パナソニックオートモーティブシステムズは9月12日、オンライン機能を強化して「ネット動画」や最長3年間の無料地図更新サービスにも対応したカーナビステーション『ストラーダ』の最新モデル計6機種を10月上旬から11月下旬にかけて順次発売していくと発表した。
発表されたのは、フローティング大画面モデルとして知られる「F1シリーズ」2機種と、インダッシュ型となる「CAシリーズ」「CEシリーズ」がそれぞれ200mmワイドと180mmモデルを含めた2機種ずつの計6機種。
ランボルギーニから心臓移植! これがアウディ RS6 改め『RS7』新型だ
ディスプレイサイズはF1シリーズの「CN-F1X10C1D(愛称:F1X PREMIUM10)」が10V型有機ELで、「CN-F1D9C1D」が9V型液晶を採用。CAシリーズ「CN-CA01WD(200mmワイド)」と「CN-CA01D(180mm)」、CEシリーズ「CN-CE01WD(200mmワイド)」と「CN-CE01D(180mm)」のディスプレイはいずれも7V型となる。
価格は6機種ともオープン価格とされているが、店頭での実売価格はCN-F1X10C1Dが25万円、CN-F1D9C1Dが16万円、CAシリーズのCN-CA01WDとCN-CA01Dが12万円、CEシリーズのCN-CE01WDとCN-CE01D(180mmが10万円を想定する。F1シリーズは11月下旬、CA/CEシリーズは10月上旬からの発売を予定する。
新たに登場したストラーダで共通する最大のポイントは大きく3つある。
その筆頭がWi-Fi接続によりYouTubeやPrime Videoといった7つの動画配信サービス(YouTube、Prime Video、TVer、U-NEXT、TELASA、SPOOX、NBA-Rakuten)を楽しめるWebブラウザ機能の搭載だ。昨今はTV番組よりもこうしたサービスへの関心がユーザーの間で高まっており、ライバル機種ではすでに対応済み。そんな時代の流れにストラーダもようやく対応したのだ。
加えて、ストラーダでは従来機と同様、自宅のレコーダーに録画した「レコーダーリンク」機能も可能で、HDMI接続にも対応したことでスマホやタブレットのコンテンツを展開することができる。これによって、より多彩なコンテンツが大画面上で楽しめるようになるわけで、これが車内エンタメ機能のグレードアップに大きく貢献するというわけだ。
一方で、今回発表された6機種はすべてディスクドライブが非搭載となった。F1シリーズのトップモデルでウリとなっていたブルーレイディスクの再生もできない。これは動画配信サービスへの対応したことに伴うものということらしい。ただ、在庫がある限りとはなるが、ディスクドライブを備えた従来モデルも継続販売されるそうだ。
インターネットへの接続によってもたらされた魅力の2つめは、「Apple CarPlay」「Android Auto」にワイヤレスで接続可能としたことだ。これによってスマホ内で普段使いしている様々なアプリをストラーダ上で展開できるようになった。
また、ゼンリンが運営するサーバーにある最新スポットやグルメ情報のオンライン検索にも対応。地図データに含まれていない最新の情報を探せることとなり、その利便性がいっそう高まることは間違いない。
なお、「Apple CarPlay」「Android Auto」のワイヤレス接続や、最新スポットやグルメ情報のオンライン検索については、F1シリーズは実装済みだが、CAシリーズとCEシリーズは、2024年12月末までのソフトウェアのアップデートにより実現する予定となっている。
そして、ネット接続によって実現される魅力の3つめが、最長3年間の無料地図更新サービスをオンライン上で対応可能としたことだ(CEシリーズ除く)。更新操作もディスプレイ上のアイコンにタッチするだけの「ワンタッチ地図更新」としており、手軽に地図データのアップデートが行えるのが魅力だ。特に9V 型のCN-F1D9C1Dにもこのサービスが搭載されたのは嬉しい限りだ。
今回、ディスクドライブが非搭載となったわけだが、そのスペースを使ってオーディオの音質アップを図っているのも見逃せない。
サンプリング周波数192kHzに対応したデジタルアンプを新採用し、従来のアナログアンプに比べてSN比やセパレーション性能を大幅に向上。低ノイズでクリアな音質を実現するとともに、専用カスタムコンデンサを刷新することで低音の迫力と広がりのあるサウンドをもたらしたという。
新しくなったストラーダは、自前で通信機能を持たず、スマートフォンのWi-Fiテザリングによりネットワーク接続する道を選んだ。
今や動画コンテンツを見るのが日常化する中でユーザーの大半は無制限のパケット(ギガ)契約を結んでいる人も増えている。そんな現状を踏まえ、パナソニックはさらなるユーザー負担を強いることなく、ネット接続の環境を実現したことになる。市販カーナビでは数少ない「Apple CarPlay」「Android Auto」のワイヤレス接続の実現も大きな魅力となるだろう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「東名つかわず名古屋へ」愛知県民が歓喜!? 「名豊道路」全通のインパクト 無料・信号ナシ100kmバイパスは想像以上にデカい!
全高1995mm! ダイハツが巨大な「“軽”商用バン」を開発! まさかの「超背高ボディ」は使い勝手バツグン! ちょいレトロな「丸目デザイン」採用した斬新「プロカーゴ」が凄い!
「すごい横転事故…」常磐道が一時「通行止め!」大型トラックが絡む「4台の同時多発事故」発生… 負傷者救助とレッカー作業も
約60万円! めちゃ細ボディの「新型コンパクトカー」登場! ド派手な「レッド内装」採用した“新型車”がスゴい! どこでも走れる「全幅1.1m」のEV-eCoとは!
4児の父「杉浦太陽」の愛車は「高級ミニバン」だけじゃない!? もうひとつの愛車は“1000万円超え”の「トヨタ高級車」!? 「うらやましい」「家族想いのパパ」と反響多数
BYD、530馬力の電動SUV「シーライオン」欧州導入 LFPバッテリーと新プラットフォーム採用
140馬力超え「“軽”規格エンジン」採用!? ダイハツ「斬新スポーツカー」に反響多数! 600kgボディ採用で「大排気量スポーツカー」とも戦える「コペン RJ」が話題に
ついに我らのホンダがキタァァァァ! 2024年のホンダはN-BOX頼みじゃない! ヒット車連発の背景とは?
時速194キロでの死亡事故は「危険運転」じゃないの? 焦点は「過失か・危険か」 懲役7年と20年で違い、元警察官が解説 判決は28日に
「当初はもっとコテコテだった」流行りを追わない第3のN-BOX「ジョイ」…ホンダが求めた独自性とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
地図の更新はGoogleをはじめとした地図アプリは常に最新版に無料でアップデートされる。これだけスマホ化したカーナビが地図だけはスマホ化しない。どんなしがらみがあるんだろうか・・・
デジタルオーディオプレイヤーだよ