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【価格情報追記】新型『GSX-S1000』は何が変わった? 発売日は? お値段はどうなる!?【SUZUKI GSX-S1000(2021)/装備・ディテール編】

掲載 更新 42
【価格情報追記】新型『GSX-S1000』は何が変わった? 発売日は? お値段はどうなる!?【SUZUKI GSX-S1000(2021)/装備・ディテール編】

今回の新型『GSX-S1000』で注目したいのは、いかに152馬力のパワーを扱わせるか、だと個人的には考えています。そのための進化はエンジンだけに留まりません。

新型『GSX-S1000』は152馬力をもっと身近にしてくれる?
※4/26 21時40分に加筆・追記しています

ホンダ「GB350 S」誕生! スタンダードモデルのGB350とともに詳細発表

エンジンは細部のブラッシュアップにより出力向上の他、フラットトルク化に成功。加えて電子制御スロットルやパワーモードセレクターSDMS(スズキドライブモードセレクター)の採用により、従来型よりも扱いやすい特性へと進化していると予想される新型GSX-S1000。

とはいえ最高出力は152馬力もあるんですから、それを受け止める車体側も併せて進化するのは必然です。

【エンジン編】からの続きです

ちなみにフレームとスイングアームは従来型を踏襲しており、主要な車体のディメンションも引き継いでいます。

高剛性なアルミツインスパーフレームとスーパースポーツGSX-R1000譲りのスイングアームに変更はありません。

しかし、スズキらしい堅実な進化がいくつかあります。

新型『GSX-S1000』は双方向クイックシフターを装備
わかりやすく恩恵を感じられるのは、おそらく双方向のクイックシフターの採用です。

シフトアップ・シフトダウン共にクラッチ操作が必要ありません。

こういうハイパワーのバイクは、あっという間に次のコーナーが迫ってきて慌てがちになりやすいので、シフトチェンジのシビアな作業から解放される恩恵は大きいでしょう。

そして、トラクションコントロール(STCS)が3段階の調整幅から5段階に拡大されました。

従来型の3段階でも特に問題はありませんでしたが、ライダーのスキルに合わせて『もうちょっと』幅を広くした感じでしょう。

私(北岡)のように『150馬力級なんて基本むり!』というライダーにとっては、命綱みたいなシステムですから、そこの対応範囲がより柔軟になってくれるのは大歓迎。

5段階くらいまでなら違いもわかりやすいだろうし、シンプルの範囲だと思います。

また、クラッチが変更されています。従来型ではスリッパ―機構のみだったのが、アシスト機能も追加されることで操作感が軽くなります。

細かい部分ですが、ライダーの負担を軽くしてくれることは間違いありません。

地味に効きそうな『ハンドル位置』の変更
そして、地味に聞こえますが『ハンドルのグリップ部が23mm延長されたこと』がけっこう効きそうな予感がしています。

これにより車幅も従来型の795mmから新型810mmへと変化しました。

また、グリップ位置自体も従来型より20mmライダーに近くなっています。

ハンドル位置っていうのは『わずか10mm、されど10mm』の世界で、予想以上に操作感が変わるもの。より自然な操作ができる形状になっていることを期待したいところです。

シートが新作に!
そして、シートは滑りにくい表皮の採用のほか、形状そのものも見直されました。

着座位置の自由度も同時に向上しているとのことなので、スポーティな走りでの車体のホールド性が良くなっているはず!

ちょっとマニアックですが、ハンドルやシートっていうのは『ライダーとバイクをつなぐ数少ない接点』なので、非常に気になる変更です。

その他にも変更は多数!
これまで主に『走りに関係しそうな変更点』を紹介してきましたが、その他にも進化は多くあります。

目立つところでは、ポジションランプも含めると『縦3灯』というLEDヘッドライトが抜群の存在感です。

今後のGSX-S1000は、このフェイスマスクによって今まで以上に認知度が向上すること間違いなしでしょう。

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みんなのコメント

42件
  • リッターバイク、あんまり興味はなかった。けど、こんなハイパワーなガソリン車乗れるのって、もしかして今だけ? 10年後、車の旧車割り増し税制みたいに、電動じゃないガソリンバイク、割り増し税制になったら悲しい。
  • どちらかというと有機的な感じのするZシリーズに対抗して徹底した無機質感できましたね。
    カトキハジメデザインと言われても通じそう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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