1954年、東京モーターショーの前身である「全日本自動車ショウ」が開催されてから、2019年で65年が過ぎた。そんな東京モーターショーの歩みを、当時のニューモデルやコンセプトカーなど、エポックメイキングなモデルを軸に、今回は1960年代後半を振り返ってみたい。
マイカーが現実のものになり、スポーツモデルに注目が集まる
オリンピック景気に後押しされて、マイカーが現実のものになった1965年の第12回ショーは、マツダ ファミリア1000(S)、ダイハツ コンパーノベルリーナ1000GT、スバル1000、ホンダN800、コルト800、フロンテ800など、リッターカークラスの台頭が目立った。しかし人気を独占したのはトヨタ2000GT(プロトタイプ)で、その存在感は他を圧倒した。一方、レース熱は冷めやらず、ホンダF1、プリンスR380(プロトタイプ)、日野GT(プロトタイプ)など、競技車両の展示も目についた年だった。
トヨタが東京モーターショーで新型フルサイズワゴン「グランエース」を公開へ
1966年の第13回は、ショーでデビューしたカローラがハイライトだ。一足先に発売されたサニーの対抗馬で、熾烈なCM合戦はここから始まる。マイカーブームの到来だ。そのほか、いすゞ117クーペが国内デビュー。日産プリンスロイヤルの展示も観客の度肝を抜いた。モータースポーツ系も定番となったホンダF1、スカイライン2000GT-Bに加え、コルトF2、R380、ダイハツP3、日野GTプロトなどがサーキット直送の形で展示されている。ホンダN360とダイハツ フェローのデビューもこの年だ。
1967年の第14回ショーは、マツダが参考出品したRX87とRX85が注目の的だった。カローラクーペ(スプリンターの前身)の参考出品もこの年だ。また、速いクルマへの憧れを満たすトヨタ1600GT、510型ダットサン ブルーバード1600SSS、フェアレディ2000も人気を呼んだ。翌1968年、第15回ショーのハイライトはGC10型になったスカイラインに4バルブDOHCを積んだレーシングタイプが参考出品されたことだった。同時にGTやSS、SLなどスポーツを冠したモデルの展示が大増殖したのもこの年だ。前年に参考出品したマツダのRX87とRX85がルーチェロータリークーペとファミリアロータリークーペの名で展示され、注目されている。
1960年代最後の第16回ショーは、いすゞ ベレットGT-R、フェアレディZ432、スカイラインGT-R、マークII 1900GSSなどDOHCエンジン搭載の新星が登場して若者の心をつかんだ。さらに、トヨタEX-1やベレットMX1600などのプロトタイプも登場している。一方、三菱はDOHCを積んだギャランGTX-1(GTOの前身)を参考出品。より具体的に市販化への期待を持たせた。社会問題となった交通安全と公害防止への積極的な取り組みをアピールしたのも1969年ショーの特徴だった。
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