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三菱「新型パジェロ」いつ登場!? 伝説の「3列SUV」6年ぶり復活へ? 超タフ顔で2025年デビューに期待大!

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三菱「新型パジェロ」いつ登場!? 伝説の「3列SUV」6年ぶり復活へ? 超タフ顔で2025年デビューに期待大!

■三菱を代表するブランド「パジェロ」

 三菱が1982年にデビューしたクロカンSUV「パジェロ」は、2019年の販売終了まで4世代に渡って販売されました。
 
 絶版から5年が経過するなか、一部新聞紙上などに「パジェロ復活」の報道が流れたことで、再び注目を集めています。どのようなクルマとして帰ってくるのでしょうか。

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 初代パジェロは、1985年に「パリ・ダカールラリー」(通称「パリダカ」)で、国産車初の快挙となる総合優勝をワンツーフィニッシュで決めると、たちまち大人気を博しました。

 このときのパリダカは、走行距離1万284kmを22日間にかけて過酷な砂漠地域をメインに走る、日本でも高い人気と注目を集めたモータースポーツでした。

「三菱と言えばパジェロ」というほど熱心なファンが多かったのですが、2019年7月に同年9月で生産終了となることが発表され、惜しむ声が多方面から聞かれました。

 日本ではパジェロのブランドは消えてしまいましたが、実は海外では現役です。

 アジアをはじめとした市場では「パジェロスポーツ」の車名で販売されているのです。

 パジェロスポーツは、かつて日本市場でも販売されていた「チャレンジャー」の海外市場モデルで、現在はタイやインドネシアで生産される3列・7人乗りのクロカンSUVとして販売されています。

 現行型のパジェロスポーツは2015年に登場。全長4785mm×全幅1815mm×全高1800mmのボディサイズで、「ダイナミックシールド」のフロントマスクを持つ力強いスタイリングを特徴とします。

 2024年のマイナーチェンジで最新の2.4リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、8速ATと組み合わせます。

 なおフレーム構造などの基本骨格は、ピックアップトラック「トライトン」(先代・5世代目)と共用しています。

 パジェロスポーツの車両価格は、タイ向けモデルで138万9000バーツ(約620万円)から。

 単純比較はできないものの、日本における「アウトランダー」とほぼ同じ価格帯の高価なモデルとなっています。

■新型パジェロのヒントは「トライトン」にあり!?

 2023年3月に三菱が発表した「2023-2025年度 中期経営計画 “Challenge 2025”」では、2025年までに「フレーム」と区分された新型ピックアップに加え、2025年中に「PPV」と記された新型SUVらしきクルマが描かれています。

 その後2023年7月に新型ピックアップトラック「トライトン」(6世代目)が発表され、新開発のラダーフレームを採用。国内でも2024年2月より12年ぶりの販売が始まっています。

 さて、三菱が発表したChallenge 2025における「PPV」とは「ピックアップ・パッセンジャー・ビークル」のことで、トライトンをベースにした乗用車、すなわちクロカンSUVのこととなります。

 つまりパジェロスポーツの後継モデルということですが、現行型の登場時には存在していた本家の“パジェロ”も、今はもうありません。

 ならば新型は根強い知名度を誇る車名にすることで、さらにグローバルに打って出ることも可能となります。

 日本国内で復活するのも間違いなさそうです。

 気になるのはデザインですが、トライトンのようなワイルドさと屈強さを前面に打ち出したスタイリングで登場してくる可能性が高いと筆者(佐藤 亨)は予想しています。

 パワートレインは、最新版のトライトン同様の2.4リッター直列4気筒「4N16」型ディーゼルターボと8速ATでしょう。

 全長5.3m級のトライトンに対し、次期“パジェロ”は扱いやすい5mに抑えつつも、3列シートレイアウトを継承するとみられます。

 いずれにせよ、2025年に最も注目される新型車の1台となるに違いありません。

[※編集部注記:記載に誤りがあったため、2024年11月30日に本文等の一部を加筆修正を行いました]

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