プリウスに次ぐ、トヨタのハイブリッド専売車第2弾として2009年12月に登場したのがSAIだ。どちらかというと大人しいデザインとなっていたSAIだったが、2013年8月に実施されたマイナーチェンジで大きくデザインを変え、SAIの車名の由来のひとつでもある“彩”を感じさせるものへと変貌したのである。
文/小鮒康一:写真/トヨタ ほか
全然売れなかったけど……[トヨタSAI後期]って今見るとカッコよくない!?
【画像ギャラリー】夏休み明けに急に綺麗になったあのコみたい!? 華麗にイメージチェンジした後期型トヨタ SAI(8枚)
■フルモデルチェンジ並みのデザインチェンジがなされた後期型SAI
2013年のマイナーチェンジで大きくデザインを変えたトヨタ SAI
一見するとフルモデルチェンジか別車種になったかのような大胆な改良を受けた後期型SAIは、それまでのターゲットだった60代のユーザーだけでなく、40代のユーザーからもカッコいいと感じてもらえるようなデザインへと大幅な変貌を遂げた。
マイナーチェンジであるからボディシェル自体は変更されていないものの、前後のバンパーや灯火類はもちろん、ボンネットやフェンダー、トランクリッドまでもが変更された。
ヘッドランプはほぼ車両の全幅をカバーするほどの超ワイドなものを採用し、点灯時は白色LEDの閃光が切れ目なく中央から両サイドへ発散する先進的なものとなっていた。
またリアのコンビネーションランプもフロントと共通のテーマを持ったものとなっており、現在流行の一文字テールランプに近いものを10年以上前に実現していた点は評価すべきところだろう。
インテリアも基本的なレイアウトこそ大きく変わりないものの、エアコンの吹き出し口や各種のスイッチ類などはリニューアルされ、オーディオの調節ノブには無垢のアルミ材をおごるなど、質感の向上も図られた。
そして新たなイメージカラーのレッドマイカメタリックに合わせて内装色には「茜(アカネ)」と名付けられた赤系のものを設定するなど、かなり攻めた仕様となっていたのだ。
さらに2015年5月には特別仕様車の「G “Viola”」を設定。
これはスミレ属の植物の総称を意味するイタリア語がグレード名の由来となっていることからも分かるように、内装色にバイオレット系のカラーを採用し、外板色にも陽の光によって青紫色系に発色するスパークリングブラックパールクリスタルシャインを特別設定色として用意していた。
残念ながら後期型のSAIも大ヒット車種とはならなかったが、唯一無二の魅力を持つモデルとして、コアなファンに愛され続けている1台なのである。
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みんなのコメント
後期のスポーティ顔とこのワガママボディにはあわず。。。
顔っていうより、プロポーションが敗因かと。