■「ミラ イース」や「ハイゼット カーゴ」など出荷停止解除
ダイハツは2024年1月30日、国土交通省より、「ミラ イース」や「ハイゼット カーゴ」などの複数車種で、出荷停止の指示を解除すると公表されたことを明かしました。
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ダイハツの認証不正問題は、2023年12月20日に第三者委員会の調査報告書を受けて、国土交通省に報告されていました。
その後、報告書内容の事実確認の為に12月21日以降に国土交通省による立入検査などにより事実関係の確認を行った結果、46車種において不正行為が行われていたことが判明しました。
そこでダイハツは、46車種のうち開発中の1車種を除く45車種について、道路運送車両法の基準適合性に関する確認試験などの技術的な検証を速やかに行い、結果の出た車種から順次公表することとしていました。
2024年1月16日には、国土交通省はダイハツに対し、一連の不正行為に関する是正命令を出し、この際、日本での販売車種において特に悪質な不正であると判断された「3車種(ダイハツ「グランマックス」、トヨタ「タウンエース」、マツダ「ボンゴ」)」のトラックタイプのみ型式指定の取消し手続きを開始しています。
続く19日には国土交通省は新たに「ダイハツの不正事案に係る基準適合性の検証結果」を公表。
検証が終了した5車種(トヨタ「プロボックス」、マツダ「ファミリアバン」、ダイハツ「グランマックス(バンタイプ)」、トヨタ「タウンエース(バンタイプ)」、マツダ「ボンゴ(バンタイプ)」)について、「道路運送車両法の基準に適合していることを確認した」と言い、出荷停止の指示を解除しました。
そして今回は、国土交通省より立会試験などの結果、さらなる10車種について道路運送車両法の基準に適合していることが確認されたことから、出荷停止の指示を解除するとの公表があったと発表され、計15車種で出荷が再開されるとみられます。
今回出荷停止解除となった10車種は以下の通りです。
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●ダイハツ「ミラ イース」
●トヨタ「ピクシス エポック」
●スバル「プレオ プラス」
●ダイハツ「ハイゼット カーゴ」
●ダイハツ「アトレー」
●トヨタ「ピクシス バン」
●スバル「サンバー(バン)」
●ダイハツ「ハイゼット トラック」
●トヨタ「ピクシス トラック」
●スバル「サンバー トラック」
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※ ※ ※
ダイハツは、今回の発表に際し以下のようにコメントしています。
「この度の当社による認証不正問題について、多くの方々に多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます。
引き続き、国土交通省の指示に基づき、認証当局立会試験などの必要な対応を行っていくとともに、当社として、お客様の日々の生活をお支えするクルマとして、お乗りいただくお客様に信頼いただけるかを、丁寧に確認してまいります。
今後、出荷・生産再開にあたっては、販売会社や関係仕入先の皆様と密にコミュニケーションを取らせていただき、混乱をきたすことがないよう準備を進めてまいります」
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みんなのコメント
そもそも車には問題ないのなら認証手続きが煩雑すぎるから
改善すべき。ダイハツのやり方は良くないが、その方が同じ結果で早く出来るのならそのように変えた方が良いのでは?結局キャストのリコール以外なんの問題も無ければ何を騒いでいたのか?
こんなに呆気なく解除できるなら最初から不正行為をするな!
残る乗用車からは型式指定取り消しが発生するのだろうか?