中国で発売中のEV「エアトレック」。日本に導入予定はないとのことだが、マジで超うらやましい仕上がりなのだ。とくに内装なんてまるでベンツ!! その全貌を見て!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:三菱
アウトランダー超えの質感!! 中国のエアトレックって一体誰!?
■ランエボのエンジン搭載モデルも!! 今思えば超魅力的なエアトレック
ターボRのみボンネットにエアダクトを装備!! 当時珍しかったステアリングシフトなど、気合の入った仕上がりだった
今のところ、というか他の国での販売はほぼ期待できない三菱 エアトレック。かつて日本でも販売されていたが、未だ中国で健在なのだ。しかも電気自動車で。
ちなみに日本で売っていたエアトレックは、当時から海外ではアウトランダーの名で販売。そう、世界的に見ればエアトレックこそ初代アウトランダーなのだった。
当時はランエボと同じエン搭載したターボRやよりオフロード色の強いスポーツギアなど、幅広いラインアップも魅力であったモデルである。その後、初代アウトランダーにバトンタッチし、今に至るの。
■中国でアウトランダー顔に!! 未来感満載のデキ
三菱デザイン全部入り!! というイメージ。ボディカラーは全4色をラインアップ
そのエアトレックが中国市場で電気自動車として販売中なのだ。ちなみに搭載するバッテリーは69.9kWhと大容量で、航続可能距離は520kmというから超十分な仕様。現状、日本市場にピュアEVはeKクロスEVのみとなっているだけに、これは三菱ファンとしては見逃せない!!
三菱のデザインアイコン「ダイナミックシールド」を採用しているが、アウトランダーやエクリプスクロスとはちょっと違い、どこかコンセプトカー的な見た目に。テールランプはこれまた日本未発売のパジェロスポーツに似た涙目っぽい見た目と、今の三菱デザインをこれでもか!! と採用したイメージ。
■まるでベンツ!! 内装の高級感たるや
この質感!! 日本市場にも欲しいほどのレベル。フル液晶メーターはAR技術を使った機能も
注目は内装で、中央にドデカいモニターを装備し、メーターももちろんフル液晶タイプ。基本デザインはアウトランダーPHEVに似ているが、シフトはジョイスティックではなくダイヤル式となるなど、未来感満載!!
個人的に羨ましいのがアンビエントライトでインパネはもちろん、前後のドアパネルにも惜しみなくライトが設置されているなど、全体として昨今のメルセデスベンツにも似たド派手仕様なのだ。
こちらのモデルは中国以外の市場で販売予定はないため、少しでもアウトランダーやエクリプスクロスにこのエッセンスを注入してほしいところ。三菱さん期待しております!!
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