イギリスからやって来た日本では珍しい110ピックアップ
限定車などのレアな車両からカスタムカーまで、あらゆるタイプのランドローバー「ディフェンダー」が集結したなかで、珍しい「ディフェンダー110」を発見しました。日本ではあまり見かけることのない貴重なピックアップタイプです。荷台にゴツいロールケージを組んだ110ピックアップを入手した経緯とは。
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数あるボディバリエーションの中で最も荷台の小さいピックアップ
2024年4月20日に埼玉県のサイボク内特設会場で開催された「Defender Collection Owners Meeting」の会場には、約50台の新旧ランドローバー「ディフェンダー」が集結した。そんな中で気になったのが、日本ではあまり見かけない110ベースのピックアップ。
ディフェンダーは90、110、130インチの3種類のホイールベースがあり、それぞれにステーションワゴンやピックアップといったボディバリエーションが存在する。今回紹介するのは110をベースに後席の後ろが荷台になっているいわゆるダブルキャブピックアップとなる。
当時ディーラーでの取り扱いがなく、日本には正規輸入されなかったため、110ピックアップは国内ではほとんど見かけることのない貴重なモデルだ。大人5人と荷物を移動できるため、昨今はアウトドアシーンで人気だが、130ピックアップや110のシングルキャブピックアップと比べると、荷台が狭くリアゲートの幅も狭いため、数あるボディバリエーションの中で最も荷台の狭いピックアップとなる。
イギリス・ウェールズにあった走行の少ない個体を輸入
そんな110ピックアップのオーナーは、山﨑さん。以前はメルセデス・ベンツ「Gクラス」に乗っていたそうだが、ピックアップに絞って国内で探したものの、見つからず、今から9年ほど前にイギリスからこの走行距離の少ない2013年式のディフェンダー110ピックアップを並行輸入して日本に持ってきたそうだ。
「ディフェンダーも同じSUV系なんだけど、Gクラスとは真逆のクルマですね。思ったよりエンジンも力強いし、ピックアップは本当楽しいし、このクルマとはこれからも長い付き合いになりそうです」
荷台に大きなロールケージを装着した車体には、日本のライセンスプレートとともに「DC13 ACF」というナンバーが備わっているが、これはイギリスで新車当時に登録されたウェールズのライセンスプレートで、あえてそのまま残しているそうだ。
ノーマル状態で輸入したあと、オーナー好みにカスタム進行中
入手当初は基本的にストック状態だったそうだが、日本に来てからロールケージを装着し、下まわりには防錆のためにノックスドールを塗布。さらにインテリアもモトリタステアリングを装着するなど、徐々に自分の好きなスタイルに変更している最中だ。
「今後は足まわりのカスタムにもチャレンジしたいです。今はノーマルの足にイギリス製と思われるスチールホイールを履いているだけなので、リフトアップをして、ホイールを変更したりもしてみたいですね。あとはルーフキャリアも装着したいんですが、ワゴン用より短いピックアップ用が日本で手に入るのかも分からないし。まぁ、徐々に自分の好きなスタイルにしていく予定です」
こうして日本では数少ないディフェンダー110ピックアップのカスタム進行中の山﨑さん。現在オドメーターの値は1万7000マイル(約2万7000km)ほどだが、徐々に増加中だ。
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