これまでもベストカーWebでお伝えしてきたレヴォーグのクロスオーバーモデル、レヴォーグレイバック。2023年9月から全国のスバルディーラーで先行受注を開始することが明らかになった。最新情報をお届けしよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、ベストカー編集部、スバル
スバル新型SUV「レヴォーグレイバック」爆誕! いよいよ9月から先行受注開始!!
■8月下旬にはセールスマン研修をスタート
SUVテイストが色濃くなったエクステリアデザインとなる新型クロスオーバーSUV、レヴォーグレイバックは9月からディーラーでの先行受注が始まる!(※ベストカー編集部製作の予想CG)
すでに着々と今秋のジャパンモビリティショーでのレヴォーグレイバックお披露目に向けてスケジュールが進められており、今月中旬から下旬にかけて全国のスバルディーラーセールスマン向けの研修も行われる予定だ。
現行型2代目レヴォーグは2020年10月にFMCを受けて登場し、当初は1.8LターボのCB18型のみのラインナップだったが、翌2021年にWRX S4のデビューと合わせて2.4LターボのFA24型をラインナップに加えていた。
レヴォーグレイバックはスバル恒例の年次改良、つまり「アプライドD型」に進化する2023年秋の大幅改良でこのSUVモデルを追加することになる。そして、その車名に2022年1月に出願して商標登録されていた「LAYBACK」(レイバック)がサブネームとしてつくことになる。
パワートレーンは現在のレヴォーグに設定されている1.8Lターボが最初に採用される可能性が高い。SUVらしくベースのレヴォーグの最低地上高145mmから20mmほどアップさせてくる見込み。2.4Lターボについては2024年以降の追加設定となる可能性が高そうだ。
クロストレックに初採用された広角単眼カメラ付きの新世代アイサイト。このカメラが搭載されたレイバックにも進化版アイサイトXを搭載
先進安全装備ではハンズフリーまでサポートするアイサイトXを装備しているレヴォーグだったが、従来までのステレオカメラに加えてクロストレックとインプレッサに採用された広角単眼カメラを追加してその機能をアップ。すでに一部改良で三眼カメラ採用を発表しているレガシィアウトバックに次いでの採用となる。
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■クロスオーバーSUVらしいエクステリアで登場!
テスト車両の目撃情報からもSUVらしいパーツが施されているのが確認されているようだ(※ベストカー編集部製作の予想CG)
すでにレヴォーグレイバックはテスト車両の目撃情報が相次いでおり、擬装が施された状態でも現行型レヴォーグにはないデザインのアルミホイールや前後フェンダーに装着されているブラックのクラッディングなども確認されている。
レヴォーグレイバックは、スバルSUVのフラッグシップであるレガシィアウトバックと中核SUVのフォレスターとの間を埋める存在として登場することになる。そもそも、レヴォーグにクロスオーバーモデルを追加するきっかけとなったのは何だったのか。
スバルはSUVラインナップを強化しており、2018年7月に発表されている同社の中期経営計画「STEP」でも触れられている。具体的には2018年から2025年にかけてSUVモデルのラインナップ強化とバリエーションの充実が掲げられていた。
そして今回、その一環として追加されるのがレヴォーグのクロスオーバーSUVとなるレヴォーグレイバックとなる。
■スバルSUV群ラゲッジ容量問題の解決策がレイバック
SUVニューモデルのベースとして白羽の矢が立ったステーションワゴンのレヴォーグ
スバルの現行SUVラインナップはフラッグシップのレガシィアウトバックを皮切りに、フォレスター、クロストレック、そしてライズのOEMモデルとなるレックスで形成される。
スバルSUV群で問題となっていたのは、実はラゲッジの容量だった。グローバルで売れ筋モデルとなっているフォレスターのラゲッジ容量はVDA方式で509~520L。もちろん、ミドルサイズSUVとして過不足はないものの、若干余裕がないことをユーザーから指摘されていた。
これに対し、フラッグシップモデルのレガシィアウトバックは559L、ステーションワゴンのレヴォーグは561Lを確保している。このラゲッジ容量の違いが今回のレヴォーグレイバック誕生につながったとみられる。
サイズを見ると、レガシィアウトバックは全長4870×全幅1875×全高1670~1675mm、ホイールベース2745mm。フォレスターは全長4640×全幅1815×全高1715mm、レヴォーグは全長4755×全幅1795×全高1500mm、ホイールベースはいずれも2670mm。
■2023年10月25日のジャパンモビリティショーでワールドプレミア!
スバルSUVのフラッグシップモデル、レガシィアウトバック(改良前モデル)。最低地上高は213mm
最低地上高はレガシィアウトバックが213mm、フォレスターが220mm、クロストレックは200mm。レヴォーグは最低地上高が145mmのため、この最低地上高をかさ上げし、レヴォーグレイバックは165mmに。悪路走破性を向上し、なおかつステーションワゴンとしてのラゲッジ容量を兼ね備えたモデルとなる。
レヴォーグレイバックのスバルSUVのラインナップ中の位置づけは、全長を除いてボディサイズ的にはレガシィアウトバックとフォレスターの中間といった感じになる。
最後にレヴォーグレイバックの価格だが、レヴォーグの1.8Lターボが310万2000~414万7000円、レガシィアウトバックが414万7000~429万円(一部改良前モデル)となっていることから、300万円台後半~400万円くらいだと予想。
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