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運転しても楽しい!──新型レクサスLS500h試乗記

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運転しても楽しい!──新型レクサスLS500h試乗記

最新のレクサスLS500h」は、運転しても楽しい1台だった! 小川フミオがリポートする。

立派なドライバーズカー

Da-iCE花村想太×ハーレーダビッドソン──Vol.1 X350

レクサスの大型セダンLSが、2023年10月に改良を受けた。“フラッグシップとしてたゆまぬ進化を追求した”と、レクサスが言う改良型に、25年3月に試乗。走りがうんとよくなっていて、高級セダンを探しているなら是非! と、勧めたい内容だ。

変更点は以下のとおり。

・ラジエターサポートブレースを追加(剛性を高めて、操縦安定性を向上)
・前後サスペンションの締結を見直し(乗り心地を向上)
・排気管サポートゴムの角度を見直し(振動を抑制し、乗り心地を向上)
・後輪操舵システムをAWD車にも設定拡大

加えて、走行安全性の点でも機能が追加されている。

・プロアクティブドライビングアシスト採用
・プリクラッシュセイフティ機能拡大
・アドバンストドライブ(渋滞時支援)採用

試乗したのは、LS500h Executiveの後輪駆動モデル。3456ccV型6気筒エンジン+モーターを使った、ハイブリッドシステムを搭載。電動オットマンなど後席の装備が豊富で、LSのラインナップにおけるトップグレード(価格的には上に4WDモデルがある)。

乗った印象は、驚くほど完成度が上がっている。現行LSは2017年発売なので、25年で足かけ8年を迎える。はっきり言うと、長い時間がかかったけれど、ようやく本当にいいクルマになった! と、感じられた。

特徴は、ボディコントロールがうんとよくなったこと。操縦性と走行安定性がうんと上がり、高速での車線変更時だろうとカーブだろうと、乗員はおなじ姿勢を維持できる。“オン・ザ・レール感覚”といったりするのだけれど、左右や前後や上下に揺られることがない。

パワープラントは、ごく低速ではバッテリー走行をし、そのあとエンジンが始動する、おなじみのトヨタ/レクサス式ハイブリッド。バッテリー走行からエンジンへの移行はスムーズ。V6は直4より静かで回転マナーもよく、ドライバーズカーとしての完成度もうんと上がった印象だ。

ドライバーも、期待以上に気持ちよい運転感覚が味わえるクルマなのだ。ゆったりと走ることもできるし、望めばスポーティなドライブをたのしめる。

試乗したExecutiveは、後席の装備を充実させた仕様。ぶ厚いクッションのシートが目をひく。ドアの内張には凝った材質が貼られているし、重厚感はたっぷりだ。

さらに、今回は体験はしなかったけれど、後席の居心地のよさの徹底ぶりは健在のようだ。

細かく調整が出来たり、オットマンがそなわっていることに加え、ソフトなレザー(Lアニリンと命名されている)とハンドステッチ、それにパッドなどにより、やわらかな感触と理想的な耐圧分布が目指されている。

ホイールベースは3125mmとかなり長い。ただし、ちょっと座っただけでは、前席のシート厚のせいか、前席シートの背後に取り付けられた大型モニターのせいか、“最大1020mm”というレッグスペースの恩恵は強く感じられなかった。あえてコージーに仕立てるのは英国式の室内空間づくりの伝統で、なぜかそれを連想した。

インフォテインメントのモニター画面は、最新のレクサス車に較べると少々コンパクトだけれど、このサイズでも十分だろう。機能はちゃんとアップデートされている。

さらに、前後のドライブレコーダーも標準装備となったし、スマートフォンがデジタルキーになるアプリケーションも使用できる。ハイブリッドモデルには、今回、非常時の外部給電用アタッチメントが搭載された。技術の進化と歩を合わせて進む改良も、評価されるだろう。

個人的には後席に乗せる人もいないので、「バージョンL」でよさそうだ。ノンハイブリッドのLS500も魅力的だが、企業オーナーはイメージ的にハイブリッドに乗るのが重要というのもまた、今の時代である。

文・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.) 編集・稲垣邦康(GQ)

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みんなのコメント

3件
  • s04********
    トヨタから試乗車を用意され昼メシでも奢ってもらった後に書いた記事では?
  • Lore in
    乗り心地も走りも中途半端な駄作フラッグシップ
    500hなんてミッションがCVTしかない
    世界的にも評価低く売れてもいない
    騙されやすくブランド好きなアジア人も食いつかず😆

    不正車検で行政処分を受けたレクサス高輪店で
    ぜひみなさん試乗していただきたい🤣
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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