現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ホンダNボックス 買うなら、新型を待つか 納車の早い現行・最終型か?

ここから本文です

ホンダNボックス 買うなら、新型を待つか 納車の早い現行・最終型か?

掲載 65
ホンダNボックス 買うなら、新型を待つか 納車の早い現行・最終型か?

現行型Nボックスは、まだ販売中

執筆:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

【画像】Nボックス「先行予約受付中」のカタログ【新型の姿もチェック】 全54枚

8月3日に内外観のデザインが公開された、ホンダ新型Nボックス。発売は今秋の予定だ(噂では10月初旬といわれている)が、すでにディーラーでは先行予約を開始している。

とはいえ、最近の新車デリバリーを考えると、実際に手に入れるまでは時間がかかることは間違いない。それならば、現行型の最終モデルを手に入れるというのもありだろう。

実際の受注状況や、新型の反響はどうなのか。ディーラーの現場での話などをもとに紹介してみたい。

新型が先行公開されたとはいえ、現在のところは現行型はもちろん新車で販売されている。

一時期の半導体などの供給不足が少しは落ち着いた関係もあり、現行型のNボックスはオーダーすればけっこう早く手に入る。

メーカーも今までの受注状況から、売れ筋のグレードやボディカラー、そしてメーカーオプションなどを装備したモデルを在庫しているから、希望に添ったモデルが見つかれば、ほとんど待たずに手に入れることができるのだ。

現在所有している愛車の車検時期などの関係や、また新しくクルマを購入するので少しでも早く愛車を手に入れたい、といった人は現行型の最終モデルを狙ったほうがいいだろう。

8月中に動けば、新型は年内納車?

ちなみに、新型Nボックスの受注も始まっており、8月中にオーダーした場合、納車時期は標準モデルなら11月以降、カスタムなら12月以降といわれている。

オーダーしてから納車まで3~4か月という期間は最近のニューモデルとしては短いほうだが、それを待てるというなら「新型を待つ」のもありだろう。

ところで、新型Nボックスは内外観のデザインが公開されてから、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っている。

基本的には、従来型の正常進化で大きく変わってはいないから好意的に受けとめられているようだ。

それでも、「新型の標準モデルは顔がN-VAN(Nバン)みたいだ」とか、「デザインが変わり映えしない」「内装がチープに見える」「2本スポークのステアリングがイヤ」「従来型のステアリングホイールの上から見るメーターデザインのほうがいい」「物入れが小さくなった」といった意見も見られる。

ただ、これらの発言者の多くはメディアに掲載された写真だけで判断しているはず。実車を見れば、そのコメントが変わることは十分に考えられる。

では、実際の現場での販売状況はどうなのだろうか。

先行予約受付のカタログも

今回、話を伺ったの横浜市のディーラー。都市部ではあるが周辺には細い道も多く、Nボックスのユーザーはけっこう多いという。

それでも、受注開始のあとからお盆期間の休みがあったこともあり、今のところ新型Nボックスの反響は意外と高くないようだ。

すでにディーラーでは予約受注用のカタログも配布されており、車両価格も公表されているようす。今後、メーカーから追加情報が出てくるであろうから、実際にオーダーが増えていくのはこれからになりそうだ。

クルマを売るディーラー側としては、新型Nボックスは前述のように納車まで時間がかかるし、当然ながら車両価格も従来型より高くなる。それならば、熟成された現行型Nボックスの最終モデルは値引きも期待できるし、納車も早い。

何よりも新型は現行型のイメージを踏襲しているから、新型が世に出回り始めても従来型が古臭く感じられることも少ないだろう。まずは現行型の最終モデルをお勧めしたいようだ。

そして、まだ正式発表はされていないものの、パワートレインは従来型と変わらない模様。つまり、マイルドハイブリッドやEVは設定されていないから、従来型を手に入れて、いずれ電動車が登場したときに買い替えを検討するというのもありか。

いずれにしても、クルマ選びはこうして思いをめぐらしているときがクルマ好きには1番楽しいはず。人の意見を参考にしても、最終的に決めるのは自分自身(それでも、パートナーなどの意見を無視して家庭争議にならないように!)。

やっぱり新型が欲しいし、永く付き合いたいから少しは待てるというなら新型を選ぶといい。少しでも早く手に入れたいし、熟成された現行型のほうが賢明かなというなら現行型を選ぶといい。とにかく、予算や納車時期、そして自分の意志を考慮しながら、最適な1台を選んで欲しい。

