仕事柄、様々なスタイルのバイクにまたがっちゃう機会をいただいている筆者(木下隆之)だが、唯一の不安のタネが、「オレにまたがれるのか?」ということだ。
クルマだったらバスでもトラックでもスーパーカーでも、運転免許さえ許されれば操縦は可能だが、バイクとなると話は別。まずはまたがれるのか、足は地面に届くのか、が心配のタネである。
「こんなのセローじゃない!」 復活を遂げたヤマハ「セロー250」の敵は「セロー」だった
残念ながら、筆者は大腿骨の付け根から足根骨までが短い。平たくいえば、足が短い。だから、バイクを試乗する前にスペック表をペラペラめくって、「シート高」を確認するのが習慣になっている。800mm以下であればホッとする。820mmを超えるあたりから冷や汗が滲み出す。
先日、颯爽と走り去るBMWモトラッド「R1250GS」に魅せられたのだが、なんの遠慮もなく高さ調整可能なシート高は低い位置で850mm、高い位置では890mmなどと記載されている。アドベンチャーバイクなどは到底無理。曲芸師にでもならない限り、890mmなどは立ちゴケ必至なのである。
そこで浮かんだのが、シークレットブーツならぬ、アドベンチャーブーツである。平たくいえば厚底ブーツ。つまり、バイクの車高ダウンに限界があるのならば、足根骨、つまり、足の裏を厚くしてしまえというわけである。大腿骨の付け根から足根骨までに難題を抱えている御仁は、手を打ってくれているに違いない。
だというのに、バイク用品店のブーツコーナーを探し歩いても、シート高のお悩みを解消してくれるブーツは見当たらない。かといって、昔流行ったコギャルがパカパカ履きこなしているファッションブーツに選択肢を広げても解決策にはならない。バイクはチェンジペダルを操作するという特性上、厚底であっても爪先までもが厚いとライディングに支障をきたすではないか。
などと思案していたら、最適なシューズを思い浮かべた。もっとも理想的なのはクラシックバレエのトーシュース型であろうとの結論に到達したのである。
都合が良いことに、トーシューズはその名の由来どおりに、爪先立ちできるように足先が平面になっている。指先が痛まぬように、硬いカバーで保護されている。しかも、シフトチェンジしやすいように爪先は細い。これかなら「R1250GS」だってまたがっちゃうことができるハズだ。
横浜界隈で、妙なシューズで走り去るアドベンチャー乗りを見かけても、どうか笑わないでください。
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みんなのコメント
現行のR1250GSの日本仕様はシート高が低いので慣れるしかないかな。