現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型グランド・チェロキー日本上陸! でっかくて豪華になったぞ

ここから本文です

新型グランド・チェロキー日本上陸! でっかくて豪華になったぞ

掲載 16
新型グランド・チェロキー日本上陸! でっかくて豪華になったぞ

12月13日、ジープの輸入元であるFCAジャパンは、新型「グランド・チェロキー」の日本仕様を発表した。

全長5.2m!

いろんなクルマ、いろんなカタチ──カテゴリーの境界線を越えていく!【MINIクラブマン】

約10年ぶりにフルモデルチェンジを受けた新型グランド・チェロキーは、1992年発表の初代から数えて5代目となる。

本国では2021年1月に、まずはロング・ホイールベース版で3列シートの「グランド・チェロキーL」が、ついで同年9月に2列シートの「グランド・チェロキー」が発表になった。

今回、日本仕様として上陸するのは、「グランド・チェロキーL」。ボディサイズは全長×全幅×全高:5200×1980×1815mm、ホイールベース3090mm(リミテッド)だから、かなりの大きさだ。日本でも大人気を誇った先代より、380mmほど長くて、40mmほど幅広く、55mmも高い。

BMWだと「X5」ではなく、「X7」に近い(全長×全幅×全高:5165×2000×1835mm、ホイールベース3105mm)。ハンドル位置は右のみ。

グレード構成は、「リミテッド」と、上級の「サミット リザーブ」のふたつ。乗車定員はリミテッドが7名、サミット リザーブは6名になる。

パワーユニットには、いずれも3.6リッターV型6気筒ガソリン・エンジン(286ps/344Nm)に、8速オートマチック・トランスミッションを組み合わせる。足まわりはマルチリンクで、いずれもエア・サスペンション・システムを採用する。

エクステリアは、1963年に誕生したラグジュアリーSUVの草分け的モデル「ワゴニア」にインスピレーションを得たという。

新型グランド・チェロキーは、ワゴニアから優雅なプロポーションや広々としたキャビン、ならびに特徴的な逆スラントノーズを継承。最新のデザイン・アプローチによって、モダンでスタイリッシュなプロポーションに仕上げたという。

フロントエアインテークにはパワートレインの冷却状況に応じて開口部のフラップを自動制御する「アクティブグリルシャッター」を新採用し、実用燃費の向上を図ったという。

ボディカラーは、ダイアモンドブラッククリスタルP/C、ヴェルヴェットレッドP/C、バルティックグレーメタリックC/C、ブライトホワイトC/Cの4色を設定。サミット リザーブのみ、バルティックグレーメタリックC/Cを選択した場合、ルーフがブラック仕上げの2トーンになる。

かなりお買い得!?

インテリアは、インパネ上部に10.1インチのデジタルタッチスクリーンを設置。内蔵するインフォテインメントシステムには、第5世代の「Uconnectオーディオシステム」を採用した。全車アイシン製ナビゲーションシステムも搭載し、かつApple CarPlayならびにAndroid Autoに対応する。

ATのギアセレクターには、ジープ初のロータリー・シフトを採用。回転式の金属製ギアセレクターにより操作性が向上したという。さらに、ギアが切り替わったことが指先に伝わるフィードバック機能により、直感的な操作を可能にしたそうだ。

ロータリーシフトの両脇には、路面状況に合わせて走行モードを切り替えられる「セレクテレイン」、ならびに車高調整機能といった走行性能に関わる機能が集約されている。

乗員の快適性を高める装備も豊富だ、3ゾーンまたは4ゾーン温度調整機能付オートエアコンディショナーやアンビエントLEDインテリアランプ、パワーリフトゲート、115V アクセサリー電源アウトレットなどを標準装備。

上級の「サミット リザーブ」ではさらに、フロント16ウェイパワーシート、フロントマッサージ機能、McIntoshプレミアムサウンドシステム、置くだけでスマートフォンの充電ができるワイヤレスチャージングパッド、ハンズフリーパワーリフトゲートなども備わる。

運転支援機能も拡充された。車両周辺の障害物をモニター上で確認できるサラウンドビューカメラ、ヘッドアップディスプレイなど、グランド・チェロキー初採用の機能も多い。サミット リザーブには、後席の乗員や荷物の有無に関わらず後方視界を確保できるデジタルリアビュールームミラー、車線中央を維持した走行をサポートするアクティブドライビングアシストが採用されている。

価格はリミテッドが788万円、サミット リザーブが999万円。先代は500万円台から始まっていたから、事実上、1クラス上に移行したと考えるべきだろう。

とはいえ、前出のBMW X7のスタート・プライスは1114万円だから、ボディサイズだけで比べると新型グランド・チェロキーはかなりリーズナブルではないか!

