■エントリーグレードを再設定
日産のオーストラリア法人は2024年6月18日、3列シートSUV「パスファインダー」のグレード構成を見直すとともに、装備を厳選して価格を抑えたグレード「ST-L」を再設定したと発表しました。
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パスファインダーは、日産が北米をはじめ海外市場で展開しているSUV。
1986年にデビューした初代と1995年登場の2代目は日本で「テラノ」として販売されていました。
現行モデルは2021年フルモデルチェンジを受けた5代目にあたり、オーストラリアでの位置づけとしては「エクストレイル」と、一時期日本でもサファリの名で販売されていたフラッグシップ「パトロール」の間となります。
ボディサイズは全長5004mm×全幅1978mm(ドアミラー含む)×全高1802mm、ホイールベース2900mm。最低地上高は2WDが178mm、4WDが181mm。モノコック構造という点も含めてクロスオーバー寄りの設計となっています。
乗車定員は2-3-3の8名が基本で、最上位グレードはセカンドシートを独立型とした2-2-3の7名となります。
パワートレインは最高出力275ps・最大トルク340Nmを発生する3.5リッターV6ガソリンエンジンに9速ATを組み合わせています。
ST-Lというグレードは、2021年の発売当初から一時期設定されており、それを今回エントリーグレードとして復活させました。エントリーとはいえ装備内容は充実しています。
例えば電動テールゲート、9.0インチタッチスクリーンのインフォテインメントシステム、ヘッドアップディスプレイ、フロントシートヒーター、3ゾーン独立調整エアコンが標準装備されています。
外観上の差別化も最小限に抑えられており、持ち味である迫力の風格は健在です。
価格はST-Lの2WDが5万9670豪ドル(約630万円)で、4WDが6万4170豪ドル(約680万円)。Tiの2WDが6万7990豪ドル(約720万円)、4WDが7万2490豪ドル(約765万円)、Ti-L4WDが8万2490豪ドル(約870万円)。
同社の説明によるとST-Lを中核グレードに据えて、購入層の拡大を図るとともに、ファミリーSUVとしての位置づけをより鮮明にしたいと考えているようです。
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みんなのコメント
それを「デカ エクストレイル」とは。
幼稚な表現で読者を釣ろう、とは相変わらず悪質だな。