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ダイハツ「ハイゼット ジャンボ」のアクセントは「モモタロウ」! カラーに負けないカスタムにも注目です

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ダイハツ「ハイゼット ジャンボ」のアクセントは「モモタロウ」! カラーに負けないカスタムにも注目です

シャコアゲブームだが往年の定番「ヤン車」も根強い人気

2023年6月11日に開催された「KING OF K-CAR Meeting」には、個性的にカスタムされた軽自動車が多数集結。そのなかでも、派手なカラーコーデで注目を集めていたダイハツ「ハイゼットジャンボ」を紹介します。

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差し色のピンクはモモタロウ!? 女子力高めのカラーコーデ

アウトドアブームの盛り上がりでシャコアゲの波が押し寄せる現在の軽トラ界だが、フルエアロを巻き、車高をベタベタに落としたいわゆる「ヤン車」仕様も依然として人気が高い。最近では「クレイジーでCOOL」と海外での人気もジワジワ高まっているそう。

Kカーミーティングでもその王道の昭和スタイルは健在で、複数台が参戦。そのなかでも「もしかしてハロー・キティ好き!?」と思わず問いたくなるピンクとホワイトに彩られた500系ハイゼットジャンボのオーナーを直撃した。

「エアロは装着したいけど、シンプルにまとめたい。そんな思いからラメ入りの白(ホワイトにフレーク)をベースにするのは決まっていたのですが、全塗装していくなかで『何か差し色を入れたいな』と思って選んだのが210系トヨタ クラウンのピンク(編集部注:このカラーの正式な名称はモモタロウ)。最初は少しだけ、と思っていたんですが、気が付いたらピンクが多めに。室内に至ってはあちこちピンクだらけになっちゃいましたね」

と笑うのは、オーナーのカズボンさん。クルマは女子力高めだが、オーナーは男性という意外性もおもしろい。

ハート型のテールパイプが7本並ぶキュートなリアビュー

エクステリアは翔プロデュース(以下、翔プロ)のフルエアロをチョイス。オーバーフェンダーも翔プロだが、フロントは200系「ハイゼット」、リアは「キャリイ」用を加工流用して個性を演出する。フロントは3本の太目なラインが組み合わされたメッキグリルにESBのボンネットをプラス。流行のバッドフェイスだが、あえてプレスラインを消すことでスッキリ見せているのがポイントだ。

リアはトノカバーの裏、ラゲッジスペースともにピンクで塗装。長時間見ていると目がチカチカしそうだ。アオリ部分に縞板を貼ることでアクセントに。ボディサイドにエアロを装着したことで、交換が面倒になるからとバッテリーを移設している。

筆者が注目したのはセンターに大径、そして、左右振り分けで3つずつの小径が並ぶテールパイプ。すべてダミーではないところもこだわりとのこと。可変バルブを装着し、近所から苦情が出ないように配慮しているのも今どきだ。

足もとは翔プロの車高調キットとダウンブロックでスマートにローダウン。ホイールは懐かしのワークのエクイップ03をインストールし、ヤン車スタイルとの相性もバッチリだ。

ショーカーではなく働くクルマとして日々活躍中!

インテリアはピンクとブラックで統一。鉄板剥き出しの部分、ダッシュボード、ドアトリムなどは一部ピンクに塗装している。ピンクのシートカバー、フロアマットは特注品だ。ルーフライニングはカーボン地にピンクのステッチを入れるなどこだわる。さらにメーターまわりはスワロフスキーでデコるなど、華やかな雰囲気だ。また、ステアリングを「タントカスタム」用に交換して質感を高めるなど、じつにセンスよくまとまっている。

太陽が当たるとフレークがキラキラと輝き、飛び抜けた存在感で会場を魅了したカズボンさんのハイゼットジャンボ。これだけ目立つのだからイベント専用のショーカーと思いきや、普段もこのクルマで仕事場に行っているとのこと。

「これを作った7年前はKトラのカスタムは少なかったですが、最近はすごく増えました。レベルも上がってきたので、さらなる一手を考えたい」

と気合いも十分。次はどのようなカスタムで驚かせてくれるのか? カズボンさんの創作活動の成果を楽しみにしたい。

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