週末ドライバーにはプラグインはおすすめできない
いまやHV(ハイブリッドカー)は珍しくない存在。環境意識の高さをアピールするならプラグイン(外部充電)のクルマを手に入れたいと思うことだろう。つまり、EV(電気自動車)やPHV(プラグイン・ハイブリッドカー)がターゲットになる。
ただし、2016年夏という時点でいえばEVとPHVは選択しづらい。潤沢な予算があるならばEVはテスラ、PHVではメルセデスやBMWといった選択肢はあるが、多くの人にとって現実的な選択とはいえないだろう。とくに日本で使うのであれば大本命といえるプリウスPHVの発売が控えていることを思うと、それを待ちたい。
もうひとつ、平日は電車通勤で週末くらいしかマイカーに乗らないといったユーザーにとってはプラグイン車を選ぶことがナンセンスな面もある。肝心なときに充電を忘れていては貴重な休日にドライブを楽しめない。PHVに関しては充電を忘れていても燃料を補給すれば長距離を走れるので、そうした問題はないが、充電を忘れてしまったらプラグインであることのメリットを享受できない。
また、一部の車種では充電をせずに長期間放置しておくとバッテリーの交換が必要になるほど傷んでしまうこともある。家人が毎日のように乗るという環境でなければ、まだまだEVやPHVを選ぶのは時期尚早だ。
というわけで、EV、PHV、HVからの三択であれば、現時点ではコンベンショナルな内燃機関に燃料を補給するだけで走るハイブリッドカーというのが賢い選択といえる。プラグインを持たないという点でコンベンショナルといっても、ハイブリッドカーの技術は日進月歩。最新テクノロジーを搭載しているであろう、できるだけデビューが最近のモデルを選ぶことがおすすめだ。
ハイブリッドカーの開発テーマとして初期段階では燃費性能が優先され、ドライバビリティや快適性が犠牲になりがちだったが、確実にクルマに要求される性能をトータルに満たす方向で進化している。某スポーツカーメーカーではないが、やはり「最新は最良」といえるのである。
(文:山本晋也)
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