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タイやインドネシアでの開催実現せず。アジアン・ル・マン・シリーズの2025/26カレンダー発表

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タイやインドネシアでの開催実現せず。アジアン・ル・マン・シリーズの2025/26カレンダー発表

アジアン・ル・マン・シリーズは3月19日、次の冬に行われる2025/26シーズンの6戦から成るレースカレンダーを発表した。タイおよびインドネシアでの開催が検討されたが実現しなかったことから、2024/25シーズンと同じ3ラウンド6レースが維持されている。


■2サーキットでの開催を引き続き検討へ

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2025/26シーズンは12月にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開幕。1月から2月にかけてアラブ首長国連邦で2イベントが連続するという、ダブルヘッダーのレースウイークを3イベントこなす形となる。

ドバイ・オートドロームでのレースは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間レースの翌週末に開催され、その翌週にはヤス・マリーナで最終2連戦が行われる。

今回のカレンダーにはこれ以上のレースや開催地は追加されていないが、シリーズの声明によれば、タイのブリラム・インターナショナル・サーキットと、インドネシアのマンダリカ・インターナショナル・サーキットの両方で、レース開催が検討されたという。

シリーズによれば、ブリラムは11月にシーズン開幕戦を開催する予定であったが、適切な開催日を見つけられなかったとしている。

また、マンダリカは「代替案として検討された」が、ル・マン・プロトタイプの車両でのレースを開催するために必要な安全対策が間に合わない可能性があると判明したため、この計画は中止された。

この両サーキットは、2026/27シーズンのカレンダー入りに向けて引き続き検討中だという。

「最終ラウンドのアブダビに47台ものエントリーがあった非常に成功したシーズンの後、来シーズンはタイかインドネシアでシリーズを開催することを検討していた」と、ル・マン・エンデュランス・マネジメントのCEO、フレデリック・ルキアンは述べている。

「だが、我々の手の及ばない状況により、過去2シーズンで成功を収め、チームやスポンサーから好意的に受け止められている同じ形式を継続するという決定が下された」

「カレンダー上の3つのサーキットの設備は、他に類を見ないものだ。セパンはマレーシアでのMotoGPグランプリの開催地であり、ドライバーが自分の力を試すことを好む技術的に難しいドバイ・オートドローム、そして2025年F1シーズンの最終レースが開催されるヤス・マリーナの美しい環境もある」

「2025/26カレンダーは、中国の旧正月とラマダンという重要な日を避け、また2026年デイトナ24時間レースとの衝突も避けるように策定された」

「今後我々は、2026/27年にどちらか、または両方をカレンダーに含める可能性を探るため、引き続きブリラムおよびマンダリカのスタッフと協力していく」


■2025/26 アジアン ル・マン シリーズ カレンダー

第1・2戦:2025年12月12~14 日: セパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア)第3・4戦:2026年1月29~2月1日: ドバイ・オートドローム(UAE)第5・6戦:2026年2月6~8日:ヤス・マリーナ・サーキット(UAE)

[オートスポーツweb 2025年03月21日]

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