現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 見た目ソックリ!? ホンダ歴代「N-BOX」なぜ“同じデザイン”キープし続ける? 3世代で大きく変化した点とは?

ここから本文です

見た目ソックリ!? ホンダ歴代「N-BOX」なぜ“同じデザイン”キープし続ける? 3世代で大きく変化した点とは?

掲載 57
見た目ソックリ!? ホンダ歴代「N-BOX」なぜ“同じデザイン”キープし続ける? 3世代で大きく変化した点とは?

■歴代「N-BOX」同じところと違うところ

 日本でもっとも売れているクルマといえば、ホンダの軽自動車「N-BOX」です。
 
 2023年10月に3代目へとフルモデルチェンジしましたが、基本的にはキープコンセプト路線を継承。3世代の見分けがつきにくいと感じる人もいるのではないでしょうか。
 
 3世代を見分ける方法はあるのでしょうか。

【画像】「えっ…!」ソックリ!? これが歴代「N-BOX」です! 画像を見る

 軽自動車市場では、ここ数年「スーパーハイトワゴン」が上位を独占しています。そんな各社で凌ぎを削っている激戦区にも関わらず、2011年のデビュー当初から(2014年こそ首位は逃しましたが)トップを走るのがN-BOXです。

 ホンダのクルマづくりでよく出てくる、「機械部品は最小限に、乗員のためのスペースは最大限に」をコンセプトとした「M・M(マンマキシマム・メカミニマム)思想」を採用し、「N」シリーズ共通プラットフォームや「センタータンクレイアウト」を採用。

 軽自動車という限られた枠のなかで、最大限の室内空間を持ち、多くのユーザーから支持されています。

 そしてN-BOXの魅力のひとつとなっているのが、新型になってもコンセプトがブレないこと。

 世代が移り変わってもキープコンセプトとしているのですが、ホンダいわく「売れているものをわざわざ変える必要はない」とのこと。

 その代わりに中身を新世代のバージョンアップしていく手法を採用することで、旧型オーナーでも「長く乗れる」という安心感につながっているようです。

 3代目はデザインが変更されて見分けがつきやすくなりましたが、初代(2011年~2017年)と2代目(2017年~2023年)はもちろん中身は大きく進化しているものの、パッと見では分からないほどデザインは類似しています。

 都内の販売店 K店長にその違いを教えてもらいました。

「見た目ではヘッドライトが異なり、2代目はLED化されたほか、グリルやバンパー形状が変更され、より“箱型”になっているのが特徴です。

 中身は大きく違っていて、2代目から安全運転支援システム『Honda SENSING』が標準装備され、またフレームやボディも軽量化&高剛性化されたことで、実燃費も向上しています」

 N-BOXには、「標準モデル」と「カスタムモデル」の2つのタイプがありますが、カスタムのほうがヘッドライトやフロントのエアロバンパーの形状などが大きく異なっており、見分けがつきやすいようです。

 一方で、2023年に登場した3代目は、キープコンセプト路線ながら各所に新鮮さを加えたエクステリアを採用。特にライト周りやボディラインなどが、現行「フィット」や「ヴェゼル」に通じる洗練されたものとなっています。

 なかでもカスタムは大きく変化。フロントマスクを一直線に貫くLEDライトが斬新で目を引き、高級感を演出しました。

 もちろん、標準モデルも丸穴デザインのフロントグリルを採用するなど、歴代モデルとは異なる独特の魅力を放っています。

 キープコンセプトで進化してきた外観に対して、内装は各世代で異なっており、インパネを見ると見分けやすいといいます。

 初代はステアリング内にメーターを収めるデザインで視認性がイマイチでしたが、2代目はその反省からステアリング上部に配置し、メーターの視認性が大幅に向上。

 ただし、前方が少し見にくくなるという欠点もありました。

 3代目は再びメーターがステアリング内に収まるデザインになっており、TFT液晶画面になって高級感がアップ。

 2本スポークのステアリングが備わるなど、クリーンな印象の“ホンダデザイン”を採用したのが特徴となっており、ほかの2世代とすぐに見分けることができるでしょう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

