現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「Gクラス」から乗り換えた「ディフェンダー110」は英国で見つけて並行輸入。オーナー曰く「Gクラスとは真逆のクルマですね」

ここから本文です

「Gクラス」から乗り換えた「ディフェンダー110」は英国で見つけて並行輸入。オーナー曰く「Gクラスとは真逆のクルマですね」

掲載 1
「Gクラス」から乗り換えた「ディフェンダー110」は英国で見つけて並行輸入。オーナー曰く「Gクラスとは真逆のクルマですね」

イギリスからやって来た日本では珍しい110ピックアップ

限定車などのレアな車両からカスタムカーまで、あらゆるタイプのランドローバー「ディフェンダー」が集結したなかで、珍しい「ディフェンダー110」を発見しました。日本ではあまり見かけることのない貴重なピックアップタイプです。荷台にゴツいロールケージを組んだ110ピックアップを入手した経緯とは。

世界限定68台! ブラバス系列のスターテックが手掛けたコンプリートランドローバー「ディフェンダー110」の気になる変更点とは

数あるボディバリエーションの中で最も荷台の小さいピックアップ

2024年4月20日に埼玉県のサイボク内特設会場で開催された「Defender Collection Owners Meeting」の会場には、約50台の新旧ランドローバー「ディフェンダー」が集結した。そんな中で気になったのが、日本ではあまり見かけない110ベースのピックアップ。

ディフェンダーは90、110、130インチの3種類のホイールベースがあり、それぞれにステーションワゴンやピックアップといったボディバリエーションが存在する。今回紹介するのは110をベースに後席の後ろが荷台になっているいわゆるダブルキャブピックアップとなる。

当時ディーラーでの取り扱いがなく、日本には正規輸入されなかったため、110ピックアップは国内ではほとんど見かけることのない貴重なモデルだ。大人5人と荷物を移動できるため、昨今はアウトドアシーンで人気だが、130ピックアップや110のシングルキャブピックアップと比べると、荷台が狭くリアゲートの幅も狭いため、数あるボディバリエーションの中で最も荷台の狭いピックアップとなる。

イギリス・ウェールズにあった走行の少ない個体を輸入

そんな110ピックアップのオーナーは、山﨑さん。以前はメルセデス・ベンツ「Gクラス」に乗っていたそうだが、ピックアップに絞って国内で探したものの、見つからず、今から9年ほど前にイギリスからこの走行距離の少ない2013年式のディフェンダー110ピックアップを並行輸入して日本に持ってきたそうだ。

「ディフェンダーも同じSUV系なんだけど、Gクラスとは真逆のクルマですね。思ったよりエンジンも力強いし、ピックアップは本当楽しいし、このクルマとはこれからも長い付き合いになりそうです」

荷台に大きなロールケージを装着した車体には、日本のライセンスプレートとともに「DC13 ACF」というナンバーが備わっているが、これはイギリスで新車当時に登録されたウェールズのライセンスプレートで、あえてそのまま残しているそうだ。

ノーマル状態で輸入したあと、オーナー好みにカスタム進行中

入手当初は基本的にストック状態だったそうだが、日本に来てからロールケージを装着し、下まわりには防錆のためにノックスドールを塗布。さらにインテリアもモトリタステアリングを装着するなど、徐々に自分の好きなスタイルに変更している最中だ。

「今後は足まわりのカスタムにもチャレンジしたいです。今はノーマルの足にイギリス製と思われるスチールホイールを履いているだけなので、リフトアップをして、ホイールを変更したりもしてみたいですね。あとはルーフキャリアも装着したいんですが、ワゴン用より短いピックアップ用が日本で手に入るのかも分からないし。まぁ、徐々に自分の好きなスタイルにしていく予定です」

こうして日本では数少ないディフェンダー110ピックアップのカスタム進行中の山﨑さん。現在オドメーターの値は1万7000マイル(約2万7000km)ほどだが、徐々に増加中だ。

