かつて大ヒットしたモデルも今では苦戦気味……
今、ホンダ車の販売が苦戦しているように見える。なにしろ、2018年上半期の乗用車販売台数ランキングでTOP10に入っているのは8位のフリードのみ。売れ線のはずの、かつてコンパクトカーの王者だったフィットはモデル末期ということもあってか11位。もっとも売れ筋のMクラスボックス型ミニバンのステップワゴンも16位に沈んでいる。
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2019年8月の乗用車販売台数ランキングを見ても、フリードは7位にランクアップしているものの、フィットは13位、ステップワゴンは18位に後退。
もちろん、N-BOXは軽自動車を含む全乗用車の1位を独占状態だが、言ってみればN-BOXしか売れていない……というのが現実なのである。今後はN-WGNも加わり、軽自動車の土俵では勢いを増していくのは間違いないところなのだが、フィット、ステップワゴン、オデッセイなどの登録車は、やはり厳しい状況が続いている。
そんなホンダに復活の兆しはあるのか? あります。
この秋、ホンダ復活の狼煙(のろし)をまず上げるのが、2019年8月に、意外にも乗用車販売台数ランキング1位につけたシエンタと同カテゴリーのフリード、フリード+のマイナーチェンジと、SUVテイストをまとったクロススターグレードの追加である。ライバルのシエンタが、2018年夏のマイナーチェンジでシエンタ FUNBASEを加えたのをきっかけに販売台数を伸ばした経緯からすれば、新鮮なニュースとともにフリード軍団がさらに注目されることは必至。シエンタとの比較試乗では、こと走行性能ではフリードが優位であり、なおかつホンダセンシングもグレードアップされているから、商品力が高まることは間違いなしだ。
新型フィットや初の量産EVに注目が集まる
そしてホンダを、さらには日本を代表するコンパクトカー、フィットの4代目の華々しいデビューが、間もなく開催される第46回東京モーターショー2019の会場で控えている。エクステリアデザインに大きな変更はないと噂されているが、注目はハイブリッドシステム。これまでの1モーターのi-DCDから、新開発された小型車専用のi-MMD、つまり、トヨタのハイブリッドシステム同様のストロングハイブリッドと呼べる2モーターかつ、モーター走行を基本とするハイブリッドシステムにいよいよ換装されるのだ。ホンダの本気をひしひしと感じ取れる、東京モーターショーの目玉としてだけでなく、2019年後半の大注目車になることは間違いないだろう。
2019年末のフリード、フィットに続く、ホンダの復活を決定づけるのは、オリンピックイヤーの2020年後半になりそうだ。そう、いよいよホンダのコンパクトEV「ホンダe」が、欧州に続いて日本でも発売される可能性がある。プロトタイプのスペックでは、後輪駆動、EV走行距離200km以上、急速充電対応……とのことで、当然、日産リーフより低価格で新鮮。シティコミューターとして、価格次第では爆発的ヒット作になる可能性大である。
また、今ではミニバンのメインジャンルとなっているMクラスボックス型に属するステップワゴンも、これまでの経緯では4~5年でフルモデルチェンジ。現行型が2015年デビューだから、2020年~2021年がフルモデルチェンジのタイミング。令和の乗用車販売台数上位を占める、スーパーハイト系&ハイト系ワゴンを含む軽自動車のNシリーズ、ハイブリッド車がメインとなる新型フィット、いきなり1位も夢じゃないフリード軍団、ファミリーに圧倒的に支持されるMクラスボックス型ミニバンのステップワゴン、そして先進性と親しみやすさを両立するコンパクトEVのホンダeといった超売れ筋&電動車の布陣が揃い、刷新され、完成すれば、ホンダの復活は未来に向けて、極めて現実的なものになるだろう。
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