F1第4戦、ルクレールがフェルスタッペンを抑えて今季初ポールを獲得。角田裕毅はQ3進出決めて8位【アゼルバイジャンGP 予選】

2023年4月28日金曜日（現地時間）、F1第4戦アゼルバイジャンGP予選がバクー市街地サーキットで行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールが今季初めてポールポジションを獲得した。2番手にマックス・フェルスタッペン（レッドブル）、3番手にセルジオ・ペレス（レッドブル）が続いた。ルクレールのポールポジションは昨年のシンガポール以来の通算19度目。角田裕毅（アルファタウリ）は今季初のQ3進出を果たし、決勝レースの8番グリッドを獲得した。

ポールポジション争いはルクレールとフェルスタッペンの一騎討ちに
日曜日の決勝レースのスターティンググリッドを決める予選は、いつもはフリー走行2回目が行われる金曜日17時（現地時間）、陽が傾き始める中で開始された。

フリー走行が1回のみということもありセッティングが決まっていないのか、予選はQ1からクラッシュやウォールへの接触が頻発して荒模様の展開になるが、そんな中で注目を集めたのがアルファタウリの角田裕毅だった。

角田はQ1最後のアタックでQ2進出を決めると、そのQ2では土曜日のスプリントシュートアウト、スプリントで使用する予定のソフトタイヤを積極的に投入してここもクリア。なかなかパフォーマンスが上がらないマシンを繰り、Q3の最終アタックでは1分41秒581をマーク、今季ベストグリッドとなる8番手を獲得した。

ポールポジション争いはルクレールとフェルスタッペンの一騎討ちとなり、ルクレールが最終アタックで1分40秒203をマークしてトップに浮上。その直後を走るフェスルタッペンは自己ベストを更新するものの、ルクレールに0.188秒届かず2番手となった。

今一つ波に乗り切れないメルセデス。光明は見えるのか？
ルクレールはこれでアゼルバイジャンGPで3年連続ポールポジションを獲得、シーズン開幕から続いていたレッドブルの快進撃にひとまずストップをかけることになった。

気になるのはメルセデスの調子が上がってこないことで、ルイス・ハミルトンは辛うじてQ3に進出して5番グリッドを得たが、ジョージ・ラッセルはQ2を突破できず11番手にとどまった。

アゼルバイジャンGPは、4月29日土曜日にスプリントシュートアウト（スプリントの予選）とスプリントが行われ、この金曜日の予選結果は4月30日日曜日に行われる51周の決勝レースのグリッドに適用される。

2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP タイムスケジュール
スプリント・シュートアウト：4月29日12時30分～13時14分（日本時間17時30分～18時14分）
スプリント（17周）：4月29日17時30分～18時（日本時間22時30分～23時）
決勝（51周）：4月30日15時～（日本時間20時～）

2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP予選　結果
1位 16 C.ルクレール（フェラーリ） 1:40.203
2位 1 M.フェルスタッペン（レッドブル） 1:40.391
3位 11 S.ペレス（レッドブル） 1:40.495
4位 55 C.サインツ（フェラーリ） 1:41.106
5位 44 L.ハミルトン（メルセデス） 1:41.177
6位 14 F.アロンソ（アストンマーティン・メルセデス） 1:41.253
7位 4 L.ノリス（マクラーレン・メルセデス） 1:41.281
8位 22 角田裕毅（アルファタウリ・レッドブル） 1:41.581
9位 18 L.ストロール（アストンマーティン・メルセデス） 1:41.611
10位 81 O.ピアストリ（マクラーレン・メルセデス） 1:41.611
・・・・・・・・・・・・・
20位 21 N.デフリース（アルファタウリ・レッドブル）

[ アルバム : 2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP予選 はオリジナルサイトでご覧ください ]