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アウトドアで目立てる男のクルマ! いま日本で買える5乗可能な「ピックアップトラック」5台+α

掲載 更新 13
アウトドアで目立てる男のクルマ! いま日本で買える5乗可能な「ピックアップトラック」5台+α

ロマン満載 男なら遊びに仕事に荷物ざんまい

 ピックアップトラックは、ある意味「オトコのロマン」である。ワークホースとしての力強さ、実用主義の骨太なつくり、そして乗用車のヒエラルキーからの脱却。“普通じゃないクルマ選び”だからこそ得られる喜びが詰まっているのだ。今回は、そんなピックアップトラックの注目モデルを紹介しよう。

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新車で買えるのはトヨタ・ハイラックス

 新車として購入できる希少なモデルがトヨタ「ハイラックス」だ。かつては日本でも多く見かけたハイラックスだが、需要が低迷したことで2004年にはいったん販売を終了(海外ではそのまま継続)。そして1世代をスキップした8代目として、2017年に復活したのが現行モデルである。

 かつてハイラックスといえば、商用モデルがメインだった。しかし日本における商用トラックの需要がキャブオーバータイプのトラックやハイエースなどのバンに移ったことで、日本市場における現行イラックスは、個人ユースへとターゲットをシフト。ボディは後席やリアドアを備えたダブルキャブ、駆動方式は4WDのみとしている。

 インテリアは「これがハイラックスか?」と思うほど仕立てがよくなり、乗用車としても不満のない空間だ。また、先進安全機能を標準搭載するなど今どきのクルマとしての常識もわきまえている(衝突被害軽減ブレーキはもちろんACCも搭載)。

 いっぽうで、誇れるのが強靭さと悪路走破性。伝統的なラダーフレームを用いた設計で、組み合わせる4WDシステムはコンベンショナルな機械式。ランクルに匹敵する悪路走破性が自慢だ。エンジンは2.4Lのディーゼルターボを積む。

 全長5.3mオーバーとかつてのハイラックスに比べるとかなり大柄で、日本では駐車場などで苦労することもあるが、アウトドアレジャーを楽しむ人などには最適な相棒となるだろう。価格は347万1000円から387万6000円だ。

【今でも買える中古車_01】三菱・トライトン

 中古車まで選択肢を広げると、まず候補となるのが三菱「トライトン」だ。日本デビューは2006年9月。ハイラックスの日本撤退と入れ替わるように導入された。ボディはダブルキャブで、パワートレインは排気量3.5LのガソリンV6エンジン+4速AT+4WD。フルタイムながら直結まで可能な「パジェロ」譲りのスーパーセレクト4WDを組み合わせて、悪路走破性もハイレベルだった。約1800台が日本で販売されている。

 販売終了は2011年8月と10年前だが、中古車市場では100万円台後半から200万円台前半と相場は高め。台数自体はそれほど多くない。

 だがトライトンは2年ほど前から新型がタイから生産販売がされておりアジア、中近東、ヨーロッパと世界市場に放たれている。日本導入が待たれるだけだ。

【今でも買える中古車_02】トヨタ・ランクル70ピックアップ

 こちらはちょっと変異種だが、トヨタ「ランドクルーザー70」のトラックも仲間に入れていいだろう。 2004年に日本での販売を終了していた同車だが、2014年8月に発売30周年を記念して1年間限定の国内復活を果たした。その際にワゴンとともに用意されたのが、民間向けとしては日本初登場の「ピックアップ」だ。

 ダブルキャブ+荷台というパッケージングにより全長はワゴンよりや46cmも長い5.27mに到達。4.0LのV6ガソリンエンジンに5速マニュアルを組み合わせたシンプルな仕様で、当初の想定以上の人気を得た。しかし、中古車市場に出回ることは少なく、流通しても新車時と同等もしくはそれ以上の価格をつけるほど強気だ。

【今でも買える中古車_03】トヨタ・bBオープンデッキ

 そして、これはピックアップトラックに含めていいかは微妙だが、形としては近いといえる存在が、トヨタがコンパクトハイトワゴンの「bB」に用意した「オープンデッキ」。

 ハイトワゴンの後部を切って荷台を設けた斬新なつくりの超個性派。ハッチバックの後部をトラック化したタイプやバンの後部をトラック化した軽自動車があるが、ハイトワゴン派生では唯一無二の存在だ。

 販売は2001年6月から、2003年まで。販売数も多くないので中古車市場の流通台数は少ないが、レア車だけに強気のプライスボードを掲げている個体もある。

【アメリカからの刺客_01】フォード・エクスプローラー

 かつて、ピックアップトラックの本場であるアメリカ合衆国から日本へ正規輸入されたモデルもある。その代表がフォード「エクスプローラースポーツトラック」だ。

 ラダーフレームを使ったSUV派生型のピックアップトラックという意味では前出のランクル70ピックアップに近く、全長は5.37m。ダブルキャブで5人が乗れるうえで、奥行きが1.3mに迫るベッド(荷台)が頼もしい。仕様は排気量4LのV6ガソリンエンジン+5速ATで、駆動方式は4WD。デビューは2007年で、398万円というプライスタグは今にして思えばかなり割安だ。

【アメリカからの刺客!?_02】ジープ・グラディエーター

 実は、今年後半にとびきりワイルドなピックアップトラックの導入が予定されている。それがアメリカからやってくる「ジープ・グラディエーター」だ。

 見ての通り、ベースとなっているのは孤高のオフローダー「ラングラー」。車体を延長して荷台を組み込んだモデルである。それにしても、「アンリミテッド」と呼ぶラングラーのロングホイールベース仕様に対して約66cmも長い、全長5.5mのボディは大迫力。この個性的なスタイルを見ているだけでも楽しくなってくる。もちろん悪路走破性はラングラー譲りで、オフローダーとしても実力も一級だ。

 本場であるアメリカやタイに比べると日本で見かけることが極めて少ないピックアップトラックだが、少数ながら根強い人気と需要があるのは事実。なかには1ナンバー扱いとなり車検や高速道路料金にハードルを感じるモデルもあるが、それを上回る所有する喜びを得られるのは間違いなさそうだ。

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みんなのコメント

13件
  • ぶっちゃけ、どんな車に乗っていてもアウトドアで目立てる奴は目立てると思うよ。
    ランクルじゃなくて、軽トラでもボロバンでも、はたまたスポーツカーでも。

    と、いうかさ、アウトドアやりたい人って、目立ちたくてやってる奴なんか要るんかな?
  • アウトドアって響きにニワカ臭を感じるのは俺だけかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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