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なぜレクサスが「屋久島の旅」を提案? RZ450eで巡る「自然を巡るエコ・ドライブ」 あまり聞き慣れない「TOUCH JAPAN JOURNEY」とは

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なぜレクサスが「屋久島の旅」を提案? RZ450eで巡る「自然を巡るエコ・ドライブ」 あまり聞き慣れない「TOUCH JAPAN JOURNEY」とは

■ラグジュアリーブランドのレクサス。 コト体験も提供

 単純にクルマを販売するだけでなく、ユーザーのライフスタイルにも寄り添うレクサス。
 
 そんなレクサスは、様々なラグジュアリー体験も提供しています。
 
 なかでも日本全国の名所をレクサス車と巡る「TOUCH JAPAN JOURNEY」とは、どのようなものなのでしょうか。

【画像】レクサスが提案する屋久島の旅ってどんな感じ?

 1989年のブランド創業以来レクサスは、常に革新に挑戦し続けてきたプロダクトを展開してきました。

 最近ではさらにその幅を広げており、クラスを超えたモデルとなる「LBX」をはじめ、ラグジュアリーセダンの「LS」、クーペの「LC」、オフロードでもラグジュアリーを提供する「LX」、多人数にも対応する「LM」。

 そして電動化社会に対応する「UX300e」や「RZ」、さらにはラグジュアリーヨット「LY」など多岐にわたります。

 一方でレクサスはプロダクトだけでなく、ラグジュアリーライフスタイルブランドとして「コト体験」も提供しています。

 そのひとつが、「TOUCH JAPAN JOURNEY」です。

 これはレクサス車に乗って、日本中のまだ見ぬ景色を求める旅の提案です。

 コンセプトは「体験する」「食べる」「滞在する」そして「ドライブ」となり、用意されて基本プランにそれぞれが盛り込まれています。

 現在、「TOUCH JAPAN JOURNEY」では、北は北海道の知床をLXで巡るプランから南は鹿児島の屋久島をRZで巡るプラン。

 その他、瀬戸内・尾道でLYを体感するプランや、九州でラグジュアリー列車「ななつ星」とコラボしたプランなど様々です。

 そんな中今回は、RZで屋久島を巡るプランに参加してみました。

 屋久島は、日本で初めて世界自然遺産に選定された場所で、教科書などにもでてくることから、「屋久島=屋久杉」というイメージを持っている人もいるかもしれません。

 また東京からだと直行便がないため、中々行きたくても行きづらい場所とも言え、「いつか行ってみたい」という人も少なくないはず。

 そんな屋久島は、南に位置する島ながら九州最高峰の宮之浦岳(1936m)をはじめ、標高1000mを超える山が連なっており、冬には雪が降ることも。

 また前述のように世界自然遺産に選定された美しい自然を体感出来るのも魅力で、ドライブコースには世界自然遺産を走れる「西部林道」もあります。

 そんな屋久島プランには、レクサス初のBEV専用モデルとなるRZが旅の相棒です。

 2022年4月20日に登場したRZは、電動化技術がもたらすレクサスらしいクルマをデザイン、そしてBEVならではの走行性能で体現したモデルです。

 ではなぜ屋久島では、RZが相棒なのでしょうか。

 その背景には屋久島の環境があります。屋久島で使われる電力の約9割は水力発電で賄われています。

 そのため島を走るBEVは、ほとんど再生可能エネルギーだけで走れることから、屋久島の自然を守りつつ、楽しいドライブが楽しめるRZが相棒となるのです。

■レクサスが提案する「屋久島の旅」 どんな過ごし方が出来るの?

 では、実際にレクサスが提案する「屋久島の旅」とはどのようなものなのでしょうか。

 今回は、2泊3日のプランを選択。まず東京・羽田空港から福岡空港に、そして福岡空港から屋久島空港にと乗り継いで行きます。

 JALのプロペラ機を降り、荷物を受け取るとそこには今回の旅のガイドを務める専属バトラーで「sankara hotel & spa屋久島」のアクティビティマネージャー・大木信介さんの姿が。RZでお出迎えしてくれました。

 レクサスの「TOUCH JAPAN JOURNEY」は、選んだプランに基本的な流れが用意されたはいますが、ユーザーが好む体験に応じてバトラーが自在に道中のプランを考えてくれるというものです。