国道1号の“欠陥交差点”が劇的変化へ!? 地獄渋滞の「保土ヶ谷橋」ただいま改良中 謎の「Y字路」解消でさらに拡幅!? どこまで進んだのか
国道1号の“欠陥交差点”が劇的変化へ!? 地獄渋滞の「保土ヶ谷橋」ただいま改良中 謎の「Y字路」解消でさらに拡幅!? どこまで進んだのか
くるまのニュース
727馬力の“快速”ツーリングワゴン BMW新型「M5ツーリング」日本登場 どんな人が買う?その反響は?
727馬力の“快速”ツーリングワゴン BMW新型「M5ツーリング」日本登場 どんな人が買う?その反響は?
VAGUE
車内の汚れの元凶はコレだった! フロアマットの優れた役割と最適な選択~Weeklyメンテナンス~
車内の汚れの元凶はコレだった! フロアマットの優れた役割と最適な選択~Weeklyメンテナンス~
レスポンス
99万円! “めちゃ希少”な国産「V型2気筒エンジン」搭載したスズキ新「Vストローム650」発表! オンもオフも快適な「ミドルアドベンチャーバイク」2025年モデルとは
99万円! “めちゃ希少”な国産「V型2気筒エンジン」搭載したスズキ新「Vストローム650」発表! オンもオフも快適な「ミドルアドベンチャーバイク」2025年モデルとは
くるまのニュース
『Motor Magazine』2025年3月号は「ご長寿モデル」を大特集。日本デビューしたBMW X3とフォルクスワーゲン ティグアンなど最新SUVもご紹介!
『Motor Magazine』2025年3月号は「ご長寿モデル」を大特集。日本デビューしたBMW X3とフォルクスワーゲン ティグアンなど最新SUVもご紹介!
Webモーターマガジン
12月の軽乗用販売ランキング・7カ月連続でN-BOXが首位!年間ランキングトップも獲得!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年12月)
12月の軽乗用販売ランキング・7カ月連続でN-BOXが首位!年間ランキングトップも獲得!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年12月)
カー・アンド・ドライバー
【ブラジル】トヨタ新「カローラ“クロス”」発表! 斬新「レクサス顔!?」が超カッコイイ! 全長4.4m級ボディ採用&スポーティな“GRS”もある「2026年モデル」登場
【ブラジル】トヨタ新「カローラ“クロス”」発表! 斬新「レクサス顔!?」が超カッコイイ! 全長4.4m級ボディ採用&スポーティな“GRS”もある「2026年モデル」登場
くるまのニュース
【アメリカ】ホンダが本格四輪オフロード車「タロン」発表! 悪路をガンガン走れる高性能タイプ「R」も設定! 最新「2025年モデル」登場!
【アメリカ】ホンダが本格四輪オフロード車「タロン」発表! 悪路をガンガン走れる高性能タイプ「R」も設定! 最新「2025年モデル」登場!
くるまのニュース
充電インフラで新産業に挑む - テラチャージが描く「ジャパン・アズ・ナンバーワン」への道
充電インフラで新産業に挑む - テラチャージが描く「ジャパン・アズ・ナンバーワン」への道
OPENERS
ヤマハ「MT-09 Y-AMT」【1分で読める 国内メーカーの2025年現行バイク紹介】
ヤマハ「MT-09 Y-AMT」【1分で読める 国内メーカーの2025年現行バイク紹介】
webオートバイ
違反したら2点9000円!!! 横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいるのに一時停止しないクルマが半分以上いるのはどうして???
違反したら2点9000円!!! 横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいるのに一時停止しないクルマが半分以上いるのはどうして???
ベストカーWeb
シエンタとフリードで迷ってる人に必見!! どっちがいいクルマ? 長所と短所比較
シエンタとフリードで迷ってる人に必見!! どっちがいいクルマ? 長所と短所比較
ベストカーWeb
ジムニー ノマド 発表会で明らかになった裏話!
ジムニー ノマド 発表会で明らかになった裏話!
グーネット
《TAS2025》スバル車まとめ!~S210コンセプト他~
《TAS2025》スバル車まとめ!~S210コンセプト他~
グーネット
家族みんなが大満足!! 専門家もオススメする[国産ミニバン5選]!!
家族みんなが大満足!! 専門家もオススメする[国産ミニバン5選]!!
ベストカーWeb
第54回日本プロスポーツ大賞で坪井翔が敢闘賞、岩佐歩夢が新人賞を受賞。式典で石破茂総理と握手
第54回日本プロスポーツ大賞で坪井翔が敢闘賞、岩佐歩夢が新人賞を受賞。式典で石破茂総理と握手
AUTOSPORT web
5ドアの「ジムニーノマド」が正式発表!ライバルはどんなクルマ?
5ドアの「ジムニーノマド」が正式発表!ライバルはどんなクルマ?
グーネット
憧れの“ボンドカー”が蘇る! 走らせたい現代の名車、ロッキー2000GT
憧れの“ボンドカー”が蘇る! 走らせたい現代の名車、ロッキー2000GT
グーネット

みんなのコメント

57件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

169.0192.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0288.0万円

中古車を検索
N-BOXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

169.0192.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0288.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村