新しいクラウンが日本の高級車を変える!
SUVを意識したスタイリング
新しいキャデラック・セレスティックは、“超高級車”の歴史を変えるか?
7月15日、トヨタは、16代目となる新型「クラウン」を発表した。
新型は、これまでのクラウンに対するイメージを刷新するべく4つのボディ形状を用意。セダンとSUVを融合させた新しいスタイルの「クロスオーバー」、ハッチバックスタイルの「スポーツ」、伝統的な「セダン」、そしてSUVの「エステート」だ。この第1弾が、クロスオーバーとなる。なお、ほかの3モデルについては順次発表していくそうで、日本のみならず世界約40の国・地域で販売予定とのこと。
今回詳細が明かされたクロスオーバーは、クーペライクなシルエットと、力強さを感じさせるリフトアップスタイルを組み合わせたのが特徴だ。従来のクラウンでは考えらなかったような大径タイヤや樹脂製のホイールアーチを採用し、踏ん張り感のある力強さを演出した。
ボディカラーには新開発の「プレシャスブロンズ」や「プレシャスレイ」をはじめ、2トーンも用意。合計12通りのボディカラーに4種類の内装色を組み合わせる。
インテリアはディスプレイや操作スイッチを水平方向に集約し、使い勝手を高めた。各所には新開発の金属加飾「WARM STEEL」を配する。メーターはフルデジタルで、シフトレバーはレクサス「NX」などが採用する小ぶりなデザインに変更された。
搭載するパワーユニットは、ハイブリッドのみ。上級グレードには2.4リッター直列4気筒ガソリンターボ・エンジン+モーター、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を搭載。主力モデルでは2.5リッター直列4気筒ガソリン・エンジン+モーターとなる。足まわりは、フロントにマクファーソンストラット式、リアには新開発マルチリンク式のサスペンションを採用した。
先進安全装備は、衝突被害軽減ブレーキやACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、操舵支援などを搭載。「MIRAI」で採用されたハンズ・オフ機能を持つアドバンスト・ドライブ(渋滞時支援)なども用意する。
新型クラウン・クロスオーバーの価格は、「X」の435万円から「RS“Advanced”」の640万円まで。これは14代目のエントリーグレードであった「2.5L HYBRID B」の489万9000円より、約55万円安い! 価格を引き下げることによっても、新しいオーナーの獲得を狙う。
新型クラウンは、これまでのクラウンのみならず日本の高級車に対する固定観念を大きく変えそうだ。
文・稲垣邦康(GQ)
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