会の少なさを報告する声もあります。

 また「観音開きドアはインパクトあるな」「欲しいなと思うけど、子どもや高齢者がいるから観音開きドアはやめておこうかな」など、オリジンの特徴である観音開きドアに対するコメントも見られました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

メルセデスAMGの「ワンマン・ワンエンジン」の職人にインタビュー「世界中のオーナーからSNSを通じてメッセージが届きます」【みどり独乙通信】
メルセデスAMGの「ワンマン・ワンエンジン」の職人にインタビュー「世界中のオーナーからSNSを通じてメッセージが届きます」【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
ゴルフVIIよりも「上」? フルSKYACTIV搭載 マツダ3代目アクセラ 発売前試乗プレイバック【10年前の再録記事プレイバック】
ゴルフVIIよりも「上」? フルSKYACTIV搭載 マツダ3代目アクセラ 発売前試乗プレイバック【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
WEC、ELMSで活躍する木村武史が2024年も盛大にクリスマスパーティを開催
WEC、ELMSで活躍する木村武史が2024年も盛大にクリスマスパーティを開催
AUTOSPORT web
高密度バッテリーで690km? 改良版 BMW iX 試作車へ試乗 マックス・モードも 実力更に上昇
高密度バッテリーで690km? 改良版 BMW iX 試作車へ試乗 マックス・モードも 実力更に上昇
AUTOCAR JAPAN
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 後編
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 後編
AUTOCAR JAPAN
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 前編
知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 前編
AUTOCAR JAPAN
20代現役デザイナーが選んだ「アルフェッタGT1.8」は伊藤忠モノ! 4~5年探してやっとの思いで購入したアルファ ロメオとは
20代現役デザイナーが選んだ「アルフェッタGT1.8」は伊藤忠モノ! 4~5年探してやっとの思いで購入したアルファ ロメオとは
Auto Messe Web
基本メンテナンスで100年間! HEツーリッター・スポーツ(2) 1924年を感じさせない製造品質
基本メンテナンスで100年間! HEツーリッター・スポーツ(2) 1924年を感じさせない製造品質
AUTOCAR JAPAN
ブガッティとベントレーの愛のない結婚? HEツーリッター・スポーツ(1) 100年前に5年保証!
ブガッティとベントレーの愛のない結婚? HEツーリッター・スポーツ(1) 100年前に5年保証!
AUTOCAR JAPAN
美と走りの頂点へ! 一部改良で進化したレクサス「LC」がラグジュアリーの新たな幕を開ける
美と走りの頂点へ! 一部改良で進化したレクサス「LC」がラグジュアリーの新たな幕を開ける
VAGUE
ほぼ新車な「“クラシック”ディフェンダー」がスゴイ! V8搭載&超豪華内装化も可能!? TWISTED JAPANの「ハイパフォーマンスモデル」とは
ほぼ新車な「“クラシック”ディフェンダー」がスゴイ! V8搭載&超豪華内装化も可能!? TWISTED JAPANの「ハイパフォーマンスモデル」とは
くるまのニュース
冬のツーリングこそ楽しい! バイク界の“高級サルーン” 快適装備満載の人気「バガー」3選
冬のツーリングこそ楽しい! バイク界の“高級サルーン” 快適装備満載の人気「バガー」3選
VAGUE
名機・A型エンジン搭載の歴代『サニー』が集結…オールサニーズ・ミーティング
名機・A型エンジン搭載の歴代『サニー』が集結…オールサニーズ・ミーティング
レスポンス
2024年問題で高速の景色が変わった! トラックドライバーの労働時間を縛る愚策がもたらした結果
2024年問題で高速の景色が変わった! トラックドライバーの労働時間を縛る愚策がもたらした結果
WEB CARTOP
[15秒でニュース]ラムが初のBEVトラックの発売を延期…PHEVを優先展開
[15秒でニュース]ラムが初のBEVトラックの発売を延期…PHEVを優先展開
レスポンス
「ここ有料道路だったの!?」がやけに多い“千葉県”なぜ? 今やフツーに使ってる“実は神ルート”な道たち
「ここ有料道路だったの!?」がやけに多い“千葉県”なぜ? 今やフツーに使ってる“実は神ルート”な道たち
乗りものニュース
約213万円! 旧車デザインの「バモス“カスタム”」実車展示! 角目の“アメ車“顔が超カッコイイ「ホンダ製“軽バン”」登場
約213万円! 旧車デザインの「バモス“カスタム”」実車展示! 角目の“アメ車“顔が超カッコイイ「ホンダ製“軽バン”」登場
くるまのニュース
スバル「BRZ」の限定車「STIスポーツパープルエディション」実車初公開へ! 東京オートサロン2025では“さらなるサプライズ発表”も!?
スバル「BRZ」の限定車「STIスポーツパープルエディション」実車初公開へ! 東京オートサロン2025では“さらなるサプライズ発表”も!?
VAGUE

みんなのコメント

8件
  • zab********
    その昔…「21世紀の未来!はバラ色!」と幼少時の「未来予想図の絵本」に憧れていましたけど…
    今は「昔は良かった…」と逆に懐古的な傾向が強い強い!! 思ったほど21世紀は「バラ色の未来」ではなかったわけで……中身は「最新」外観は「古き良き時代」のモノがクルマだけでなく…全てのモノに求められているような……少なくとも80年代のクルマが現代の技術で蘇れば…不振続きの自動車販売も盛り上がりそうですね♫
     その証拠がミツオカの「ロック★スター」であり「古いシボレー風」のBuddyなんだろうな……今のクルマは何処のメーカーのクルマも「クソつまらない」デザインばっかり…そりゃあ旧車が人気出るわけね…
  • 大接戦ドゴーン
    毎度毎度 反響多数と言われても。定義を伺いたい。
    しかしこのチルトナビはよく壊れた。アルテッツァしかり。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

700.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

200.01579.0万円

中古車を検索
オリジンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

700.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

200.01579.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村