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指紋認証で支払い自動化 メルセデス・ベンツ 車内デジタル決済「メルセデス・ペイ+」導入

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指紋認証で支払い自動化 メルセデス・ベンツ 車内デジタル決済「メルセデス・ペイ+」導入

給油時、車内から指紋認証で支払いを済ませる

メルセデス・ベンツは、指紋認証により燃料などの商品の支払いができる車内デジタル決済システム「メルセデス・ペイ+」を欧州で導入した。

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指紋センサーが自動車に搭載されることはこれまでもあったが、メルセデス・ベンツによると、専用の決済システムを実装するのはこれが初めてだという。

メルセデス・ペイ+はマスターカードとの提携により開発されたシステムで、乗員は生体二要素認証で複数の商品代金を素早く支払えるようになる。

対象車種は、2020年以降に製造されたMBUXインフォテインメント・システム搭載のメルセデス車となる。それ以外の車種は、オプションとして追加することができる。

当初はドイツ国内の3600か所以上の給油所でのみ利用可能だが、メルセデス・ベンツによると、将来的に他の欧州市場にも導入予定だという。

給油所での支払い時、メルセデス・ペイ+が「コネクテッド・サービス・ステーション」に自動的に接続し、現在の燃料価格と必要な給油量に基づいて最大合計金額を計算する。給油後、車内に戻ると、指紋センサーによって支払いを済ませることができる。レシートもドライバーに送られる。

ドイツの市場調査会社GfKによると、18歳から39歳の約半数が「インフォテインメント・ディスプレイを通じてサービスや商品を直接注文し、支払う」ことになるという。同調査によれば、「60%の人がガス料金や電気自動車(EV)の充電料金をクルマから直接支払う」と回答しており、将来的にはEV充電にも対応するようだ。

指紋センサーによる車内決済システムの導入は今回が初めてとなるが、これまでさまざまなメーカーが自動車に指紋センサーを搭載してきた。

遡ること2002年、アウディA8にはエンジン始動に使える指紋センサーが搭載されており、2007年まで設定されていた。

一方、シトロエンC6パラスにも2008年、電子メールにアクセスできる指紋センサーが搭載された。

2018年、ベントレーは一部の車種に生体認証収納コンパートメントを導入した。

また、ヒョンデは中国市場でサンタフェに指紋によるロック解除機能を搭載している。

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