現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > やっぱりトヨタは頑丈で壊れない! アメリカの走行距離40万km到達の可能性がある車種ランキングでTOP5をトヨタが独占していた

ここから本文です

やっぱりトヨタは頑丈で壊れない! アメリカの走行距離40万km到達の可能性がある車種ランキングでTOP5をトヨタが独占していた

掲載 更新 41
やっぱりトヨタは頑丈で壊れない! アメリカの走行距離40万km到達の可能性がある車種ランキングでTOP5をトヨタが独占していた

 この記事をまとめると

■アメリカで約40万kmを走破するほど頑丈なクルマのトップ5をトヨタが独占した

ODDメーターに距離が出てるのに「不明」って怪しさ満点! 中古車の「走行距離不明」の原因とは?

■トヨタのピックアップトラックとSUVが上位にランクインしている

■ホンダは6位に日産も18位にランクインしている

 壊れないから40万kmを走破できる

 予想どおりといってしまえば身も蓋もありませんが「アメリカで発表された25万マイル(約40万km)に到達する可能性があるクルマのトップ5をトヨタが独占」というニュース、さほど意外性はないのかと。むろん、タンドラやタコマといったヘビーデューティなモデルばかりですが、国内を走っている軽自動車だって20万km走破が珍しくない世の中ですからね。むしろ、頑丈なことこの上ないと思われたアメリカ製ピックアップトラックがトップ10に2台しか入らなかったことのほうが驚きです。

 この調査を行ったのはアメリカの消費者向けクルマ情報サイト「iSeeCars」これまでにも「アメリカでもっともアメリカ車を買っている州はどこ?」とか「アメリカで人気のボディカラー」あるいは「1万5000ドル未満で最高の中古車」など、なかなか魅力的なデータを提供してきました。彼らは全米で4億台以上ものクルマを調べ上げるだけでなく、ユーザーやディーラーから寄せられた情報をもとに、ごく中立的な報告をすることでも定評があります。

 そんな彼らが2013年から発表し続けているのが上述の「25万マイルに達する可能性が高いクルマ30台」というわけです。この「可能性」というのは、各車の平均走行距離に基づいた独自のアルゴリズム、しきい値でもって導かれたものだそう。

 で、1位に輝いたタンドラが36.6%の確率を誇り、2位セコイア(36.4%)3位4ランナー(26.8%:ハイラックスサーフ系のアメリカ専用モデル)4位タコマ(26.7%)、そして5位が国内ではクルーガーとして知られたモデルのアメリカ版、ハイランダーハイブリッドで25.9%と、見事なまでにトヨタ製トラックやSUVが独占状態! これ、トヨタユーザーなら「ウチも40万km目指しちゃおうかな」とホクホクしているかもしれません。

 こうした結果に対し、主任研究員は「今日の自動車の寿命は、すべての自動車メーカーでエンジニアリングと製造品質が向上していることを反映しています」と、わかりきったことしかいってません。が、やっぱりトヨタの設計思想や品質管理を称えるべきで、また同社が環境劣悪なエリア(アフリカの海岸や中東の砂漠など)から得たデータをしっかり製品にフィードバックしている証左でもあるかと。

 新車は高くなったがそのぶん耐久性も上がっている

 なお、6位から10位を順にお知らせすると、ホンダ・リッジライン(25.8%:ミドルクラスのスポーツユーティリティトラック)、シボレー・サバーバン(22.0%)、トヨタ・アバロン(22.0%)、レクサスGX(20.7%)、シボレー・シルバラード1500(18.8%)と、ここでもトヨタ&レクサス強しといった印象。しかも、アバロンはSUVやトラックみたいな頑丈マシンでなくセダンですから、これまた驚きのデータといえるでしょう。

 ちなみに、ホンダがランクインしたことで、「アメリカ日産、どうなった?」とお考えの方もいるでしょう。こちらは18位にタイタン(14.8%:フルサイズピックアップ)、24位パスファインダー(13%)、26位アルマダ(12.6%)といったリザルト。

 上位に比べると可能性が2割程度下がってはいるものの、少なくとも40万km走破しているサンプルがあるわけですから肩を落とす必要はありません。

 また、わかりきった結果をもうひとつ付け加えると、「メーカー別25万マイル以上を持続する可能性」というデータで、当然トヨタが1位で17%となり、全メーカー平均の2倍というデータだそうです。2位はホンダ、3位がラム、4位GMC、5位シボレーで、6位にはレクサスという、これまたあっぱれトヨタ的な結果となっています。

 ラムやGMCはスタン・ハンセン的な大男がワイルドに乗りつぶす印象ですが、なるほど頑丈にできているのでしょう。大雑把なトラックかと思っていましたが、ちょっと見直した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 いろいろとデータを並べてきましたが、「iSeeCars」は、「ユーザーは史上最高の購入価格に直面しているかもしれませんが、これまでに販売されたなかでもっとも耐久性があり、もっとも長もちするクルマを手に入れています」と結論付けています。

 これまた我われ日本人としては「いわれなくともわかっとるわ!」となるところ(笑)ですが、やっぱり愛車が好データにランクインするのはうれしいもの。これからも20万といわず、40万kmオーバー目指して、ぜひ愛車を可愛がってみてはいかがでしょうか。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
motorsport.com 日本版
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
くるまのニュース
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
WEB CARTOP
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
乗りものニュース
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
VAGUE
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
レスポンス
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
motorsport.com 日本版
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
くるまのニュース
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
バイクのニュース
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
@DIME
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
motorsport.com 日本版
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
レスポンス
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
motorsport.com 日本版
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
くるまのニュース
 今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
バイクのニュース
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
AUTOSPORT web
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
Auto Messe Web
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
レスポンス

みんなのコメント

41件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

407.2477.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

100.0700.0万円

中古車を検索
ハイラックスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

407.2477.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

100.0700.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村