3.4L仕様のフルチューン2JZを搭載する「小さな高級車」
T51R SPL BBタービン+NOSで1100馬力に到達!
「“小さな高級車”プログレに1100馬力の強心臓を搭載」400メートルを11秒台で走り抜ける快適ドライブマシン!?
「小さな高級車」というキャッチコピーで1998年に登場したプログレ(JCG11)ベースの世にも珍しいゼロヨンチューンドだ。製作したのは、パワーチューンを得意とする“テクニカルショップ・アンフィニ”。
エンジンは純正の2JZ-GE(NAエンジン)から、HKSの3.4Lキットで排気量を拡大したVVT-i付きの2JZ-GTEに換装。
タービンはT51R SPL BBをチョイス。現在の最大ブースト圧は2.0キロとなっているが、今後はさらにブースト圧を高める予定もあるそうだ。
ビッグシングルタービンをアシストするために、インテーク部にはウエットショット式のNOSを投入。制御はアンフィニの電子パーツ(NSC)を使用し、噴射のタイムラグを無くしている。スロットルは電子制御式スロットルからナプレックの機械式に交換、リニアに反応するアクセルレスポンスを実現している。NOS噴射時の最高出力は1100psというからハンパではない。
ミッションはATのままで、JZS161アリスト用のトルクコンバーターやディスクを加工流用することで、大パワーに耐える強化を行っている。純正のエアコンコントローラーとオーディオはセンターコンソール内に移設。ここにボディコントロールユニットが内蔵されており、これは撤去不可のため100本以上の配線を延長加工しているとのこと。移設で空いたスペースにはメーターやNOSのスイッチなどを設置する。
グローブボックス内には制御系パーツをインストール。エンジン制御のメインにはF-CON Vプロを使用。トラストのVマネージはVVTi制御用のツールだ。
マシン完成後のシェイクダウンでは、ノーマルボディに収まる幅のアドバンネオバだったため真っ直ぐ走るのがやっとという状態だった。エンジンのポテンシャルを活かすためには幅広タイヤの装着が必須と判断し、リヤフェンダーを拡大加工。275/40-17のフージャードラッグラジアルを履けるようにしたのだ。
そうして臨んだD&Sナイト(ドラッグ大会)では、完全に乗りこなせなかったものの11秒895を記録。普段はドライブにも使う快適装備満載の仕様で、これだけのタイムを刻むこと自体が凄いことなのだが、オーナーが車両に慣れていけば記録はまだまだ伸びていくはず。今後の躍進に期待したい。
スペック
2JZ-GTE改3.4L仕様換装(最大ブースト圧2.0キロ)/HKS T51R SPL BBタービン、3.4Lキット、ハイカム(IN&EX264度)、F-CON Vプロ/NOS/アンフィニ強化AT、ワンオフマフラー/アラゴスタ車高調/フージャー・ドラッグラジアル(275/40R17)他
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