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8年ぶり全面刷新! トヨタ新型「タコマ」世界初公開! MT&ド迫力”冒険”仕様もアリの「大型モデル」米で発表

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8年ぶり全面刷新! トヨタ新型「タコマ」世界初公開! MT&ド迫力”冒険”仕様もアリの「大型モデル」米で発表

■トヨタ新型「タコマ」世界初公開

 2023年5月18日、トヨタの米国法人は、ピックアップトラックのトヨタ新型「タコマ」を世界初公開しました。

【画像】超ゴツカッコイイ! トヨタ新型「タコマ」を画像で見る(126枚)

 トヨタ「タコマ」は、1995年に発売されたミッドサイズピックアップトラックです。発売当初はトヨタ「ハイラックス」の北米仕様という位置づけでしたが、2005年発売の2代目からは、新興国向けとなったハイラックスとは違い、タコマ独自のプラットフォームを採用、日本国内では類似車種のない海外専売車種へと変化しました。

 今回発表された新型タコマのボディサイズは明示されていませんが、先代モデルで、ボディサイズは全長5392-5728mm×全幅1890-1910mm×全高1793mmと、北米で展開されるフルサイズピックアップトラック「タンドラ」と、日本国内で展開されるハイラックスの中間となるミドルサイズピックアップトラックの位置づけです。

 新型タコマは、カリフォルニア州ニューポートビーチとミシガン州アナーバーにあるトヨタの北米拠点であるCALTYデザインセンターがデザインを担当し、「Badass Adventure Machine(直訳は“ヤバいアドベンチャーマシン”)」というテーマに焦点を当て開発されているといいます。

 そのエクステリアは、先代モデルよりもさらに角張った存在感の強いデザイン。スキッドプレート風のフロントバンパーや、純正とは思えないほど張り出したワイドフェンダーが、アドベンチャーマシンらしい力強さを強調しています。

 インテリアも、エクステリア同様に直線を多用したタフな仕上がりで、助手席前方に配された大きめの「TACOMA」文字ロゴが目を引きます。

 プラットフォームには、タンドラおよび「セコイア」と共通のTNGA-Fグローバルトラックプラットフォームを採用。タンドラと同様、高張力鋼がシャーシ全体に使用されており先代モデルよりも剛性が向上し、上部ボディにはアルミニウムが使用され重量が軽減されています。

 また、新型タコマにはこれまで同様、4ドアのダブルキャブと、2ドアのエクストラキャブの2種類のキャブスタイルが用意されています。

 パワートレインには、どのグレードでも2.4リッター直列4気筒ターボエンジンが採用されますが、ベースグレードとなる“SR”では最高出力228馬力・最大トルク329Nmを発揮、そのほかのグレードでは最高出力278馬力・最大トルク429Nmを発揮します。

 さらに、上位グレードとなるTRD スポーツ、TRD オフロード、リミテッドでは、このエンジンに最高出力48馬力のモーターをプラスしたハイブリッドシステム「i-FORCE MAX」が採用されます。

システムの最高出力は326馬力、最大トルク630Nm。従来型のV型6気筒エンジンに対し約2倍の最大トルクを発揮するなど、高い動力性能と環境性能を兼ね備えたものとなっています。

 

 これらに組み合わされるトランスミッションは、純ガソリンエンジン搭載モデルで8速ATもしくは6速MTが選択可能、ハイブリッドモデルでは8速ATのみです。

 後輪駆動モデルには、オートLSDが装備されており、四輪駆動モデルには高/低レンジの電子制御2速トランスファー ケースとアクティブトラクションコントロールが装備されています。

 グレード展開は、SR、SR5、TRD PreRunner、TRD Sport、TRD Off Road、Limited、TRD Pro、そして本格オーバーランダー仕様となるトレイルハンターの全7グレード。

 ボディカラーは「スーパーソニック レッド」「ブルー クラッシュ メタリック」「アンダーグラウンド」「ウィンド チル パール」「ソーラー オクタン」「セレスティアル シルバー メタリック」「ブラック」「アイス キャップ」「ブロンズ オキサイド」といった、多数の選択肢が用意されます。

 新型タコマについて、トヨタ北米法人で副社長兼ゼネラルマネージャーを務めるデイブ・クライスト氏は、以下のようにコメントしています。

「オフロード性能をさらに高め、お客様が期待する品質、耐久性、信頼性を備え、すべてのオーナーに向けた多くのオプションを備えた新型タコマは、今年後半に登場するミッドサイズピックアップ購入者のトップ選択肢であり続けることを確信しています」

 新型タコマは今年後半に発売予定で、ハイブリッドモデルは2024年初めに登場する予定です。価格は、発売日前に発表されます。

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みんなのコメント

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  • これでミドルサイズか。アメリカでっかいな
  • こういうのは車検が無かったり、自分で整備する文化の有るアメリカではいいけど日本の様にやたら法律が厳しかったり整備は人任せ文化の日本では後々高く付きますし、こういうのを専門に扱う店以外だとなかなか受けてもらえないですよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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