■コンパクトカークラスを超えた「高級仕様」
コンパクトカーは、小さなサイズに必要十分なパワーユニットを備え、低価格が魅力ですが、その分内外装の質感はやや上質感に劣る傾向にありました。
しかし、現在ではコンパクトカーであっても、高級感のある内外装を持つものも増えています。2024年6月にマイナーチェンジを迎えた日産の新型「ノートオーラ」も、まさにそんな1台です。
【画像】超カッコイイ! これが日産「小さな高級車」です! 画像で見る(55枚)
ノートオーラは2021年6月に登場しました。低燃費やキビキビとした走りなどが評価されてきた「ノート」の上級版にあたります。
現行型の3代目ノートをベースに、全幅を40mm拡大させて3ナンバーサイズのワイド化を図ったほか、専用内外装の採用やパワーユニットの強化、遮音性のアップなども行われています。
ボディサイズは全長4045mm×全幅1735mm×全高1525mm、ホイールベースは2580mmです。
6月のマイナーチェンジではスタイリングを一新。機能性も高め、熟成を図りました。なお、ベースのノートは一足早い2023年12月にマイナーチェンジが実施されています。
エクステリアデザインは基本的にはノートをベースとしつつも、従来の日産共通デザイン「Vモーション」を発展させた「デジタルVモーション」を採用。
さらに、フロントフェイスには「入れ替わり文様」のような日本の伝統工芸をモチーフにした意匠を取り入れ、フロントグリルからヘッドライト下部まで大きく広げることで、存在感を主張しています。
またヘッドライト下はボディカラー同色またはダークメタルグレーをアクセントにした3つのガーニッシュを配し、先進感を演出しました。
フロント・リアバンパーはウイング形状とし、新デザインの17インチホイールを組み合わせ、走りの良さやモダンなイメージを一新しています。
インテリアは木目パネルやツイード調織物、合皮素材を各部に採用。インパネにはステッチを施し、インテリアカラーもダークブラウンやライトグレーなどのシックなカラーを複数色用いることで、ノートから大幅な質感の向上を図っています。
マイナーチェンジでは、グレイッシュブラウンをメインにライトグレー、グレージュの3色でコーディネートした「ワイマラナー」が追加され、「エアリーグレー」(「Gレザーエディション」のみ)と2種類の「ブラック」という4色構成となっています。
ブラックでは通常タイプがツイード調織物×合皮素材のシートを装備します。ブラックをメインカラーにしつつもブラウンとダークグレーをアクセントとし、ブラックウッド風の木目パネルを装着。落ち着いた雰囲気となっています。
上級モデルのGレザーエディションで選択できるエアリーグレーとブラックは本革シートが標準装備で、高級感がさらに高まります。
エアリーグレーは、ほかのカラーよりも室内が明るくなるとともに、上質な革の質感が合わさり、コンパクトカーのクラスを超えた上級モデル並みのインテリアに一変します。
パワーユニットは全車日産独自のハイブリッド「e-POWER」で、1.2リッター3気筒エンジンを発電用として用い、最大出力136ps・最大トルク300Nmのモーターを駆動するFFです。4WD車も用意され、同ユニット+68ps・100Nmのリアモーターを組み合わせます。
パワーユニットはマイナーチェンジで変更ありませんが、ベースのノートよりも約10%ほどの出力向上を図っています。
先進支援ではナビリンク機能付き「プロパイロット」を設定。衝突軽減ブレーキや車線逸脱防止支援「インテリジェントLI」、ブラインドスポット警告やリアクロストラフィックアラートなどは全車標準装備しています。
快適装備もノートより充実しており、前席シートにはシートヒーターが標準装備(Gレザーエディション)されるほか、リアアームレストの装着、またオプションでヘッドレストにスピーカーがインストールされるプレミアムオーディオシステム「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」も用意。
マイナーチェンジでは、全車運転席パワーシートを標準装備化し、さらに充実したものとなりました。
新型ノートオーラ 改良モデルの価格(消費税込)は277万9700円から317万1300円です。
※ ※ ※
なお6月の一部改良を機に、ノートオーラには日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が手掛けるカスタムカー「AUTECH(オーテック)」も新たに用意されました。一部改良前は、通常のノートに設定されていたものです。
ノートオーラの質感はそのままに、金属調仕上げの加飾を取り入れた専用エアロパーツや、AUTECHのテーマカラーであるブルーをステッチなどにあしらった専用インテリアを備え、特別感とこだわりを感じられる仕立てとなっています。
ノートオーラ AUTECHの価格は305万300円から333万1900円です。
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みんなのコメント
マイナー前のNOTEに乗ってますが今の顔なら買わないです
どれだけ自動車マスコミが浮世離れしているか、
ということは置いといても、日本のガラパゴス的使用環境では
好評な日産HVが、収益の当てにしたい海外マーケットでは
全く歯が立たないという皮肉。