荷物の量に制限されることなくアウトドアに出かけられる!
クルマを持たないと、アウトドアを楽しみ尽くせないのか? そんなことはない。たしかに、電車でアウトドアフィールドに向かうとすれば、携行品も限られ、クルマにアウトドア用品を積んで行くより、アウトドアを楽しむ上でいろいろ制限されてしまうことは間違いない。
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クルマを所有していなくても、快適にアウトドアに出かける方法として、レンタカーを利用する手がある。それなら、荷物の量に制限されることなくアウトドアに出かけられ、アウトドアを楽しみ尽くすことができるだろう。
ソロキャンならスーパーハイト系軽自動車
とはいえ、どんなレンタカーでもいいというわけではない。ソロ、カップルでのアウトドアドライブなら、ホンダN-BOXのようなスーパーハイト系軽自動車の後席を畳めば、それこそ小さな引っ越しができるほどの大容量ラゲッジスペースが出現するので、少なくとも荷物の積載性では余裕の余裕。2人分のアウトドア用品、キャンプ用品をしっかり積めるはずである。
4~5名で1台のクルマに乗ってアウトドアをするならミニバン
では、家族や仲間4~5名で1台のクルマに乗ってアウトドアに出かけるとしたらどうか。さすがに料金的に安く済む軽自動車、コンパクトカーのレンタカーでは、荷物の積載性で不満が出るに違いない。そこで多人数でアウトドアに乗っていくレンタカーとして推奨したいのが、ミニバンである。
例えばニッポンレンタカーのミニバンのラインアップを見てみると、トヨタ・シエンタ(6/7人乗り)、ホンダ・ステップワゴン、日産セレナ、トヨタ・ノア(いずれも旧型が主だろう)、上級クラスだと、ミニバンの王者、トヨタ・アルファード、アルファードHV(電気式4WD)が用意されている。料金はシエンタクラスの24時間1万3200円から、アルファードHVの24時間3万800円と、車格によって2倍強の差がある。
レンタカー会社のHPには推奨利用人数も記載されているが、ほとんどのミニバンの場合、アウトドア、キャンプで使うケースでは、荷物の積載のために3列目席を格納する必要がある。乗員は1/2列目席の使用、乗車人数4名が理想となる(5名でも2列目ベンチシートなら乗れないことはないが、長距離だと窮屈)。
3名なら1.5L級のシエンタクラスでも十分だが、4名になると、動力性能を含め、セレナのようなMクラスボックス型ミニバン以上が、室内空間のゆとりを含め、往復の快適度で上まわることになる。
ステーションワゴンという手段も
ペーパードライバーだし、背の高いクルマを運転するのは苦手かもしれないというなら(実際には視界が良くて、とくにMクラスボックス型ミニバンの運転に苦労することはない)、ニッポンレンタカーの乗用車クラスにある、新しくスタイリッシュなトヨタ・カローラツーリングはどうだろう。
ガソリン車とHVがあり、24時間の料金はそれぞれ1万1000円、1万3200円と、シエンタクラスと変わらず、ツーリング=ステーションワゴンだから、荷物の積載性もばっちり。推奨4人乗車+アウトドアの荷物の積み込みに対応してくれる。
アウトドアこそSUVなら選んでおきたいクルマ
レンタカー会社によっては、アウトドアに似合うSUVを用意しているところもある。おもにリゾート地が中心のようだが、三菱エクリプスクロス、マツダCX-5、日産エクストレイル、ホンダ・ヴェゼルなどを借りることができるかもしれない。アウトドアに似合うクルマ、レンタカーという点では、SUVに勝るものはないだろう。
SUVは最低地上高に余裕があり、悪路の走行に有利で、4WDならさらに安心。季節、アウトドアフィールドの場所、路面によっては、SUVのレンタカーを積極的に選ぶのもいい。
ラゲッジスペースは汚さずに使用したい
ところで、レンタカーはあくまで借り物。料金を払っているからといって、アウトドアで汚れたまま(とくに室内とラゲッジルーム)で返していいわけではない。できれば荷物を積み込むラゲッジルームには、ドライブ前に用意しておいたシートを敷くことが望ましい。
出発時に晴れていても、アウトドアを楽しんでいるうちに天気が急変したり、帰り際に大雨に見舞われる可能性もある。すると、アウトドアグッズはずぶ濡れ、ドロまみれになることもありうる。荷物をそんな状態のままラゲッジルームにじかに積み込むのは、さすがにまずい。
極端にラゲッジルームが汚れたまま返却すると、レンタカー会社によっては追加料金を取られる可能性もある。シートを敷いておけば、そんなことを気にすることなく、荷物をガンガン(急いで)積み込めるわけだ。
ちなみに、ペットを連れてレンタカーでアウトドア(ドライブ)に出かける際は、ベッド乗車可能なレンタカーを用意してもらうための事前予約が必要。ペット同乗には別途料金が発生し、同意書への署名やケージの用意が不可欠となる。
その場合でも、車内を抜け毛や粗相で汚さないような配慮、注意が必要だろう。筆者も以前、愛犬と新幹線で秋田に向かい、現地でペットOKのレンタカーを借り、ドライブしたことがあるのだが、持参した後席全体を覆うコンパクトに畳める薄手のシートを敷いた上で、ドッグカートのコットを外し、後席のチャイルドシート固定用アンカーに取り付け、愛犬を乗せた記憶がある(車内のペット汚れは皆無だった)。そうした配慮をすることで、気兼ねなく、愛犬とレンタカーでドライブ、アウトドアを楽しめたというわけだ。
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みんなのコメント
特に若いやつが観光スポットで「わ」ナンバーの車乗ってるの良く見掛ける
そんな人がキャンプ道具一式持ってるんだろうか?
キャンプ趣味の人がそれに使える車持ってないのか?と邪推するわ