あらゆる面で進化した新生「スカウト」
ポラリスジャパンは、米国最古のバイクブランド「インディアンモーターサイクル」の新型「Scout(スカウト)」シリーズ5車種(Scout Bobber/スカウトボバー、Sport Scout/スポーツスカウト、Scout Classic/スカウトクラシック、Super Scout/スーパースカウト、101 Scout/101スカウト)の5の予約を開始しました。
【画像】インディアンモーターサイクル新生スカウトのハイエンドモデル「Scout 101」を画像で見る(15枚)
1920年代に登場したインディアンを代表するモデル「Scout」の名を現代に引き継ぐ同シリーズは、2015年モデル時に復活をとげたクルーザーモデルです。
最新モデルでは、新設計のスチールフレーム、クレイモデルで入念に作り上げた外装類を採用することで、1919年に発売された初代スカウトのスタイルを現代的な解釈で再現。
車体と同じく新開発された排気量1250ccのスピードプラス1250Vツインエンジン(ハイエンドモデルの101 Scoutでは最高出力111馬力、最大トルク109Nm。その他のスカウトは105馬力に設定)を搭載することで、トルクフルでパワフルな加速を実現しています。
なお、シリーズ中で最もスポーティな101スカウトは、排気量750ccクラスのVツインエンジンを搭載し、1928年発売に発売された同名・高性能モデルが起源となっており、電子制御や調整可能なサスペンション、ブレンボ製ブレーキシステムなどを採用することで走行性能がアップデートされています。
また、101 Scout、Super Scoutを除く3モデルにはスタンダード(ABS、新型スイッチ、LEDヘッドライト、大容量バッテリー、燃料ゲージ)、リミテッド・トリム(スタンダードにプラスしてプレミアムエンブレム、クルーズコントロール、トラクションコントロール、ライドモード選択機能、USB充電器付)、リミテッド+テック・トリム(リミテッドにプラスして4インチディスプレイ、キーレスイグニッション、プッシュボタンスタート付)の3つのグレードが用意されています。
それぞれのモデルの特徴は?
それではここからは全面刷新した新型モデルそれぞれの特徴についてお送りしていきます。
■「Scout Bobber」
足回りやエンジン、マフラーがブラックアウトされ、短く切り詰められたボバー・フェンダーとヘッドライトナセルを装備。ソロシートやシリーズ唯一のローダウンサスペンション、バーエンドミラーを備えることでアグレッシブなスタイルとされています。価格(以下すべて消費税10%込)196万円~
■「Sport Scout」
スカウトの歴史にインスパイアされながら、現代のスタイルに合わせて再設計されたSport Scoutは、スタイリッシュなグロスブラックの6インチハンドルライザー(ハンドルクランプ)や高さを抑えたハンドルバー、ホールド性に優れたシートを装備。スタイリッシュな外観と防風効果を高めるクオーターフェアリングや俊敏なハンドリングを生み出す19インチのフロントホイールも搭載されています。価格 202万円~
■「Super Scout」
Scout史上最大サイズのサドルバッグ、ワイヤースポークホイール、ウインドシールド、パッセンジャーピリオンパッドを標準装備するSuper Scoutは、76mmトラベルのサスペンションを搭載することで快適性を向上。プレミアムクローム仕上げと高品質の塗装により、Scoutの伝統から生まれた時代を超越したスタイリングをさらに際立たせています。価格 241万円
■「Scout Classic」
伝統にインスパイアされたデザインと、現代のアメリカン・クルーザー・ライダーのニーズが融合したScout Classicは、各部にクロームを施し、ワイヤースポークホイールや深さのある前後フェンダーを備える一台です。低めのシート高とリラックスしたポジションにより通勤からツーリングまで幅広いシーンで楽しむことができます。価格 201万円~
■「101 Scout」
1928年から1931年にかけて製造されたScout 101にインスパイアを受けた101 Scoutは、調整可能なピギーバックリアショック、倒立フロントフォーク、デュアルディスクブレンボブレーキシステムを装備した高性能モデルです。カスタムステッチの施されたガンファイタースタイルのソロシート、グロスブラックの150mmライザー(ハンドルクランプ)などでカスタム感が高められています。価格 268万円
※ ※ ※
なお、インディアンモーターサイクルの発表によると、将来的にはスカウトに6番目のモデルが追加される予定とのことです。
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みんなのコメント
フレームが鋼鉄フレームになって、乗り味どのくらい変わったのか、試乗車が待ち遠しいです。