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「打倒VTEC&ロータリー!」2.3Lフルチューンエンジンで勝負するNCロードスター最強スペック!

掲載 更新
「打倒VTEC&ロータリー!」2.3Lフルチューンエンジンで勝負するNCロードスター最強スペック!

打倒VTEC&ロータリーの最右翼

300psを発揮する2.3Lフルチューンユニットを搭載!

「打倒VTEC&ロータリー!」2.3Lフルチューンエンジンで勝負するNCロードスター最強スペック!

「ナンバー付きチューニングカーの限界に挑みたい」と、デモカーのNCロードスターでは“ストリートレーシングコンセプト”を掲げたマシンメイクを進めるジュピターネット・カーガレージ。

全幅が1840mmに到達する超ワイドボディ、ロールバーを複雑に張り巡らせ、ヨレやネジレを徹底的に封じ込めたボディ補強など、レーシングカー並みの作り込みを展開するが、エアコンやパワステなどの快適装備は残っていて、あくまでも「公道も走れる街乗り兼走行会仕様」であるのがポイント。

エンジンは2.3L+4連スロットル仕様。ブロックは2.3LのL3を用いて、ピストンは0.5mmオーバーサイズのスーパーテック鍛造を組み込む。コンロッドはイーグルの鍛造H断面が使われ、メタルも強化品を使用。強化オイルポンプは戸田レーシングにスペシャル品をオーダーした。

高回転仕様と割り切ったS-VT(可変バルブタイミング機構)レス仕様。カムはオリジナルワンオフで、作用角はIN296度/EX288度、リフト量は13.0mm。ビッグバルブやダブルスプリング仕様の強化バルブスプリングなども組み込む。

エンジンベンチテスターでの計測では、VTECの2.4L仕様やNAロータリーのサイドポート仕様も凌ぐ、300psオーバーを発生しているという。

一方の足回りは、「鈴鹿でワイドサイズのSタイヤを活かせるアシ」を目指して熟成。車高調はコニをベースに仕様変更を重ねたオリジナルスペックを装備する。

リヤの安定性を高めるため、ショートストローク化を推進しているのもこの足の特徴だ。リバウンドストロークを抑え、面圧をかけ続けることができる仕様を目指した。スプリングレートはF18kg/mm、R16kg/mmとなる。

フロントブレーキはキャリパーを高剛性のウィルウッド鍛造6ポットに変更し、ローターは330mmを導入。前後ブレーキバランスの均衡を図るため、リヤもローターを純正の275mmから305mmに拡大する。

ガレージベリーのハードトップに置き換えて純正ソフトトップを取り払い、ロールバー構築の自由度を拡大。随所に張り巡らされたロールバーは、ピラー止めやガセット補強を駆使して頑強に固定。ヨレやネジレに屈しない高剛性を手に入れている。

グッドウインレーシングのオーバーフェンダーを装着し、前後とも片側60mmのワイド化を敢行。タイヤやホイールの選択肢を大幅に広げる。現在は9.5J×17のボルクレーシングTE37Vに、245/40R17のアドバンA050を組み込む。インセットはフロントが30、リヤが15だ。

打倒VTEC&NAロータリーを掲げたNCロードスターの最強スペック。ストリートを堂々と走れる公認仕様であるということも最後に付け加えておく。

SPECIFICATION

■エンジン:スーパーテック 鍛造ピストン/イーグル 鍛造H断面コンロッド/純正クランクシャフトバランス取り/ワンオフカム/52φ4連スロットル/東名 エキマニ、フロントパイプ/コーンズ レゾネーター仕様マフラー/HPI オイルクーラー改 ■ドライブトレイン:ORCレーシングクラッチ、フライホイール/クスコLSD ■サスペンション:スピードクラブ KONI車高調コルサスペチアーレ(F18kg/mm R16kg/mm)/ワンオフロールバーフル溶接固定 ■ブレーキ:スピードクラブ ウィルウッド6ポットキャリパー、大径ローター ■タイヤ:アドバンA050(FR245/40R17) ■ホイール:ボルクレーシングTE37V(F17×9.5+30 R17×9.5+15) ■エクステリア:ガレージベリー クーペスタイルハードトップ、トランクリッド/ノガミプロジェクト エアロボンネット/オートエクゼ フロントバンパースポイラー/グッドウインレーシング オーバーフェンダー

●取材協力:ジュピターネット・カーガレージ 奈良県大和郡山市小泉町2763-1 TEL:0743-20-4000

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