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走りのためならリアシートはいらない! 性能を追求した結果2人乗りになっちゃった車3選

■使い勝手を捨て走りを極めるために2シーター化したクルマを振り返る

 走行性能において頂点に君臨するクルマであるスーパーカーは、車体のデザインからエンジンの搭載位置までスピードを追求して設計されています。

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 そのため、使い勝手の良さや荷物の積載性は二の次とされ、ほとんどすべてのスーパーカーは2シーター、つまり2人乗りです。

 また、もっとライトな性能のスポーツカーでも、当初から2シーターで設計されたモデルが数多く存在します。

 一方、本来はリアシートがありながらも走行性能をとことんまで追求した結果、軽量化のためにリアシートが撤去されたクルマもあります。

 そこで、走りを極めるために2シーター化したモデルを、3車種ピックアップして紹介します。

●トヨタ「GRMNヤリス」

 2022年1月14日から16日まで、千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2022のトヨタブースで、新型「GRMNヤリス」が世界初公開されました。

 GRMNヤリスは、「TOYOTA GAZOO Racing」が手掛けるハードなチューニングを施したコンプリートカーシリーズのひとつで、これまでも「86 GRMN」「マークX GRMN」「ヴィッツ GRMNターボ」「iQ GRMNスーパーチャージャー」といった珠玉の名作が登場しています。

 今回発表されたGRMNヤリスは、超高性能コンパクトカーである「GRヤリス」をベースにチューンナップしたモデルで、外装パーツにはカーボン製フロントフード、ルーフ、リヤスポイラーなどを採用しており、さらにアグレッシブな外観へと変貌を遂げました。

 さらにリアシートを撤去して2シーター化することで、ベース車に対して約20kgもの軽量化を達成。

 また、シャシではスポット溶接打点数を545点増やし構造用接着材を12m長く塗布、室内に補強ブレースを追加するなどボディ剛性を大幅に強化し、ダイレクトな反応のハンドリングを実現したといいます。

 搭載されるエンジンはGRヤリスの1.6リッター直列3気筒ターボをベースにチューニングされ、最高出力272馬力は変わりませんが、トルクが370N・mから390N・mに向上。

 6速MTのトランスミッションは専用のメタルクラッチに、クロスレシオ化と駆動力を最適化したローファイナルギヤが組み合わされ、前後のディファレンシャルギアには機械式LSDを装備し、足まわりではビルシュタイン製の減衰力調整式ダンパーが装着されています。

 GRMNヤリスには3タイプが設定され標準仕様に加えて、サーキット走行を重視したオプションパッケージの“Circuit package”、あらゆる路面でのパフォーマンスを高めたオプションパッケージの“Rally package”があり、販売は限定500台です。

 価格(消費税込、以下同様)は731万7000円からで、1月14日から専用サイトにて予約を開始しており、2022年夏以降に全国の「GR Garage」からデリバリーされる予定となっています。

●日産「GT-R ピュアエディション For TRACK PACK」

 日本が誇るスポーツカーの日産「GT-R」は、スーパーカーをも凌駕する走りの性能がありながら、4シーターかつ十分な容量のトランクルームを有するなど、普段使いをこなせる実用性も兼ね備えています。

 そして2011年11月に、よりスパルタンな走りを求めるユーザーに向けて、標準グレードの「ピュアエディション」にカスタマイズオプション「For TRACK PACK」が設定されました。

 このFor TRACK PACKはサーキット走行を重視するためのパッケージオプションで、強化されたサスペンション、前後ブレーキ冷却用エアガイド、レイズ製アルミ鍛造ホイール、カーボン製のエアダクト付きフロントスポイラー、専用フロントシートなどをセットで装着。

 さらに軽量化のためにリアシートを撤去して2シーター化し、リアシート部分はキルティングクロスのマットに代えられました。

 なお、エンジンスペックはピュアエディションから変わりありません。

 For TRACK PACKはすでに廃止されており、現在はサーキット走行を楽しむユーザー向けのグレードとして「GT-R Track edition engineered by NISMO」や、よりハードにチューニングされた「GT-R NISMO」が設定されていますが、どちらも4シーターのままです。

●アルファ・ロメオ「ジュリア GTAm」

 最後に紹介するのは輸入車で、しかも4ドアセダンながら2シーター化されたアルファ・ロメオ「ジュリア GTAm」です。

 2017年に発売されたジュリアはミドルクラスのFRスポーツセダンで、高性能モデルとして「ジュリア 2.9 V6 BI-TURBO クアドリフォリオ」がラインナップされていますが、2020年にアルファ・ロメオ創立110年を記念した特別なハイパフォーマンスカー「ジュリアGTA/GTAm」が発表されました。

 なおGTAmの「m」は「モデファイド」を表しています。

 ジュリアGTA/GTAmはクアドリフォリオをベースに最高出力540馬力を誇る2.9リッターV型6気筒エンジンを搭載し、超軽量素材の広範囲な使用によって約100kgもの軽量化を達成。パワーウエイトレシオはレーシングカー並の2.81kg/psを実現しました。

 外観ではF1のコンストラクターであるザウバーエンジニアリングが開発したエアロキットが装着され、前後のトレッドを50mm拡大してワイドフェンダー化。

 ほかにもリアのカーボン製ディフューザーと一体となったアクラポヴィッチ製のチタンエキゾーストや、20インチのセンターロックホイールが装着されるなど、走りに対応した実用的かつ迫力あるモディファイが施されています。

 さらにジュリアGTAmについては2シーター化し、室内にはロールケージと6点式シートベルトが装備され、リアシートにあたる場所にはヘルメットと消火器を格納するためのスペースが設けられました。

 ジュリアGTA/GTAmは2021年に日本でも期間限定で受注販売され、当時の価格(消費税込)はGTAが2064万円、GTAmが2198万円と、ひと昔前のスーパーカー並みでした。

※ ※ ※

 今回紹介した3車種と同様に、走行性能向上のため2シーター化されたモデルはほかにも存在します。

 たとえば、国産車ではマツダ「RX-7 スピリットR タイプA」、海外モデルではアバルト「695 ビポスト」、ポルシェ「911 GT3」、フォード「マスタング シェルビーGT350R」、ジャガー「XE SVプロジェクト8」など、探してみると意外と多くのモデルが販売されてきました。

 また、商用車として2シーター化しているケースも国内外のモデルで散見され、走りの性能を追求するだけでなく、実用車という側面もあります。

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