788万円で楽しめる、アメリカン大型SUV、期待大である。発売は2022年2月19日(土)だ。

文・稲垣邦康(GQ)

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

コンチネンタル、車内の生体情報を検知する革新的ディスプレイ発表へ…CES 2025
コンチネンタル、車内の生体情報を検知する革新的ディスプレイ発表へ…CES 2025
レスポンス
[圧倒的燃費]と環境性能! [トヨタ・ヤリス]を超えるクルマってぶっちゃけある? 
[圧倒的燃費]と環境性能! [トヨタ・ヤリス]を超えるクルマってぶっちゃけある? 
ベストカーWeb
給与が高いスイスに拠点を置くザウバーは例外? ハースF1小松代表、FIAが検討する予算上限”優遇措置”に反論「皆反対している。シンプルなままでいい」
給与が高いスイスに拠点を置くザウバーは例外? ハースF1小松代表、FIAが検討する予算上限”優遇措置”に反論「皆反対している。シンプルなままでいい」
motorsport.com 日本版
日産「新型スカイライン」発売! 歴代最強「匠“手組み”エンジン」×旧車デザインの「特別仕立て」登場も「次期型」はもう出ない…? 「集大成」完売した現状とは
日産「新型スカイライン」発売! 歴代最強「匠“手組み”エンジン」×旧車デザインの「特別仕立て」登場も「次期型」はもう出ない…? 「集大成」完売した現状とは
くるまのニュース
実は大きく違う!? モータースポーツ総合エンターテイナー濱原颯道が開催した「クシタニライダー台湾人スクール」で感じた台湾人ライダーと日本人ライダーの練習環境の違いとは
実は大きく違う!? モータースポーツ総合エンターテイナー濱原颯道が開催した「クシタニライダー台湾人スクール」で感じた台湾人ライダーと日本人ライダーの練習環境の違いとは
バイクのニュース
旧車への憧れ、理由の1位は「デザイン」、人気車種は…旧車王が調査
旧車への憧れ、理由の1位は「デザイン」、人気車種は…旧車王が調査
レスポンス
いずれスポーツカー[バブル]は崩壊する!! その時あなたは買う勇気があるか!?
いずれスポーツカー[バブル]は崩壊する!! その時あなたは買う勇気があるか!?
ベストカーWeb
レゴとF1、パートナーシップを締結…2025年からクリエイティブな遊び提案へ
レゴとF1、パートナーシップを締結…2025年からクリエイティブな遊び提案へ
レスポンス
メルセデスが3セッション連続で最速! 終盤の赤旗中断で、アタック未完了のマシン多数……勢力図は不明瞭|F1ラスベガスGPフリー走行3回目
メルセデスが3セッション連続で最速! 終盤の赤旗中断で、アタック未完了のマシン多数……勢力図は不明瞭|F1ラスベガスGPフリー走行3回目
motorsport.com 日本版
ルノーがハイブリッド車に使ったF1直系の技術……って聞くとなんかたぎる! 「ドッグクラッチ」ってそもそも何?
ルノーがハイブリッド車に使ったF1直系の技術……って聞くとなんかたぎる! 「ドッグクラッチ」ってそもそも何?
WEB CARTOP
F1ラスベガスFP3速報|赤旗で消化不良に。ラッセルがトップタイム、RB角田裕毅は16番手
F1ラスベガスFP3速報|赤旗で消化不良に。ラッセルがトップタイム、RB角田裕毅は16番手
motorsport.com 日本版
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
くるまのニュース
WRCラリージャパン、SS12キャンセル原因は“無許可の車両によるステージ侵入”とFIA発表
WRCラリージャパン、SS12キャンセル原因は“無許可の車両によるステージ侵入”とFIA発表
motorsport.com 日本版
山脈貫通!「新潟‐福島」結ぶ国道が建設着々 “延長21km・トンネル15本”におよぶ大規模道路いつ開通?
山脈貫通!「新潟‐福島」結ぶ国道が建設着々 “延長21km・トンネル15本”におよぶ大規模道路いつ開通?
乗りものニュース
昭和の名車とワーゲンがぎっしり…茨城県の江戸崎商店街でホコ天イベント
昭和の名車とワーゲンがぎっしり…茨城県の江戸崎商店街でホコ天イベント
レスポンス
ドゥカティ現行車では唯一!? 空冷Lツインを搭載する第2世代スクランブラー「アイコン」の魅力
ドゥカティ現行車では唯一!? 空冷Lツインを搭載する第2世代スクランブラー「アイコン」の魅力
バイクのニュース
ホーナーの言うことは「信用できない」とウォルフ。妻に対するFIAの調査の際に不信感を募らせたことを明かす
ホーナーの言うことは「信用できない」とウォルフ。妻に対するFIAの調査の際に不信感を募らせたことを明かす
AUTOSPORT web
バスドライバーを疲れさせる「プルプル運転」とは何か? 自動運転時代の落とし穴! 過剰な安全対策が招く危険とは
バスドライバーを疲れさせる「プルプル運転」とは何か? 自動運転時代の落とし穴! 過剰な安全対策が招く危険とは
Merkmal

みんなのコメント

16件
  • 「BMW X7のスタート・プライスは1114万円だから、新型グランド・チェロキーはかなりリーズナブル!」

    って、どんだけバカなんだ、この記事の記者!?
  • おーおー、とてもトレンディでオシャレで、御自分で恵まれた環境を自慢するためにフェラーリの記事を書いてるイナガキさんの記事じゃないですか!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

452.0522.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

55.0400.0万円

中古車を検索
チェロキーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

452.0522.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

55.0400.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村