残念…シビックタイプRのマイナーチェンジがコロナで延期

日本が誇るFFホットモデル「シビック タイプR」のマイナーチェンジモデルの発売延期が決まった。ホンダが25日、公式に発表した。発売延期の理由は新型コロナウイルス感染拡大に伴う生産活動の影響という。

シビック タイプRといえば、先頃、発売予定の限定車「タイプR リミテッドエディション」が鈴鹿サーキットをタイムアタックする映像が公開され、話題になったばかり。ファンはタイプRがメガーヌR.S.の記録を破り、“世界最速のFF”の称号を得ることを心待ちにしており、おそらくホンダとしても、記録更新とマイナーチェンジのタイミングを合わせて、改良型の高性能ぶりをアピールしたかったことだろう。

シビック タイプRの改良モデルは、今年1月のオートサロンで電撃公開され、今夏の発売が予告された。その時点では、改良モデルは走る・曲がる・止まるといった基本性能の向上が図られることが明らかにされていた。

なお、シビック タイプRならびにシビック5ドアは、英ウィルトシャー州スウィンドンのホンダ・オブ・ザ UKマニュファクチャリング（HUM）で生産されている。同工場は6月11日時点での発表（アップデート版）で、顧客と従業員の安全を最優先し、工場の一時休止を含む措置を講じていくと発表。コロナに伴う生産調整は続いているようだ。ジョンズ・ホプキンズ大学の発表によると、英国の感染者数は減少傾向にはあるものの、累計感染者数は世界第5位とコロナの影響が大きい国のひとつとなっている。

こうした状況を鑑みると、発売延期は致し方ないところだろう。なおホンダは「新しい発売日は決定次第案内する」としている。

Comments

マイチェン延期は仕方ないけど、JKマニュファクチャリングは仕方なくない。
てゆうか草(正しくはUK)

残念と言わずに楽しみが先延ばしになったということで。
いずれ発売されるんだから。