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トヨタがハリアーの一部改良を発表し、新グレードにPHEV(プラグインハイブリッド車)を追加。外部給電システムも採用

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トヨタがハリアーの一部改良を発表し、新グレードにPHEV(プラグインハイブリッド車)を追加。外部給電システムも採用

2022年9月26日、トヨタはハリアーを一部改良し、プラグインハイブリッド システム搭載車を新設定した。発売開始は、ガソリン車とハイブリッド車は10月4日、プラグインハイブリッド車は10月31日の予定だ。

一部改良では安全&快適装備を充実
ハリアーはトヨタのミドルクラス クロスオーバーSUVだ。1997年に発表された初代は海外ではレクサス RXとして発売され、2013年に発表された3代目からはレクサス RXとは別モデルとして登場。現行型は2020年に発表された4代目となる。

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今回の一部改良で、エクステリアのデザイン変更やパワートレーンの変更などは行われておらず、以下のように機能面の拡充を行われたかたちだ。大きな変更といえば、後述する新たなPHEVパワートレーンを搭載したグレードの追加だろう。

●プリクラッシュセーフティに交差点右折時の対向直進車および右左折時の対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能を追加した予防安全パッケージ「トヨタ セーフティセンス」を全車に標準装備。
●コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオを採用。12.3インチの大画面ディスプレイを設定したほか、車載ナビを搭載。クルマがWi-Fiスポットになる「車内Wi-Fi」を採用(グレードによる)。
●12.3インチ TFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイを採用(グレードによる)。

前後にモーターを搭載したE-FourのPHEV
プラグインハイブリッド車(以下、PHEV)は、Zグレードに総電力量18.1kWhという大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載。モーターによる走行性能を高めるとともに、のびやかで上質な加速と低重心による優れた操縦安定性を実現している。

エクステリアでは、専用のフロントグリルなどを採用して差別化を図られている。ボディカラーは、専用外板色のグレーメタリックを含む4色を設定。随所にブラック塗装を施したほか、内装にインストルメントパネルからドアトリムへ金属メッシュ質感のダークレッドパイピングオーナメントを採用している。

また、最大1500W(AC100V)の外部給電システムや後席シートヒーター、床下透過表示機能付パノラミックビューモニターを標準装備している。

■ハリアーのプラグインハイブリッド システム 主要諸元
●エンジン型式:A25A-FXS
●総排気量:2487cc
●最高出力:130kW(177ps)/6000rpm
●最大トルク:219Nm(22.3kgm)/3600rpm
●モーター型式:5Nm(前)/4NM(後)
●モーター最高出力:134kW(182ps)+40kW(54ps)
●モーター最大トルク:270Nm(27.5kgm)+121Nm(12.3kgm)
●システム最高出力:225kW(306ps)
●駆動用バッテリー種類:リチウムイオンバッテリー
●容量:51Ah
●総電圧:355.2V
●総電力量:18.1kWh

車両価格帯は、ガソリン車のS(FF)312万8000円~ハイブリッド Z レザーパッケージ(4WD)の514万8000円。プラグインハイブリッドはZ(4WD)のみで、620万円となっている。

これまでミドルクラス クロスオーバーSUVのPHEVといえば三菱 アウトランダーPHEVの独擅場だったが、2021年10月に発表されたレクサスNXや2022年9月のマツダ CX-60にもPHEVが設定され、そして今回ハリアーにも設定された。電動化の波は、クロスオーバーSUV市場においても着々と広がりつつあるようだ。

ちなみに、過去トヨタのプラグインハイブリッド車はプリウス PHVやRAV4 PHVのように「PHV」と表記されてきたが、ハリアーでは「PHEV」となっている。他のモデルについても、今後こちらの表記に変わっていくのかもしれない。

[ アルバム : ハリアー PHEV はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

11件
  • 納期2年。待ってる間にマイナーチェンジ。笑
  • ハリアー大人気ですね。数が増えると価値がなくなりそうだが、売る時は日産、ホンダより高く売れるのが強み。でも特別感はないよね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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