トヨタ自動車とGAZOO Racing Companyは3月21日、一部改良を施したGRスープラ“RZ”グレードを発売開始するとともに、現行A90型の集大成となる特別仕様車『A90 Final Edition(ファイナル・エディション)』の抽選受付を全国のGRガレージで開始したことを発表した。
現行A90型GRスープラは、1978年の初代モデル誕生から続く“直列6気筒エンジンFR車”の特徴を継承し続け、2019年にマスタードライバー『モリゾウ』こと豊田章男トヨタ自動車会長の強い想いから、17年ぶりに復活したトヨタが誇るスポーツカーだ。
トヨタGRスープラが生産終了へ。一部改良と集大成の限定車“A90ファイナル・エディション”を発表
登場以来モータースポーツ界でも数々の優勝、チャンピオンを獲得する活躍をみせたGRスープラだが、2024年11月に発表された特別仕様車“A90ファイナル・エディション”を集大成として、生産を終了することが明らかにされている。
A90ファイナル・エディションは、通常モデルよりもエンジン出力とトルクが向上し、ブレンボ製19インチブレーキやボディ剛性強化、KW(カーヴェー)社のサスペンション、ミシュランのハイグリップタイヤを採用するなど、走りを追求したモデル。外装はGR Supra GT4を開発するTOYOTA GAZOO Racingヨーロッパ(TGR-E)の風洞実験施設を用いてテストと空力性能開発が行われたことが発表されていた。
そして3月21日、A90ファイナル・エディションの抽選受付が開始された。抽選は全国のGRガレージ店頭で受付され、世界300台限定のうち、日本国内では150台を発売。メーカー希望小売価格は1500万円(税込)、抽選受付期間は3月21日から4月13日までとされ、当選発表は5月9日が予定されている。
なお、A90ファイナル・エディションは2024年11月のワールドプレミア時から車両仕様が一部変更されており、最高出力は当初の435PSから441PSに、最大トルクは58.1kgf・mから58.2kgf・mに向上している。トランスミッションは6MTの1グレードのみだ。
また、ブレーキ性能やボディ、サスペンション、シャシー剛性の向上とチューニングの最適化、空力性能改善の一部改良が施されたGRスープラ“RZ”グレードが3月21日から全国のトヨタ販売店で発売開始された。こちらの価格は6MTと8ATの2グレードともに800万円(税込)となっている。
一部改良が施されたRZ、A90ファイナル・エディションを含むGRスープラの詳細については、TOYOTA GAZOO Racingの公式サイト(https://toyotagazooracing.com/jp/gr/supra/)まで。なお、両モデルは4月12~13日に岡山国際サーキットで開催される2025スーパーGT第1戦で展示が行われる予定とのことだ。
[オートスポーツweb 2025年03月21日]
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みんなのコメント
1500万円ではこれに価格上乗せして売るのは難しいし買う人も少ないだろう
S58エンジンのM2よりも高く、今注文できないがケイマンGTS4.0も買えるからね(純ICEあるなら新型ケイマンを待つのが正解かも)
BMWが大衆車に使っているB58エンジンを少しブースト上げたスープラファイナルは素のRZ6MTが800万円を考えると少し割高感があるかな