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日産が「どこでもキャンプ仕様」世界初公開! ゴツ顔&車高上げ! 新型「フロンティア」の異なる3モデルを米国でお披露目!

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日産が「どこでもキャンプ仕様」世界初公開! ゴツ顔&車高上げ! 新型「フロンティア」の異なる3モデルを米国でお披露目!

■新型フロンティアのタフ仕様を3タイプお披露目!

 日産の米国法人(米国日産)は、2022年2月12日(現地時間)から開催される「シカゴオートショー2022」にて、ピックアップトラックの新型「フロンティア」のコンセプトモデルを3台出展することを発表しました。
 
 米国・サンディエゴに拠点を置く日産デザインアメリカ(NDA)のフロンティアチームが手掛けたコンセプトモデルとはどのようなモデルなのでしょうか。

【画像】日産が提案する「どこでもキャンプ仕様」とは?(66枚)

 2021年9月に米国で発売された新型フロンティアは、全長5339mm×全幅1897mm×全高1852mm(「PRO-4X」グレード、インチ表記をミリ換算)となり、米国市場ではミドルサイズのピックアップトラックに分類されます。

 エクステリアは、日産を象徴する「ダットサントラック ハードボディ」から着想を得たデザインとアグレッシブかつモダンなスタイルを融合。

 個性的なデザインのメッシュを採用したフロントグリルやスクエア感を強調するヘッドライト、悪路走破を想定したアンダーガードなどより、タフな印象を表現しています。

 パワートレインは、最高出力310馬力の3.8リッターV型6気筒直噴エンジンに9速ATが組み合わされており、エンジンは9割以上の部品を新開発もしくは改良しているといいます。

 新型フロンティアは、初動販売が好調で予想を上回り、発売後3か月間の販売台数は前年比115%増となっているようです。

 米国日産のマーケティング・セールス担当上級副社長であるマイケル・コラーラン氏は次のように述べています。

「人々は家を出て冒険をし、それをスタイリッシュにおこないたいと思っています。

 ですから、冒険に対応した新型フロンティアを発売するタイミングはこれ以上ないほど良いものです。

 今回、3台のコンセプトモデルは、この重要な市場であるシカゴにおける新型フロンティアの可能性を示しています」

 今回、シカゴオートショー2022に出展されるコンセプトモデルは、「プロジェクト・アドベンチャー」、「プロジェクト72X」、「プロジェクト・ハードボディ」という3つです。

 いずれもNDAが設計の中心的役割を果たしたミ新型フロンティア(クルーキャブ)をベースにしています。

 また、NDAのプロジェクトリードデザイナーのヒレン・パテル氏は今回のコンセプトモデルについて次のように説明しています。

「トラック文化は今や、ハードコアなオフローダー、オーバーランダー、サーファー、カヤッカー、環境保護主義者、釣りや狩猟のアウトドア愛好家など、非常に幅広いものとなっています。

 共通するのはトラックをキャンバスのように使って、自分らしさを表現していることです。

 今回、3つのスタイルを用意することで、彼らが自分だけの新しいフロンティアをどのように改造できるかを紹介します」

 プロジェクト・アドベンチャーは、オーバーランディングの流行を取り入れたモデルです。

 大きな特徴はアメリカの地図帳を描いたカスタムボディラップで、「この広い国、フロンティアをどこかに連れてってあげよう」というメッセージを込めています。

 新型フロンティア(クルーキャブ/PRO-4Xグレード)をベースに、5インチリフトキット、34インチマッドテレインタイヤ、Yakima製ベッドラックシステム&ロードウォリアールーフバスケット、スカイテント、KICKERR製Bluetoothベッドオーディオシステムを装備しています。

 さらに、シュノーケル(カーボンファイバー素材)はNDAが特別に設計・製作したものです。

 プロジェクト72Xは、新型フロンティア(クルーキャブ/S 4×4グレード)をベースにしています。

 日産を代表するトラック「ダットサン720」を現代風にアレンジしたプロジェクトです。

 1979年に発売された720は、1983年にテネシー州スマーナの新車両組立工場で生産され、日産が米国で初めて組み立てた車両となりました。

 リル・ハスラーの名で知られるこの720は、当時楽しさを追求した素朴で手頃な価格のトラックで、アウトドア派に最適と宣伝されていました。

 プロジェクト72Xのデザインは、グレーを基調としたエクステリアとグラフィックで、モダンでクールな雰囲気を演出しています。

 さらに、2.5インチリフトアップキットとアジャスタブルフロントアッパーサスペンションアーム、キャブ後方のスポーツバーも装備しています。

 最後のプロジェクト・ハードボディは、その名の通り日産を代表するトラックのひとつ、日産「D21 “ハードボディ”」へのオマージュで、NDAで完成した最初のトラックデザインです。

 プロジェクト・ハードボディは、新型フロンティア(クルーキャブ/SV 4×4グレード)をベースに製作されました。

 エクステリアでは、ベッドマウントのスペアタイヤキャリア、最新の10インチ角型LEDライトを備えたスポーツバー、ブラックアウトしたフロントエンドと、1980年代スタイルのシャドウアウトラインを備えたドアグラフィックなどが装備されています。

 足元には、NDAで設計・加工されたクラシックなハードボディ・ブロックスタイルのホイールに33インチタイヤを装着。

 さらに、調整可能なアッパーコントロールアームを備えた3インチリフトキット、現行PRO-4Xモデルのオーバーフェンダを装着しています。

※ ※ ※

 これらのコンセプトモデル3台は、いずれも日産およびアフターマーケットで入手可能な部品やアクセサリーに、カスタムデザインの部品やグラフィックを組み合わせたものです。

 前出のコラーラン氏は「日産は40年以上にわたって米国でトラックをリードしており、これまでに400万台以上のフロンティアを販売してきました。新型フロンティアの登場により、次の章が今書かれようとしています」と述べています。

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