 そのため、1日目から3日目まで最初にここに行き、次にここに行きというベースはあるものの、天候やユーザーの体調などに応じて変更が出来ます。

 今回も元々の屋久島空港についてから、当初のプランでは無い動きに。まずはバトラー大木さんの運転で島の北側にある「永田いなか浜」に。

 ここはウミガメの産卵地としても知られる場所で、白い砂浜と青い海を堪能でき、まさに南の島に来たことを実感します。

 その後は、世界自然遺産の路としても知られる「西部林道」に。ここでは野生動物が多く暮らしており、実際にドライブ中でもサルやシカと多数遭遇。

 ここでBEVであるRZは、エンジン音や排気音&排気ガスがないため、すぐ横を通っても動物達は逃げません。

 まさに自然の中で動物達と共存しているというコトがRZによって体感出来ました。

 その後も島を1周するカタチで走っていきます。途中から自らハンドルを握り、屋久島ドライブです。

 RZの爽快な加速感や心地よい乗り心地と、屋久島の自然を堪能していきます。

 そして日も暮れてきたので今回の宿「sankara hotel & spa屋久島」に。

「sankara hotel & spa屋久島」はオーベルジュ型リゾートホテルで、世界最高峰のラグジュアリーホテル会員組織「Small Luxury Hotel of the World」に九州で唯一加盟しています。

 レクサスの屋久島プランではこのホテルにRZとUX300eが配備され、世界自然遺産・屋久島を巡る神秘の旅の拠点となっています。

 今回、「sankara hotel & spa屋久島」では離れの棟に宿泊することに。室内は南国のリゾートホテルそのままで、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。

 またエントランス棟も、バリ島のような印象を受けるプールやサウナ、そして自由な時間を過ごせるフリースペースも完備。

 このフリースペースでは、17時からウエルカムドリンクとして、自由にカフェやアルコールを楽しめます。なお20時からは食後の1杯も堪能でき、お酒好きには最高の場所かもしれません。

 ただ、少し残念なのはホテルのどこにも「レクサスらしさ」がなかったこと、せっかくレクサス発の「TOUCH JAPAN JOURNEY」なので、部屋やロビーなどに「レクサスならではのおもてなし」があっても良かったのでは、と思いました。

 2日目もRZで屋久島をドライブしていきます。まずは日の出と共にRZを撮影。絵になります。

 その後は、「屋久島=屋久杉」ということで、屋久杉を鑑賞する島内随一の森となる「ヤクスギランド」に。なおここに向かう道中では島の電力を担う水力発電のダムのひとつを見ることが出来ました。

 そして、「ヤクスギランド」に到着。今回は、約1時間のトレッキングコースを選択。仏陀杉やくぐり杉などの名前が付けられヤクスギを見ることができます。

 なお一言で屋久杉といっても実は色々と種類があるとバトラー大木さんは「スギは500年余りが平均的な寿命といわれていますが、屋久杉では2000年を超える巨木が見られます。これは新鮮な水に恵まれながら、栄養が乏しい岩地に育つことでゆっくりと成長したことが理由とされています。そのなかで屋久島では、1000年を超える杉を『屋久杉』、若い屋久杉を『小杉』と呼んでいます」と話してくれました。

 また今回は行けなかったものの屋久島には、映画「もののけ姫」の舞台とされる「白谷雲水峡」もあります。

 そして最終日となる3日目には、明治5年創業した本坊酒造の屋久島伝承蔵の特別見学をさせてもらいました。

 訪れた日には、麦焼酎を仕込んでいる真っ最中で「杜氏(とうじ)」と呼ばれる酒造りのエキスパートがお酒づくりの難しさや、楽しさを説明してくれます。

 このお酒づくりの話を聞いていると自然と「クルマづくり」に通じる部分も感じられ、すべての「ものづくり」の偉大さに少し触れられた気がしました。

 なおこの本坊酒造では、地域の資源を活用して焼酎をはじめマルスウイスキー、マルスワインなどを製作しています。

※ ※ ※

 そんなこんなで2泊3日のレクサスが提案する屋久島の旅は終了。

 ただBEVのRZで走るだけならどこでも出来ますが、ほとんどを水力発電で賄えて自然豊かな屋久島だからこそ、RZで走る意味を見出せた気がします。

 ラグジュアリーライフスタイルブランドでもあるレクサス。クルマづくり以外のコト体験もブランド価値を高めるには良いコンテンツでした。

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