現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「スターロード渾身のS30Zを柳田春人が緊急試乗!」動力性能は当時のレースカーを遥かに凌ぐ!?

ここから本文です

「スターロード渾身のS30Zを柳田春人が緊急試乗!」動力性能は当時のレースカーを遥かに凌ぐ!?

掲載 1
「スターロード渾身のS30Zを柳田春人が緊急試乗!」動力性能は当時のレースカーを遥かに凌ぐ!?

エアコン&電動パワステ装備のL型フルチューン仕様

「Zの柳田」がベタ褒めする動力性能と快適性

“復活製作販売”をキーワードに、どこにも負けない本格的レストアとL型エンジンチューンに徹底的に拘ってきた“スターロード”。Z33純正のモンテレーブルーで美しく彩られたこのS30Zは、そんな老舗が腕を振るった最新スペックのオーナーカーだ。

光り輝くL型エンジンは、肉厚がある初期型のN42シリンダーブロックを軸に構築。1本キー溝加工や後端フランジ短縮加工を施したLD28クランクシャフト、ASW鍛造89φピストン&H断面コンロッドを組み込むことで、排気量は3.1Lまで高められている。シリンダーヘッドも作用角300度のハイカムの投入を軸に徹底チューンを施すことで、NAながら最高出力は320psに達しているというから恐れ入る。

キャブレターはφ44ソレックスで、フューエルデリバリーも美しく作り込まれる。排気系はステンレス製の48φ等長タコ足や80φマフラーが装着されており、回転を高めれば高めるほど官能的で刺激的なサウンドが楽しめる。

足回りは、スターロード謹製のフルタップ車高調キットでセットアップ。オリジナルホイールのグロースターは前後とも15インチで、フロント9.5Jマイナス37、リヤ10Jマイナス53という超ディープリム仕様だ。

インテリアはノーマルの雰囲気を残しながら、電動パワステやオリジナルエアコンキットなどを投入して快適性をアップデート。メーターはデフィのアドバンスBFに変更されているが、タコメーター部分には80φの外周リングをセットしているため、インストールに違和感は一切ない。ミッションはR32スカイライン純正5速仕様だ。

エクステリアは最新の『Fighter.2(ファイター2)』でフル武装。2022年発表のプロトタイプからフロント&リヤバンパーのデザインを改良し、そのラインに合わせてオーバーフェンダーを前作比で片側15mmナローとしている。

試乗インプレッションを担当したのは、「Zの柳田」の異名をとる伝説のレーシングドライバーにしてセントラル20代表の柳田春人氏。

「もっとガチガチの足をイメージしてたんだけど、結構ストロークがあって乗り心地も良いじゃない。何より感心したのはパワステ。当時には無かった電動式だけど、ワインディングでも違和感は皆無。R32スカイライン用の5速MTもフィーリングが良くて、仕上がりの良さに色んな意味で驚いたよ」。

「3.1Lエンジンのパワー感は、恐らく往年のレースカー以上なんじゃないかな。キャブ車にありがちなヒール&トゥをした時の息継ぎ感が無いのも流石で、時間を費やしてしっかりセッティングしていることが分かるよ。いつも乗せてもらっているニスモのZ(S30レースカー)よりも調子良いレベルだし、機会があれば是非サーキットで全開にしてみたい! スタイルこそS30だけど、快適性や動力性能は現行スポーツカー並みだよ」。

レース界の重鎮をも納得させる完成度。旧車の刺激を維持しながら、トラブルフリーで快適に乗り回せる。スターロードならではのノウハウが凝縮されたスーパーチューンドと言えるだろう。

●取材協力:スターロード 東京都江戸川区北小岩8-23-1 TEL:03-5668-5675

あわせて読みたい 「伝統的なジャジャ馬要素も魅力!?」Zの柳田ひきいる名門『セントラル20』もRZ34チューンに着手!

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「すごい衝突事故…」 東富士五湖道路が一時「上下線通行止め!」 ミニバンが「横向き」で“全車線”ふさぐ… 富士吉田で国道も渋滞発生中
「すごい衝突事故…」 東富士五湖道路が一時「上下線通行止め!」 ミニバンが「横向き」で“全車線”ふさぐ… 富士吉田で国道も渋滞発生中
くるまのニュース
「GT-R」の技術が注ぎ込まれたV6ツインターボ搭載、日産『パトロール』新型が中東デビュー
「GT-R」の技術が注ぎ込まれたV6ツインターボ搭載、日産『パトロール』新型が中東デビュー
レスポンス
「アルピーヌA110RGT」が初のヨーロッパラウンド以外となるラリージャパン2024に参戦!
「アルピーヌA110RGT」が初のヨーロッパラウンド以外となるラリージャパン2024に参戦!
LE VOLANT CARSMEET WEB
バイクニュース今週のダイジェスト(11/18~22)
バイクニュース今週のダイジェスト(11/18~22)
バイクブロス
超クラシック! ホンダが新型「ロードスポーツ」発表で反響多数! ロー&ワイドの「旧車デザイン」に「スタイル最高」の声! 女性にも人気らしい新型「GB350 C」が話題に
超クラシック! ホンダが新型「ロードスポーツ」発表で反響多数! ロー&ワイドの「旧車デザイン」に「スタイル最高」の声! 女性にも人気らしい新型「GB350 C」が話題に
くるまのニュース
タイヤに記された「謎の印」の意味とは? 気になる「赤と黄色マーク」の“重要な役割”ってなに? 気づけば消えるけど問題ないのか?
タイヤに記された「謎の印」の意味とは? 気になる「赤と黄色マーク」の“重要な役割”ってなに? 気づけば消えるけど問題ないのか?
くるまのニュース
上質な乗り心地が最高! 軽二輪クラスのスクーター5選
上質な乗り心地が最高! 軽二輪クラスのスクーター5選
バイクのニュース
メルセデス・ベンツの新世代4名乗りオープンカーのCLEカブリオレに高性能バージョンの「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」を設定
メルセデス・ベンツの新世代4名乗りオープンカーのCLEカブリオレに高性能バージョンの「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」を設定
カー・アンド・ドライバー
アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
motorsport.com 日本版
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
くるまのニュース
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
くるまのニュース
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
バイクのニュース
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
レスポンス
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
モーサイ
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
カー・アンド・ドライバー
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
AutoBild Japan
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
くるまのニュース
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
レスポンス

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

456.9948.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.02050.0万円

中古車を検索
スカイラインの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

456.9948.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.02050.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村