「おお…カッコいい…」ギラリと輝く個性を手に入れろ GRヴォクシー／ノアお薦めパーツ

　2022年1月に現行型が登場した、トヨタ「ノア」／「ヴォクシー」。ノアの正統派のフロントフェイスもよいが、獰猛かつど派手なヴォクシーのフロントフェイスも、（当初こそ、かなり衝撃を受けたものの）慣れてくると、これはこれでアリなのでは、という気がしてきた。ノアもヴォクシーも、リア周りのデザインも秀逸で、ボリュームがあることでひと回り大きく見え、迫力が増している。

　そんなノアヴォクを、さらにカッコよく見せるアイテムが、アフターパーツメーカーから様々登場している。なかでも人気なのが、GR（ガズーレーシング）のカスタムパーツだ。ノア／ヴォクシーのオーナーへお薦めしたい、GRのカスタムパーツをいくつかご紹介しよう。

文：吉川賢一
写真：TOYOTA、TRD

GRのエアロパーツはヴォクシーのみ!!

　ノア／ヴォクシー用に用意されているGRパーツは、18インチホイール&タイヤ、GRドアスタビライザー＆GRブレースセット、GRスポーツサイドバイザー、GRドアハンドルプロテクター、GRカーボンナンバーフレームなど。ドレスアップの基本であるエアロパーツは、ヴォクシーだけの設定となっている（ノア向けのエアロパーツはモデリスタから2種類が用意されている）。

　そのヴォクシー用のエアロパーツは、GRフロントスポイラー（LED付）、GRサイドスカート、GRリアバンパースポイラー、GRフロントバンパーガーニッシュの4点。セット料金は、税込28万500円（塗装済）だ。

　GRフロントスポイラーは、新型ヴォクシーの最大の特徴であるフロントグリルの下部に装着することで、低い車高が強調されるエアロフォルムとなり、オリジナルよりも地上高は約34mmダウン、全長は約59mmプラスとなる。下部が広がっているので、ボディの幅がよりワイドに見え、さらにカッコ良さが増す。またGRフロントバンパーガーニッシュは、グリルの上側に装着するパーツで、トヨタエンブレムの上にちょうどかぶさる形状となる。

　GRサイドスカートも、下側が広がるような形状で、中央にキャラクターラインも入っていることでかなりスタイリッシュ。オリジナルより地上高は約28mmダウンとなる。ワイド＆ローが強調されるGRリアバンパースポイラーは、流行のリアアンダーディフューザーのデザインが施されており、地上高はオリジナルより約17mmダウン、全長は約15mmプラスとなる。

ヴォクシーに設定されているエアロパーツは、GRフロントスポイラー（LED付）、GRサイドスカート、GRリアバンパースポイラー、GRフロントバンパーガーニッシュの4点。セット料金は、税込28万500円（塗装済）

おしゃれは足元から!!　 流行の切削光輝ホイールの18インチホイール&タイヤ

　ノア／ヴォクシーともに用意されているアイテムで、まずお薦めしたいのが、GRデザインの18インチホイール&タイヤだ。ホイールサイズが18インチ×7.0J、タイヤは、ロングライフでふらつきにくく、雨でも安心感の高いTOYO製のミニバン専用タイヤ、「TRANPATH mp7」だ。流行の切削光輝されたホイールは、計20本のスポークで形成されており、スポーティな雰囲気に溢れている。価格は4本セットで税込31万6800円（1本あたり7万9200円）だ。

18インチホイール&タイヤ。サイズは18インチ×7.0J、タイヤはTOYO TRANPATH mp7。価格は4本セットで税込31万6800円

優れた換気性能に加えて、操縦安定性も向上する、GRスポーツバイザー

　次にお薦めしたいのが、GRスポーツバイザーだ。このバイザー、ただのバイザーではない。通常のバイザーでは、換気のために窓を少し開けると、前端部から空気が抜けていくものの、後端部から再び外気が侵入してくるそう。その再侵入を防ぐため、このGRスポーツバイザーでは、後端部を閉じた形状に。これによって、効果的に換気ができ、さらには、前後端にエアロスタビライジングフィンをつけたことで、直進安定性や、ステアリングの応答性も向上させるという。バイザーの形状ひとつをとっても、抜かりなく走行性能向上のアイディアを盛り込んでいるのは、TRDならでは。価格は税込2万7500円だ。

GRスポーツバイザーは、優れた換気性能と、スタビライジングフィンによる直進安定性とステアリングの応答性を向上させる機能を有している。価格は税込2万7500円

GRドアスタビライザー＆GRブレースセット

　そして、筆者が面白いと思うアイテムが、GRドアスタビライザー＆GRブレースセットだ。GRドアスタビライザーは、ドアのストライカー部分の隙間にスペーサーを貼り、ドアを閉めたときに隙間が埋まることで、車体の剛性感が増す、というアイテム。GRブレースセットは、アンダーフロアに装着するアイテムで、フロントのサスペンションメンバーの動きと、リアのビームサスの取り付け部の変形を抑えるアイテムだ。

　これらを装着することで、ステアリングを操作した時の車両反応が向上し、よりクイックなレスポンスになるという。86やGRヤリスといったスポーツ向け車両にも用意されているパーツだが、ボディが大きく変形しやすいミニバンにこそ、この手のアイテムの効果代は、大きいのかもしれない。価格はセットで税込3万3000円、それぞれ税込1万6500円だ。

GRドアスタビライザー＆GRブレースセットは税込3万3000円、単品だと、それぞれ税込1万6500円

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　なおGRパーツの保証期間は、一部の消耗品を除いて、パーツ装着日から1年間とのこと（ただし期間内でも上限距離は20,000kmまで）。他にも、GRロゴ入りのバルブキャップ（一個税込990円）や、ナンバープレート用のGRロックボルトといったグッズもある。TRDが好きな方は、ぜひこれらのアイテムで、ギラリと輝く個性を手に入れてほしい。

（※編集部注／「GR」や「TR」や「モデリスタ」といった、新車ディーラーで取り付けられるアフターパーツは、下取りに出した時点での買い取り価格上昇にもつながりやすく、ぶっちゃけて言えば「付けて高くなったぶん」は売る時に回収できたりもする。そう考えると人気車の人気パーツは「（差し引き実質めっちゃ安価なので）付けておいたほうがお得」と言えるのでお薦め）

Comments

カッコいい？
何が？
トヨタって、メッキやLED好きだよね。

他より目立たせるにしてもギラギラな威圧感を選ぶユーザーがトヨタ車に多いて事か