デリカらしさ満載の新しい軽スーパーハイトワゴンだ!
価格は約180万円から
4月6日、三菱自動車工業株式会社(以下、三菱)は、新型軽スーパーハイトワゴンの「デリカミニ」を、5月25日から販売開始することを発表した。
新型デリカミニは、「Reliable & Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」のコンセプトをもとに開発された。デリカ・シリーズ初の軽自動車である。
エクステリアでは、「ダイナミックシールド」と呼ぶフロントデザインが目をひく。半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトや、“DELICA”のロゴが刻まれたフロントバンパーとテールゲートガーニッシュ、ブラックのホイールアーチなどを採用した。
足まわりでは、ダークシルバーのアルミホイールを履く。4WD車では、165/60R15サイズの大径タイヤに専用チューニングしたショックアブソーバーを組み合わせる。
ボディカラーは新開発の「アッシュグリーンメタリック」を含む、2トーン6色、モノトーン6色の全12色を用意。
インテリアでは、シート地には汚れがつきにくく、通気性の良い撥水タイプのものを使う。後席スライドドアは650mmの開口幅を確保した。
リヤシートに風を送り空気を循環させる「リヤサーキュレーター」にはプラズマクラスター機能を搭載。空気循環に加え、空気浄化や脱臭、静電気除去など、室内空間の快適性を高める効果をもたらすという。さらにリヤロールサンシェードも装備した。
搭載するエンジンは0.66リッターの3気筒DOHC 12バルブで、ターボとノンターボが選べる。変速機は全車CVTだ。
オフロード性能を確保すべく「グリップコントロール」も搭載。この機能は雪道やぬかるんだ路面で片側の駆動輪が空転した際、スリップした駆動輪をブレーキで制御し、発進をサポートする。さらに、急な下り坂や滑りやすい路面を走る際、電子制御により低車速に抑える「ヒルディセントコントロール」も標準とした。
運転支援機能「三菱 e-Assist」は、衝突被害軽減ブレーキシステムや踏み間違い衝突防止アシストなど8つの運転支援機能を含む。オプションでアダプティブLEDヘッドライト(光軸自動調整機構付)を用意。対向車や先行車にハイビームを照射しないよう、自動的に照射範囲を切り替える。
新型デリカミニの価格は180万4000~223万8500円。
文と編集・稲垣邦康(GQ)
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