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新型ハリアーがキープコンセプトながら伝統を絶った意外なポイント3つ

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新型ハリアーがキープコンセプトながら伝統を絶った意外なポイント3つ

・伝統の鷹エンブレムからトヨタ・マークに変わる
トヨタから新型「ハリアー」が発表された。発売は2020年6月ということで、燃費性能とメーカー希望小売価格は未公表となっているが、グレード構成は公開されているし、2.0Lガソリンエンジンと2.5Lハイブリッドというパワートレインなどのメカニズムも隠すことなく、スタイリングについても内外装ともオープンになっている。

一目でキープコンセプトと感じる新型ハリアーだが、公開されている画像を見ていくと意外なポイントで伝統を断ち、新しいチャレンジをしている部分がある。ここでは、エクステリア・インテリア・メカニズムと3つのカテゴリーから、生まれ変わったハリアーのポイントを紹介しよう。

1つ目、フロントマスクで気付くのはエンブレムだ。縦桟意匠のグリルは初代からの伝統だが、その中央に置かれるエンブレムがトヨタ・エンブレムとなっているのだ。ハリアーといえば独自の「鷹エンブレム」を初代から3代目まで使っていたが、ついにその伝統がついえてしまった。とはいえ、スタイリングでは間違いなくハリアーと認識できるものであり、独自エンブレムを止めたからといってハリアーのキャラクターが変わってしまったというわけではない。

・インパネシフトから一般的なコンソールシフトに
2つ目はインテリア。歴代ハリアーといえばインパネシフトが特徴だったが、4代目モデルのシフトレバーはオーソドックスにセンターコンソールに置かれているように見える。見方によってはセンターコンソールがフローティングしているようにも感じられ、インパネシフトから発展した新しい表現という風に理解するユーザーもいるかもしれない。歴代モデルと比べても圧倒的に大きな、12.3インチのワイドディスプレイが浮かび上がるように配置されたコクピットのムードも印象的だ。

・ハイブリッドにFFモデルを初めて設定
3つ目のメカニズムは、歴代初となるハイブリッドへのFF(前輪駆動)設定だ。2代目の途中でハイブリッドを設定して以来、3代目でもハリアーハイブリッドはフロントをエンジンとモーターで駆動、リアはモーターのみで駆動するという「E-Four」を採用しており、それはSUVとしてのこだわりとなっていた。しかし、新型ハリアーではハイブリッドにFFを用意した。都市型SUVとしては4WDにこだわる必要がないということであろうし、実際、FFにしたほうが燃費性能でも有利なはず。もちろん価格面でも手が届きやすくなることが期待できる。

2.5Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドは、それぞれの出力をミックスしたシステム最高出力という数値も公表されているが、FFが160kW(218PS)なのに対して4WDは163kW(222PS)となっている。このスペックはアーキテクチャを共通とするRAV4と同じだ。ちなみに、RAV4ハイブリッドの燃費性能はWLTCモードでFFが21.4km/L、4WDが20.6km/L。装備が充実しているぶんハリアーのほうが若干重くなっているが、同等レベルの燃費性能となることだろう。

文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)

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みんなのコメント

66件
  • 現実に買うかどうかを別にすれば、なかなか魅力的で良い出来だと思いますよ。
    ただ、イメージカラーの黒しか見れないので、他の色も見せてくれないとあまり実感がわかないですけどね。
    現実的には、やっぱりデカいし高いし、燃費もクラス的には良いだろうけど、絶対値では庶民的じゃないから、本当に買うなら、庶民はどうしてもコンパクトベースになっちゃいますよね。
  • スピンドルグリルに替えたらレクサスと見分けがつかん。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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