ボルボ、3気筒エンジンの開発に着手

ボルボは11日、新たにガソリン3気筒エンジンを開発すると発表した。同社はこれまで4気筒から6気筒エンジンまでを内製した実績があるが、3気筒エンジンの自社開発は初めて。次世代を見据え、プラグインハイブリッドパワートレインへの採用が視野にある。

ボルボはエンジンをモーターの補助動力として活用するプラグインハイブリッドの開発を推進しており、すでに大型SUV「XC90」の次期モデルに、4気筒エンジンとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載する計画がある。今回発表された3気筒エンジンは小型車から中型車まで幅広いモデルレンジへの採用が計画されており、最高出力180hpまでの範囲を網羅する。

新エンジンの開発はすでに試作ユニットのテスト段階に入っており、数年以内の実用化が期待できそうだ。