こんな記事も読まれています

シングルナンバーのダットサン「ブルーバード」を発見!「ゴーイチマル」の2ドアクーペとセダンの2台の愛車は誰から受け継いだ?
シングルナンバーのダットサン「ブルーバード」を発見!「ゴーイチマル」の2ドアクーペとセダンの2台の愛車は誰から受け継いだ?
Auto Messe Web
20年探して日産「ガゼール」を手に入れた! 中学時代に将来乗ると決めて購入したエンブレムをついに装着。父が乗っていた思い出のクルマでした
20年探して日産「ガゼール」を手に入れた! 中学時代に将来乗ると決めて購入したエンブレムをついに装着。父が乗っていた思い出のクルマでした
Auto Messe Web
トヨタ「セリカ リフトバック」を兄から譲り受けて46年! オリジナルペイントを維持する極上コンディションのワケとは
トヨタ「セリカ リフトバック」を兄から譲り受けて46年! オリジナルペイントを維持する極上コンディションのワケとは
Auto Messe Web
ポルシェ「930ターボ」が1700万円ならお買い得! 内外装ともに当時のオリジナル状態をキープするも、履歴がないのが要因か!?
ポルシェ「930ターボ」が1700万円ならお買い得! 内外装ともに当時のオリジナル状態をキープするも、履歴がないのが要因か!?
Auto Messe Web
日産「ガゼールRS」を新車購入して42年! テレビドラマ『西部警察』で一世を風靡したモデルでラリーマシン「240RS」をオマージュ
日産「ガゼールRS」を新車購入して42年! テレビドラマ『西部警察』で一世を風靡したモデルでラリーマシン「240RS」をオマージュ
Auto Messe Web
いまや貴重なマツダ「ランティス タイプR」を純正ルックでキープ! V6エンジンを搭載し「今まで乗ったクルマの中で一番疲れません…燃費は悪いです」
いまや貴重なマツダ「ランティス タイプR」を純正ルックでキープ! V6エンジンを搭載し「今まで乗ったクルマの中で一番疲れません…燃費は悪いです」
Auto Messe Web
トヨタ現行「スープラ」を痛車に!「RX-7」でスポーツカーに目覚め、AMG「A45」「ランエボX」で痛車仕様にハマったオーナーでした
トヨタ現行「スープラ」を痛車に!「RX-7」でスポーツカーに目覚め、AMG「A45」「ランエボX」で痛車仕様にハマったオーナーでした
Auto Messe Web
いすゞ「ビークロス」がなぜ今話題に!? カニエ・ウェスト改めYeも愛車として迎え入れたカルトカーの販売台数は?
いすゞ「ビークロス」がなぜ今話題に!? カニエ・ウェスト改めYeも愛車として迎え入れたカルトカーの販売台数は?
Auto Messe Web
なぜバブル期の日産「NXクーペ」を20代の若者が購入?「かわいいフォルムにひと目惚れしました」実は「ラシーン」に増車でした
なぜバブル期の日産「NXクーペ」を20代の若者が購入?「かわいいフォルムにひと目惚れしました」実は「ラシーン」に増車でした
Auto Messe Web
真夏の旧車ライフは「電動クーラー」で問題解決!「510ブル」「縦目ベンツ」「ビートル」の装着例を紹介します
真夏の旧車ライフは「電動クーラー」で問題解決!「510ブル」「縦目ベンツ」「ビートル」の装着例を紹介します
Auto Messe Web
「世界一美しいクーペ」が約435万円で落札! 今後高騰が見込めるBMW「635CSi」を購入するなら今がチャンスかも
「世界一美しいクーペ」が約435万円で落札! 今後高騰が見込めるBMW「635CSi」を購入するなら今がチャンスかも
Auto Messe Web
マツダ「RX-7」用ロータリーを「スーパーセブン」に搭載! 人生最後の1台になぜエンジンもボディも「セブン」を選んでRE雨宮に製作してもらった?
マツダ「RX-7」用ロータリーを「スーパーセブン」に搭載! 人生最後の1台になぜエンジンもボディも「セブン」を選んでRE雨宮に製作してもらった?
Auto Messe Web
学生時代の愛車だったホンダ「CR-Xデルソル」を再び購入! バブル期の車だけあって、外装パーツが専用品で入手困難です
学生時代の愛車だったホンダ「CR-Xデルソル」を再び購入! バブル期の車だけあって、外装パーツが専用品で入手困難です
Auto Messe Web
スーパーカーブーム時代に「カウンタック」と双璧をなしたフェラーリ「365GT4BB」は約5375万円! クラシケ取得済みが決め手となりました
スーパーカーブーム時代に「カウンタック」と双璧をなしたフェラーリ「365GT4BB」は約5375万円! クラシケ取得済みが決め手となりました
Auto Messe Web
「P10プリメーラ」を「ブルーバード」から乗り換えて増車! 日産マニアが歴代愛車に装備したのは「グラフィックイコライザー付きオーディオ」
「P10プリメーラ」を「ブルーバード」から乗り換えて増車! 日産マニアが歴代愛車に装備したのは「グラフィックイコライザー付きオーディオ」
Auto Messe Web
さよならフィアット「500」アバルト「595/695」。いまが新車購入のラストチャンス! そしてEVモデルよ、こんにちは【週刊チンクエチェントVol.39】
さよならフィアット「500」アバルト「595/695」。いまが新車購入のラストチャンス! そしてEVモデルよ、こんにちは【週刊チンクエチェントVol.39】
Auto Messe Web
なんとフォード「シエラRS500コスワース」が約3780万円で落札! 高額の理由はノンレストア、低走行、温度管理されたガレージ保管だったから
なんとフォード「シエラRS500コスワース」が約3780万円で落札! 高額の理由はノンレストア、低走行、温度管理されたガレージ保管だったから
Auto Messe Web
[パジェロ]の弟分がスゴかった!! 超絶頑丈な背面タイヤ仕様がカッコよかったのよ
[パジェロ]の弟分がスゴかった!! 超絶頑丈な背面タイヤ仕様がカッコよかったのよ
ベストカーWeb

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

759.01749.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

478.01860.0万円

中古車を検索
ディフェンダーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

759.01749.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

478.01860.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村