こんな記事も読まれています

ブガッティで1000キロの旅!「タイプ35」の100周年記念イベントが開催! 世界中のオーナーがクラシックモデルでフランスを巡りました
ブガッティで1000キロの旅!「タイプ35」の100周年記念イベントが開催! 世界中のオーナーがクラシックモデルでフランスを巡りました
Auto Messe Web
約30万円分のアイテムをお値段据え置きで特別装備!「フィアット・ドブロ」の限定モデルが登場、記念フェアも開催!
約30万円分のアイテムをお値段据え置きで特別装備!「フィアット・ドブロ」の限定モデルが登場、記念フェアも開催!
LE VOLANT CARSMEET WEB
【MotoGP】ツーリング状態が長かったイタリアGP決勝、タイヤ内圧ルールがその原因? マルティン主張
【MotoGP】ツーリング状態が長かったイタリアGP決勝、タイヤ内圧ルールがその原因? マルティン主張
motorsport.com 日本版
BMW『5シリーズ・ツーリング』新型にPHEV、EVモード95km…今夏欧州設定へ
BMW『5シリーズ・ツーリング』新型にPHEV、EVモード95km…今夏欧州設定へ
レスポンス
ベルトーネが創立110周年にハイパーカーを引っ提げて華麗に復活! 6月9日に公開される「GB110」とは
ベルトーネが創立110周年にハイパーカーを引っ提げて華麗に復活! 6月9日に公開される「GB110」とは
WEB CARTOP
スズキ、「アルト」のブレーキで不適切行為が判明 性能は問題なしと確認済み
スズキ、「アルト」のブレーキで不適切行為が判明 性能は問題なしと確認済み
日刊自動車新聞
贅の極みはLSかセンチュリーかLMか……グランエースもある! 国産車の後席でもっとも快適なのはドレなのか4台を比較してみた
贅の極みはLSかセンチュリーかLMか……グランエースもある! 国産車の後席でもっとも快適なのはドレなのか4台を比較してみた
WEB CARTOP
【スーパーGT】性能調整がフェアじゃない! 元F1ドライバーから不満あがるほどのパフォーマンス見せる2号車muta。速さの秘訣はクルマづくりの緻密さか
【スーパーGT】性能調整がフェアじゃない! 元F1ドライバーから不満あがるほどのパフォーマンス見せる2号車muta。速さの秘訣はクルマづくりの緻密さか
motorsport.com 日本版
スバルが新型「WRX tS」初公開! オシャブルー内装&ワイドボディ採用!? 2024年後半に米国で発売へ
スバルが新型「WRX tS」初公開! オシャブルー内装&ワイドボディ採用!? 2024年後半に米国で発売へ
くるまのニュース
EcoFlowが自動車のオルタネーターの余剰電力を利用し1.3時間で1000Wh充電できる走行充電器「Alternator Charger」を発売
EcoFlowが自動車のオルタネーターの余剰電力を利用し1.3時間で1000Wh充電できる走行充電器「Alternator Charger」を発売
@DIME
【スクープ】アストンマーティンのV12搭載新型スーパースポーツに「ヴァンキッシュ」の名前が6年ぶり復活へ!
【スクープ】アストンマーティンのV12搭載新型スーパースポーツに「ヴァンキッシュ」の名前が6年ぶり復活へ!
LE VOLANT CARSMEET WEB
【MotoGP】クアルタラロ、イタリア決勝で大苦戦18位。ヤマハのアップデートで好転の兆し見せるも“フィジカル”への負担が問題に
【MotoGP】クアルタラロ、イタリア決勝で大苦戦18位。ヤマハのアップデートで好転の兆し見せるも“フィジカル”への負担が問題に
motorsport.com 日本版
ポルシェ『911カレラ』改良新型…空力と動力性能を向上させるデザイン[詳細画像]
ポルシェ『911カレラ』改良新型…空力と動力性能を向上させるデザイン[詳細画像]
レスポンス
ヤマハ発動機が発表した不適切行為の該当車種一覧
ヤマハ発動機が発表した不適切行為の該当車種一覧
日刊自動車新聞
ポルシェ新型911 ついにハイブリッド登場 カレラGTS T-ハイブリッド【公式動画】
ポルシェ新型911 ついにハイブリッド登場 カレラGTS T-ハイブリッド【公式動画】
Auto Prove
ホンダが発表した不適切行為の該当車種一覧
ホンダが発表した不適切行為の該当車種一覧
日刊自動車新聞
アウディのラスボス登場!? 『RS Q8』改良新型、ド迫力フェイスでニュル激走
アウディのラスボス登場!? 『RS Q8』改良新型、ド迫力フェイスでニュル激走
レスポンス
堂々たる体躯がユーザーを魅了! トヨタ三代目「ソアラ2.5GTツインターボL」とは
堂々たる体躯がユーザーを魅了! トヨタ三代目「ソアラ2.5GTツインターボL」とは
バイクのニュース

みんなのコメント

65件
  • 迷うにも値しない車だな
  • 買うなら新型でしょー。
    さぞかし良くなってるんでしょ。
    あっ、ホンダさんって新型出して失敗するメーカーでしたっけ。
    フィット、新型出して失敗してましたね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

136.5201.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

40.0289.0万円

中古車を検索
N-VANの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

136.5201.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

40.0289.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村