■ホンダの大ベストセラー車が待望のモデルチェンジ
ホンダは、2019年の秋に開催される東京モーターショーで、コンパクトカー「フィット」の新型モデルを公開すると発表しました。この新型フィットのハイブリッドモデルには、新たに開発される小型の「i-MMD」ハイブリッドシステムが搭載されます。
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ホンダは、2030年に全世界で販売される4輪車販売台数の3分の2を、モーター駆動を含む「電動車」にするという目標を掲げています。またハイブリッド車の拡充を中心に行うことで、この目標の達成を目指していくことも明らかにしています。
事業方針説明会見で、ホンダの八郷隆弘社長は次のようにコメントしています。
「今後は、2モーターハイブリッドシステムの『i-MMD』を、ホンダのモデルラインアップ全体に拡げていきます。現在、中・大型モデルに対応しているi-MMDに、新たに小型車向けのシステムを開発しました。
この小型i-MMDは、2019年秋の東京モーターショーで世界初公開予定の新型フィットから採用します。採用モデルのラインアップ拡大に加え、グローバルでの展開を行うことにより、i-MMDのシステムコストは2022年までに、2018年に比べて25%の削減を見込んでいます」
※ ※ ※
現行型フィットに搭載されているハイブリッドシステムは、1モータータイプの「i-DCD」ですが、新たに搭載されるi-MMDは、2モータータイプのシステムです。すでに同社のミニバン「オデッセイ」や、セダンの「アコード」、SUVの「CR-V」など、幅広い車種に搭載されている実績があります。
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