現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ロールス・ロイスの新型ゴーストが日本デビュー。エクステンデッドも同時に発表

ここから本文です

ロールス・ロイスの新型ゴーストが日本デビュー。エクステンデッドも同時に発表

掲載 更新 3
ロールス・ロイスの新型ゴーストが日本デビュー。エクステンデッドも同時に発表

2020年10月5日、ロールス・ロイス モーターカーズは、9月1日に世界初公開された新型ゴーストとゴースト エクステンデッドを日本で発表した。(タイトル写真は、ロールス・ロイス モーターカーズ アジア太平洋地域のローズマリー・ミッチェル 広報マネージャー)

デザインコンセプトは「ポスト オピュレンス(脱贅沢)」
ゴーストはフラッグシップ サルーンのファントムに対して「ベビー・ロールス」とも呼ばれる、ひとまわり小さいサルーンだ。とはいえ、他メーカーのフルサイズ サルーンよりも大きい。初代は2009年に発売され、10年間の生産期間でロールス・ロイスの116年の歴史上で最も多くの販売台数を誇るモデルとなった。

●【くるま問答】ガソリンの給油口、はて? 右か左か、車内からでも一発で見分ける方法教えます(2020.01.21)

2020年9月1日にワールドプレミアされて2代目となった新型ゴーストは、ゼロからデザイン・開発・製作され、初代ゴーストから受け継いだコンポーネントは、ボンネット上のスピリット オブ エクスタシー(マスコット)とアンブレラ(傘)だけだという。

パッと見のスタイリングは初代と大きく変わらないが、サイズ的には約9cm長く、約3cm幅広く、約2cm高くなっている。ホイールベースは同じだ。デザインコンセプトは「ポスト オピュレンス(脱贅沢)」と名づけられ、これ見よがしな表現ではなく、素材の本質的な価値を求めるムーブメントだ。

アルミニウム製のボディは手作業で溶接され、1枚の帆布のような滑らかなフォルムを描いている。フロントのパルテノングリルは頂部の下に20個のLEDが配されて、内側のバーを淡く照らす。ドアは伝統の観音開きが踏襲され、開ける際にもパワーアシストされる。リアサイドドアにはアンブレラが収納されている。

インテリアは上質のレザー/ウッド/メタルがふんだんに採用され、ルーフの内張りに星空を再現する「スターライト ヘッドライナー」も設定されている。もちろん、この手のクルマであるからカラー パーソナライゼーションをはじめとしたビスポークで、自分だけの1台を創り上げることができる。

パワートレーンは6.75LのV12ツインターボで、最高出力は571ps、最大トルクは850Nmを発生する。しかも最大トルクはアイドリングより600rpmしか高くない1600rpmで発生する。駆動方式は4WDで、4WS(後輪操舵)も採用している。ファントムやカリナンにも採用されているアルミニウム製スペースフレーム アーキテクチャーも採用され、世界初のプラナー サスペンションによって、ロールス・ロイス伝統の「マジック カーペット ライド(魔法のじゅうたんのような乗り心地)」は、さらに進化している。

照射距離600m以上を誇るLED/レーザー ヘッドライト、昼夜を問わず路上の歩行者などを検知して警告するビジョンアシスト、4カメラシステム、さまざまな先進運転支援システム、ヘッドアップディスプレイ、自動駐車システム、最新型ナビゲーション&エンターテインメントシステムなど、あらゆる安全&快適装備を満載している。

ゴーストには、全長とホイールベースを170mm延長した「エクステンデッド」も設定され、今回同時に日本デビューを果たしている。車両価格(税込)は、ゴーストが3590万円から、ゴースト エクステンデッドが4200万円からとなっている。

ロールス・ロイス ゴースト 主要諸元
●全長×全幅×全高:5545(5715)×2000×1570mm
●ホイールベース:3295mm(3465)
●車両重量:2540kg(2580)
●エンジン種類:V12 DOHCツインターボ
●排気量:6.75L
●最高出力:420kW<571ps>/5000rpm
●最大トルク:850Nm<86.7kgm>/1600-4250rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●最高速度:250km/h(リミッター)
●0→100km/h加速:4.8秒
●0→400m加速:9.9秒
●EU複合燃費:12.3km/L
●タイヤサイズ:255/40R21
●車両価格<税込み>:3590万円~(4200万円~)
(カッコ内はエクステンデッド)

[ アルバム : ロールス・ロイス 新型ゴースト はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

上質な乗り心地が最高! 軽二輪クラスのスクーター5選
上質な乗り心地が最高! 軽二輪クラスのスクーター5選
バイクのニュース
タイヤに記された「謎の印」の意味とは? 気になる「赤と黄色マーク」の“重要な役割”ってなに? 気づけば消えるけど問題ないのか?
タイヤに記された「謎の印」の意味とは? 気になる「赤と黄色マーク」の“重要な役割”ってなに? 気づけば消えるけど問題ないのか?
くるまのニュース
メルセデス・ベンツの新世代4名乗りオープンカーのCLEカブリオレに高性能バージョンの「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」を設定
メルセデス・ベンツの新世代4名乗りオープンカーのCLEカブリオレに高性能バージョンの「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」を設定
カー・アンド・ドライバー
アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
motorsport.com 日本版
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
くるまのニュース
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
くるまのニュース
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
バイクのニュース
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
レスポンス
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
モーサイ
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
カー・アンド・ドライバー
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
AutoBild Japan
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
くるまのニュース
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
レスポンス
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
VAGUE
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
WEB CARTOP
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
くるまのニュース
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
バイクのニュース
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
レスポンス

みんなのコメント

3件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3722.04349.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1098.04780.0万円

中古車を検索
ゴーストの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3722.04349.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1098.04780.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村