■今までよりグッとスポーティに
16代目の新型「クラウン」シリーズは、これまでの正統なセダンボディに加え、「クロスオーバー」や「スポーツ」、「エステート」の4タイプが登場します。
なかでも「クラウンスポーツ」はこれまでのクラウンの系譜からすると、大きく異なったモデルとなるようです。
【画像】うおっ! 赤アクセント内装が強烈! 新型「クラウンスポーツ」を写真で見る(72枚)
1955年にトヨタの高級乗用車として登場したクラウンは、現在に至るまで同社の代表的な車種としてのポジションを築いてきました。
新型は16代目となり、2022年7月15日に世界初公開。歴代初のグローバルモデルとして世界各国にも展開されることに加え、4ドアボディのセダンに加え、新たなボディタイプも用意され、計4タイプのバリエーションが用意されます。
最初に登場したのは2022年9月のクラウンクロスオーバーで、セダンとSUVを融合させた新しいデザインが登場時に話題となりました。
続いて、2023年秋から2024年にかけてはスポーツ、セダン、エステートも順に登場する予定です。
このうち、クラウンスポーツは5ドアボディのクロスオーバーSUVで、「エモーショナルで創造的な雰囲気を持ち、乗り降りや運転のしやすいパッケージと共に、俊敏でスポーティな走りが楽しめる、新しいカタチのスポーツSUV」と説明されています。
SUVである点は先に登場したクロスオーバーと同様ですが、独立したトランクを持たないハッチバック形状となっており、ボディサイズも全長4710mm×全幅1880mm×全高1560mmと、新型クラウンシリーズでは最も短いボディを持ちます(サイズは開発目標値)。
パワートレインはHEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)が設定され、ともに四輪駆動のみの設定です。
エクステリアは「プリウス」などと最新のトヨタ車に共通する「ハンマーヘッド」モチーフのフロントデザインが特徴で、抑揚のある造形や張り出したリアフェンダーがスポーティさを強調する一方、リア周りは横一文字ではなく全く異なった4灯式のデザインを採用しています。
インテリアは、2023年4月下旬に一部招待オーナーや報道機関向けの実車披露で初めて公開。
クロスオーバーと共通するデザインを採用するものの、黒を基調色としつつも、センターコンソールから助手席側インパネ上部にいたるまで、アシンメトリーな配置で赤いアクセントカラーを採用。
ステアリングやシートのステッチ、シートベルトにも赤いアクセントカラーを配し、ドアトリムも助手席側は赤いカラーを大面積に取り入れ、視覚的にエモーショナルな走りの質感をアピールしています。
シート形状もクロスオーバーと比較すると背もたれ上部のサポートが張り出し、ヘッドレスト形状もより大型化されたものが採用されています。
リアシートも同様に赤いシートベルトを装備し、前席と同様に包み込まれるような雰囲気をもたせています。
エクステリアおよびインテリアでは全体的にかなりスポーティな雰囲気をまとった新型クラウンスポーツ。
実は、これまでのクラウンの系譜をたどっていくと、7代目クラウンに「アスリート」としてスポーティな仕上がりの特別仕様車が設定され、さらに11代目から14代目まで「クラウンアスリート」として展開したのち、15代目では「RS」に名を変えながらも、常に走りを意識したモデルがラインナップされていました。
しかし、歴代アスリートシリーズは4ドアセダンの基本形を崩さずに登場しており、走行性能をアピールしたという面は共通するものの、全く異なるボディを持って登場する新型クラウンスポーツは、大きくスタンスが異なります。
SNSなどでは、「『クラウン』という名前にスポーティさとかSUVさは求めてないと思う」「クラウンは伝統を守るクルマであって欲しかった」「別名の新型車種で良かった気がします」と、今までの伝統的な“クラウン像”から飛躍した姿に戸惑う意見も見られます。
その反対に、「バカ売れ間違いなさそう」「カッコよすぎ」「なかなかかっこええよねぇ」「赤の内装が良い」「インテリアのカラーパネルの切り返しが左右非対称なのがいい」「国産のSUVの中で一番の出来」など、デザインを評価する声も多く見られます。
新型クラウンスポーツは2023年秋の登場を予定しており、価格を含めた詳細情報は明かされていませんが、これまでにない革新的なクラウンの登場に多くのファンが期待を膨らませています。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
「すごい多重事故…」 関越道で「トラックなど3台が衝突」発生! 2車線が一時通行規制で「通過時間70分」の大渋滞 圏央道も混雑
“45年ぶり”マツダ「サバンナGT」復活!? まさかの「オープン仕様」&斬新“レトロ顔”がサイコー!ワイドボディも魅力の「RXカブリオレ」とは?
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
購入できる人が羨ましい。